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水面を自在に歩く忍者のような鳥
真夏の掛川花鳥園 in 2012編・第6回


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「忍び足」


「掛川花鳥園」で最も広いスペースを占めるのが「スイレンプール」のエリア。
このプールには様々な種類の色鮮やかな「熱帯スイレン」が咲き誇り、
時折その上空を七色の羽毛をまとった「コガネメキシコインコ」が飛び交い、来場者の目を楽しませてくれます。

このプールは3つあるのですが、奥にあるプールの手前に「ふれあいフィッシュ」のコーナーができていました。
3年前の2009年春に新設されたものだそうで、特設のプールに手や足を入れると小さい魚が寄ってきてツンツンとつついてきます。
皮膚の表面にある「角質層」をついばんでるので、ちょっとくすぐったいくらいの感覚なんだとか。
ここにいるのは一般に「ドクターフィッシュ」と呼ばれる「ガラ・ルファ」ではなく、「ティラピア」の稚魚とのことですが、
同じような行動をするんですね。

さて、今回の主役はその奥にある「スイレンプール」にいる鳥です。
大きなプールの中に2羽しかいないので見つけるのは難しいかもしれませんが・・・・・。
よ~く観察していると、時折水面を自由に歩く茶色の鳥を見つけることができるはずです。
でも、いったいどうやって水面を歩いているのでしょうか?


表紙の写真は、となりの「エボシドリとヘラサギの広場」にいる「アフリカレンカク」です。
本来なら「スイレンプール」のエリアにいるのですが、おそらくこの子は若鳥で
巣立ち後に親元を離れてこちらに移されてきたものと思われ。
水面を歩くことはありませんが、すっかりこちらのエリアになじんでマイペースで過ごしている感じでした。


掛川花鳥園公式サイト
ドクターフィッシュ@Wiki
ティラピア@Wiki

※これまでの「花鳥園」訪問記は、画面右の「カテゴリ」にある「花鳥園」からご覧いただけます。


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両足をついた状態を真正面から。
体の大きさとくらべたとき、異常なほど長い足の指に注目。
バランスを考えるとこの半分程度の長さで十分な感じがしますよね。
でも、この指の長さが重要な役割を果たすんです。


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こちらは「スイレンプール」にいる2羽のうちの1羽。
こちらに来て初めて出会った頃は警戒心がとても強く、プールの縁を歩いている姿は見られませんでした。
でも今はずいぶん慣れたようで、170mmでこの姿を撮ることができました。
さすがに手が届くレベルまでは近づけませんけどね~(笑)


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「レンカク、水面に立つ!」 の図。
これが水面に立ったり、歩いたりする秘密です。

「なぁ~んだ~、葉っぱの上に立ってるからじゃ~ん。」

そう思われるかもしれませんね(^^;
でもこの鳥は異常なほど長い足指のおかげで体重が分散されるので、
ちょっとやそっとじゃ葉っぱが沈むどころか少しもへこむことなくこの姿勢を保つことができるんですね。


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こちらは「オオオニバス」の葉に乗ったところ。
元々「ニンゲン」の子どもが乗っても沈まないくらい浮力の強さを持つ植物。
なので「レンカク」にしてみればまるで下からコンクリートの柱で支えられているような安定感なんでしょうね。
あまりに安定しすぎて水面に写る自分の姿を眺めてしまう余裕も・・・・・(嘘)


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ちょっと引いてツーショット。
この2羽はつがいかな?

この種は「一妻多夫」で、オスが抱卵から子育てをします。
ヒナが小さいうちは葉っぱの上を移動するのが難しいので、翼の間でヒナを抱えて移動するんですよ。
一時期は毎年のようにその様子が見られたんですが、今年はどうなのかな?


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顔をカキカキ。
なぜか、どの鳥でもつい撮ってしまうこのシーン。
足の指が長いのでちょっとやりづらそうですが(^^;


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キリッっと「図鑑風写真」も。


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繰り返しになりますが、以前は警戒心が強くなかなか近くで撮るのが難しくて
たまたま近くに来てもすぐに離れていってしまったものです。

でも今回は大分慣れたのか、かなり近くまで近づいてくれました。
200mm弱のノートリでここまでアップにできたのは初めてです。
さすがに子育て中だったらムリでしょうけどね(笑)


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最後はプールサイドに立ったところを。
いずれは手からごはんを食べてくれるときが来るのかなぁ?
ん~、でもやっぱりあのかわいい「けだまぁず☆」が見たい!!


すべて D700+VR70-200mmF2.8G+TC-14EⅡ


2009年に「アフリカレンカク」の子育て、けだまぁず☆を撮影した時の記事はこちら。
08月31日の記事 子育ては父の役目
09月04日の記事 これだけ成長!


次回は、エボシドリの仲間たちです。
by sampo_katze | 2012-08-28 20:50 | 花鳥園 | Comments(0)


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