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Day3-2 門司港レトロをめぐる
蜜蜂的九州周遊ポタ in 2012夏編・第7回


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「かつての九州の玄関口」


「小倉駅」近くの宿を出てから「国道199号線」経由で約11km。
脇道に入ったり寄り道したりで実際に走った距離はもう少し長いですが、何はともあれ最初の目的地「門司港駅」に到着です。
前回も書きましたが、「国道199号線」は「本州」へと通じるメインルートにあるためか交通量が非常に多い!
やむなく歩道を走ることもありましたが、一部の区間は舗装はしてあるもののかなり凸凹しているところもあり走りにくかったです。
でもまぁ急ぐ旅ではないので、文句を言いながらも走ってしまいましたが(笑)

ここ「門司港レトロ地区」は過去2~3回訪ねているんですが、自転車で訪ねるのはこれが初めて。
「Brompton」で1度走ってみたいと思っていた場所の1つです。
エリアとしては徒歩でも十分めぐることができるんですが、やはり機動力がちがいますからね。


表紙の写真は、この地区の顔ともいうべき「門司港駅」の駅舎です。
1914年(大正3年)1月に建設された「ネオ・ルネッサンス様式」の駅舎で、駅舎として初めて「国重要文化財」に指定されました。
でも築100年近く経過していて老朽化など諸問題が発生していることから、来たる9月28日をもって営業を一時終了。
翌29日より仮駅舎に移行の上、全面改修工事を実施することになったそう。
このことはこの記事を書いているときに知りましたが、もう少し訪ねるのが遅かったら見られなかったんですね(汗)
折りしも同じ年に落成した「東京駅」はこれと入れ替わるかのように10月1日に復原工事が完了、グランドオープンします。
なんだか運命的なつながりを感じてしまいました。
なお、「門司港駅」の工事完成は6年後の2018年3月と予定されています。


門司港レトロインフォメーション
門司港レトロ@Wiki
門司港駅@Wiki


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「門司港駅」の駅前には噴水があります。
そこではちかくの幼稚園かな?の園児たちが水とたわむれていました。
この日もかなりの暑さでしたからね☆

わたしも「小倉」から走ってきたので、正直この仲間に入りたかったんですが・・・・・。
オトナですからここは自重(当たり前!)して、代わりに木陰のベンチでクールダウンしました。
でも、ほんとうらやましかったな~(^^;

余談ですが、かつてこの場所は駅前によくある「ロータリー」になっていて
「バス」「タクシー」の乗り場があったんですが、
「レトロ地区」化に合わせて現在のように改装したんだそうです。


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さて、一休みしたら町めぐりに出かけます。
まずは駅前、「国道198号線」をはさんだ向かいにある「旧門司三井倶楽部」
1921年(大正10年)に建てられたもので、名前にあるとおり「三井物産門司支社」の社交クラブだったそう。
その後1949年(昭和24年)から「国鉄」「門鉄会館」として利用されましたが、「分割民営化」などにともない
1987年(同62年)「国鉄清算事業団」に移管され、その後「北九州市」へと無償で譲渡されました。
元々はここから約1kmほど東の山あいにある「北九州市門司区谷町」にありましたが、「レトロ地区」の再開発に伴いここに移築され現在に至ります。

現在は1階にレストラン「三井倶楽部」があり、「ふく」(ふぐ)を使った料理や洋食などが味わえます。
ご当地名物の「焼きカレー」もメニューに加わったようですよ。
2階は「門司港」近くにある「小森江」出身(諸説あり)の作家「林芙美子」にちなんだ「林芙美子資料室」
および1922年(大正11年)に「アインシュタイン」が滞在した部屋をそのまま展示している「アインシュタインメモリアルルーム」があります。

三井倶楽部
北九州市旧門司三井倶楽部@Wiki


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こちらは海側から見たところ。
右手前にある平屋の瓦葺きの建物は倉庫などとして使われていたようです。


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「旧門司三井倶楽部」のとなりにはレンガ造りの「旧大阪商船」があります。
こちらも「北九州市」の所有です。
明るくて鮮やかなオレンジ色のレンガが目を引きますね。
右側にそびえる塔もこの建物のシンボル的存在です。

「北九州市 旧大阪商船 (大正6年建築 1917)
 旧大阪商船(株)の門司支店として建築され設計者は、河合幾次。
 この建物は木造二階建(一部レンガ型枠コンクリート造)で、屋根に設けられた大きなアーチを配した隅角部の窓と、
 その上部の八角型の塔屋はドイツ・オーストリアで開花したゼツェシオンの影響を受けたと言われている。
 当時としては、化粧レンガの色鮮やかさとヨーロッパ風の塔屋を持ったこの建物は、他を寄せ付けない
 門司港の象徴的な建物であった。」

※案内板より引用、以下同じ

北九州市旧大阪商船@Wiki


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「門司港」全体を見渡せる南東側に出ます。
右手には1999年(平成11年)1月に竣工した「門司港レトロハイマート」が高くそびえ、圧倒的な存在感を示しています。
これ、実は「高層マンション」なんだそう。
当初は15階建ての予定だったのが、諸事情により(詳細は省きます)幅を半分・高さを2倍の30階建てにして建設されました。
また最上階(31階)は市が買い取り、「門司港レトロ展望室」として営業しています(22:00まで)。
この建物については賛否両論あるようですが、個人的にはいいアクセントになっているような感じがします。

その手前には「旧門司税関庁舎」「北九州市立国際友好記念図書館」が並びます。
これらはまた後で。


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左に目を向けると先ほどの「旧門司三井倶楽部」、「旧大阪商船」、そして「門司港ホテル」があります。
「門司港ホテル」は1998年(平成10年)に建てられました。
1度はここに泊まって、この地区の夜景をゆっくり撮ってみたいですね(^^)

手前に係留されている「外輪船」は船尾に「ワーペンファンホールン」という名前がついています。
あとで調べてみると「オランダ村」「ハウステンボス」との間を結んでいた船だったんだそう。
現在は「北九州市」の所有で、イタリアンレストランが入っているようです。
お店の名前は不覚にも記録するのを忘れたため不明です(^^;

門司港ホテル


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干物の店「じじや」の向かいにある「バナナマンの像」
「門司港」は「バナナの叩き売り」の発祥の地だそうで、それにちなんだものと思われ。

右が元祖「愛と正義の使者バナナマン」、左は「エコと節電の使者バナナマン・ブラック」です。
「ブラック」は最近仲間入りしたのかな?
ちなみに同名のお笑い芸人「バナナマン」とは無関係だそうです。
でもせっかくこちらもコンビになったことだし、何らかのコラボがあってもいいような?(笑)

関門海峡じじやの干物


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港の北側に回って「旧門司税関庁舎」へ。

「旧門司税関庁舎
 門司港は、明治22年(1889年)の開港以来、九州の玄関口として、また神戸、横浜に並ぶ国際貿易の拠点として、
 近代日本の発展を支えてきた港です。街なかに残る数多くの歴史的建造物が往時の反映を物語っています。
 この建物は、明治45年(1912年)に門司税関庁舎として建てられ、15年間使われましたが、
 昭和2年(1927年)に税関の新庁舎が西海岸通り(現在の門司港湾合同庁舎地)に移されましたので、
 その後、民間に払い下げられ、事務所や倉庫などに使われていました。
 この「旧門司税関」は、赤レンガ造りの木骨構造で、ルネサンス様式の美を追求した極めて優れた建築物であり、
 しかも、明治、大正、昭和の門司港の変遷を見守ってきたシンボル的存在であったことから、北九州市が取得し、
 市民の憩える場所として平成6年(1994年)に修復しました。
 関門海峡の美しく雄大な自然の中で、数々の歴史を刻んできた赤レンガのたたずまいは、現在によみがえり、
 門司港レトロ施設の一つとして新たな歴史を刻もうとしています。」



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道の反対にあるのが「北九州市立国際友好記念図書館」
1階には「中国料理大連あかしあ」が入っています。

「北九州市立国際友好記念図書館
 古くから、門司港は、九州の玄関口として、また大陸貿易の拠点として栄え、特に大連市との間には
 重要な国際航路がありました。
 この国際友好記念図書館は、大連市と北九州市の友好都市締結15周年を記念して、両市の文学的・歴史的に
 意義のあるシンボルとなるように、大連市にある歴史的建造物を文献資料や実測調査を基に建設
 当時の近い形で複製建築しました。
 モデルとなる大連市の歴史的建造物は、1902年に東清鉄道汽船会社の事務所として建築され、
 1907年には大連倶楽部、1926年に日本橋図書館として利用され現在は集合住宅として使用されています。
 複製建築にあたり、外壁の石や煉瓦は、大連市で加工製作したものを使用しています。
 現地調査から完成までの長期にわたり、大連市の多くの方々のご協力を得た事をここに感謝いたします。
                                 1994年12月竣工」


中国料理大連あかしあ@食べログ


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「門司港レトロハイマート」の裏手に置かれていた路面電車。
「西鉄北九州線」で使われていた車両と思われます。

「ワンマン(ボギー)車100型
 長さ12.080m  幅2.280m
 高さ4.022m   重さ17.3t  定員70人

 昭和15年11月、新しく製作された10台のうちの1台です。
 流線型が採用され、前照灯が上部に埋め込まれていましたが、昭和36年、現在のように改造されました。
 また、昭和46年、初めてドアを自動化しました。
 昭和60年10月、西鉄北九州線の一部廃止に伴い100型車はすべて引退しました。」


西鉄北九州線
西鉄100形電車 (軌道・北九州線)
いずれも@Wiki


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せっかくなので「門司港レトロハイマート」の31階にある展望室へと上がります。
入場料は300円と格安☆
市営というのもあるのかな?
高さは103mあり、ここから270度の展望が楽しめます。

まずは海峡にかかる「関門橋」
1973年(昭和48年)に開通した橋長1068m、最大支間長712mの橋です。
これは同じく「北九州市」にある「若戸大橋」(橋長627m、最大支間長367m)大きく上回り、当時は日本最大の橋でした。
その10年後に「しまなみ海道」にある「因島大橋」が開業し、その座を明け渡しています。

関門橋@Wiki


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東側を見下ろすと「出光美術館」が。
その横を「門司港レトロ観光列車潮風号」が通過していきます。
2両の「客車」の前後に小さな「ディーゼル機関車」をつなげて運転してるんですね。

出光興産公式サイト
門司港レトロ観光列車
平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線@Wiki


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南は「門司港レトロ地区」
こうして見下ろすと、「レトロ地区」にある建物の独特な外観と相まってまるで箱庭のように見えます。
流行りの「ミニチュア効果」を使ってみたい風景の1つですね☆


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さて、昼ご飯はご当地発祥の名物「焼きカレー」を頂くことに。
「旧大阪商船」の向かいにある「キッチンポレポレ」に入ります。

ちょうどお昼時でしたが、カウンターが空いていたので入れました。
大人数だと少し待つ必要がありましたけどね。
ランチの定食も6品あり、地元の方の利用も多いようです。

「門司港発祥 焼きカレー
 かつて貿易港として栄えた門司港で昭和30年代に生まれたのが焼きカレー。
 諸説はいろいろとある中で、始まりは栄町商店街のとある喫茶店が、
 余ったカレーをグラタン風にして食べたのが最初といわれている。
 これが実に香ばしく、美味しく仕上がったことから店のメニューとして出したそうだ。
 現在では、門司港の色々な店で独自のアレンジを加えたバリエーション豊かな焼きカレーが味わえる。」


キッチンポレポレ@食べログ


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注文したのは「シーフード入り焼きカレー」
具は「エビ」、「ホタテ」、「イカ」、「ムール貝」。
その上にたっぷりのった「チーズ」に「プチトマト」がアクセントです。
めちゃくちゃ熱い!(笑)ですが、マイルドでコクのある味が絶妙☆
ルーは「化学合成添加物、化学調味料無添加。20種類のスパイスと香草を使った手作り」
(看板より略式引用)とのこと。

ランチタイムでもアルコール飲料や単品メニューがあるので、「焼きカレー」の前にちょっと一杯!
なんていう方にもいいかも?
わたしも暑かったので「・・・それと、ビールも☆」といきたかったんですが、自転車なので我慢です(^^;


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、九州北端の和布刈から関門トンネルを通り抜けます。
by sampo_katze | 2012-09-19 20:30 | Brompton+九州 | Comments(0)


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