蜜蜂的九州周遊ポタ in 2012夏編・第16回
![]() 「道の駅みずなし本陣ふかえ」から北へと走り、次の目的地の「島原城」へと向かいます。 「国道251号線」、通称「島原街道」を経由して約6km弱の道のりです。 ところで「みずなし本陣ふかえ」には「土石流被災家屋保存公園」が併設されています。 この地域は「水無川」沿いにあり、「普賢岳」噴火時には「火砕流」や「土石流」により大きな被害が出ました。 公園にはそのときに被災した家屋11棟(うち1棟は移築)が保存、展示されています。 ほかにも「火山学習館」と「大火砕流体験館」があり、ここでも噴火のことを学べます。 「雲仙岳災害記念館」と内容がかぶるかもしれませんので、どちらかに絞るのもいいかも? 以前ここを訪ねたときは「学習館」と「体験館」に入ったんですが、ずいぶん前のことなので(^^; さて道の駅からしばらく「国道251号線」を通りましたが、「国道57号線」と合流する交差点でそのまま直進。 そちらのほうが気持ち近そうに感じたので、市道を進みます。 そして城のすぐ南にある「大手広場交差点」から県道に入り、水路のある「武家屋敷」を目指します。 表紙の写真は、「武家屋敷」のすぐそばにある「島原第一中学校」の校門です。 木門に周囲を取り囲む石積み・白壁・瓦葺の壁、そして切り妻造の2階建ての建物。 一見するととても学校とは思えない雰囲気ですよね!? でも木門の右側にはこれまた板でできた看板があって、そこにしっかりと書かれていたのでまちがいありません(^^; 中の建物はともかくとして、外の壁は気になります。 学校創立のときに造られたものなのか、それとも元々あった「武家屋敷」のものをそのまま流用したものなのか? 残念ながら説明がないので不明なんですけどね。 blogram ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。 ![]() 道の中央に「水路」があるのが特徴で、長さは400mあります。 その両側には石積みされた壁が並びます。 沿道の屋敷のうち「山本邸」、「篠塚邸」、「鳥田邸」(とりた)の3邸が一般に開放されていて、内部を見学することができます。 また途中にある「無料休憩所」ではご当地名物の甘味「寒ざらし」が味わえますよ。 島原市役所武家屋敷売店@食べログ 白玉粉@Wiki ![]() かつて「床屋」だったことから「青い理髪館」と呼ばれる大正時代に建てられたものです。 現在はカフェとギャラリーになっています。 わたしの「Brompton」の色に似ているので、なんだか親近感がわいてきました(^^) 「青い理髪館ものがたり 日本がとても華やかだった大正時代、この建物は誕生しました。 関東大震災後の盛んに洋館が建てられて時期で、鮮やかな色のハイカラな建物は、さぞや街の人気者だったことでしょう。 戦後、東京で修行した人が床屋を開業し長い間皆に親しまれていましたが、 床屋の廃業後は住む人もなく建物の老朽化も進んでいました。 しかし、かつての風情を惜しむ声が多く、地元森岳商店街が街の活性化の一環として建物の再生に取り組むことになりました。 オリジナルに忠実にと最小限の改修を施された建物は、かつての青い色を取り戻し、往時の面影をたたえた仕上がりとなっております。 1階には喫茶とお菓子の店、2階は休憩室をかねたギャラリーとし、平成12年10月28日、「青い理髪館」として生まれ変わりました。」 青い理髪館 工房モモ ![]() これは西側にある小道から眺めたものです。 「島原城由来 この地は森岳といい、有馬晴信が本陣を構えて佐賀・龍造寺隆信軍を撃破したところです。 この瑞祥の地に、五条(奈良県)から入封した松倉重政が島原城を築きました。 一六一八年(元和四年)着工、四~七年の歳月を経て完成。 同時に島原城下町も整備したといいます。 破風を持たない層塔型層塗込の五層の天守閣を据える本丸。 北へ二の丸と三の丸を配置して、要所を三層櫓で固め、外郭は四キロにわたり矢狭間をもつ練塀で取囲みました。 四万石の大名には過分な城です。 ここに有馬氏時代からの海外貿易の利益と、松倉氏の新興大名としての意気込みが見られます。 以来、松倉氏・高力氏・松平氏・戸田氏・再び松平氏と四氏十九代の居城として輝きました。 その間、一六三七年(寛永十四年)島原の乱では一揆軍の猛攻をしのぎ、一七九二年(寛政四年)島原大変時には 打続く地震と足下を洗う大津波にも耐えてきました。 明治維新で廃城になり、払下げ・解体されましたが、島原市民の夢である御城復元への取り組みが長年続きました。 一九六四年(昭和三十九年)天守閣が復元するなど、次第に昔の面影を取り戻しつつあります。」 島原城 ![]() これは南東角にあたるところですね。 花の盛りのころはまさに華やかな雰囲気だったんでしょうけど、青々とした葉もまた一興。 こうして城の周りをぐるぐる巡っているのは、実は城の周囲のどこかに駐輪できるところがないものかと探していたため。 というのも城のすぐそばに駐車場があるんですが、その道のりが結構な急勾配なんです(^^; さすがに「Bro」に乗っていくのはキツイかな~?と思ったんです。 でも停めるところも別ルートもなさそうなので、あきらめて走って上ることにしました。 「走って」と書きましたが、まぁ歩くよりはちょっと速いという程度でしたが(苦笑) ![]() そこに上がるとオドロキの光景が! なんと「天守」の前が駐車場に! いや、駐車場に「天守」が建ってる!? どっちにしてもなんだかスゴー!!(爆) 下から見ると再建されたものとはいえなかなか立派なんですが、まさかこんなところに建っているとは思いもしませんでしたね。 いや過去に1度来たことがあるんですけど、すっかり忘れてました(^^; ![]() ここちよい風が吹き抜けるので、厳しい暑さをしばし忘れさせてくれます(嬉) こちらは東側の眺め。 左下の大きな門のような建物は「島原鉄道」の「島原駅」です。 その向こうは「熊本市」の西にそびえる「金峰山」(きんぽうざん)のようですね。 その右手には背の高い「入道雲」が見えます。 金峰山(熊本県)@Wiki ![]() 「島原湾」は鏡のように静かです。 ![]() 「平成新山」はその向こうに隠れて見えません。 ![]() そしてその東側から伸びる「七万石坂」(しちまんごくざか)を眺めます。 坂の先には先ほど天守の最上層から眺めた「島原駅」が。 ![]() この駅舎は1989年(平成元年)12月に竣工したもので「島原城大手門」をモチーフにしたものだそう。 なるほど、納得! 駅舎の正面には「島原の子守唄」をモチーフにした銅像が立っています。 これは「島原鉄道」の車両の側面にもイラストとして描かれているんですよ。 島鉄グループホームページ 島原駅@Wiki ![]() 「島原鉄道」はこの1つ先の「島原外港駅」までですが、構内に「車両基地」があるため当駅発着の列車が一部設定されています。 駅舎はちょっとレトロな感じですね。 開業は1913年(大正2年)9月24日とのことですが、その当時のものなのかは不明です。 でも、雰囲気からすると初代駅舎のようにも見えますけどね。 ![]() 出港後、離れていく「島原」の地をもう1度眺めます。 結局、最後まで「平成新山」のてっぺんには雲がかかったままでした。 あうぅ・・・・・(T∇T; そして30分の快適な海の旅はあっという間で、薄曇りの「熊本港」に入港。 帰りは途中から川沿いに走れる道があったのでそちらへ。 車はほとんど通らない平坦な道なので、市街地近くまで快適に走れました。 「鹿児島本線」の線路が見えてくる辺りで、草ぼうぼうのダートになっていたので道を外れましたけどね。 ちなみに「熊本フェリー」では市内への「バス」とのセット券も販売しています。 これを利用すると、フェリー乗り場前から「熊本駅」方面へのバスに乗り換えられるので便利ですよ。 わたしは自走するつもりだったので買いませんでしたが、もし天気が悪かったら利用していたでしょう。 今回のルート・全体図(走行距離:51.4km、航路部は除く) ![]() 島原エリアの拡大図 ![]() 「がまだすドーム」の周辺にはいくつか噴火災害の爪あとが残る場所が点在しているんですが、 どこに行くにも山に向かう方向にあり、つまり上り坂を進まなくてはなりません。 でもさすがに5日目で疲労も蓄積し、さらに追い討ちをかけるような猛暑! とてもじゃないですが、そのハードルをクリアすることはできませんでした・・・・・orz マップの下にちょこっと出ている青いラインがその証し。 少しだけがんばってみたんですけどね(^^; でも機会があればぜひ訪ねてみたいです。 ほかは今回訪ねたルートは海沿いにあることもあって、ほとんど平坦です。 アクセスも「長崎」からなら「諫早」(いさはや)まで特急で20分弱、そこから「島原鉄道」に乗り換えて約70分。 「熊本」からフェリーもあるので、意外と近いです。 「雲仙」は温泉地としても有名なところなので、ちょっと足を伸ばして1泊というのも一興ですね(^^) 雲仙観光協会 14、15枚目 PC画面キャプチャ ほかはすべて D700+24-120mmF4G/VR 次回は最終回、新幹線~飛行機と乗り継いで帰京します。
by sampo_katze
| 2012-10-09 20:45
| Brompton+九州
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