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男鹿・なまはげの里へ
青森津軽&秋田男鹿半島めぐりポタ編・第7回


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「早朝の青森ベイブリッジ 05:38」


明日から11月ですが、ここのブログではカレンダーを約2ヶ月戻して再び8月下旬のネタからスタートです。
季節感も何もないかもしれませんが、よろしくおつきあいください(^^;


翌8月26日(日)。
この日は「秋田県」の北西部に突き出す「男鹿半島」(おが)を訪ねます。
前日は「青森県」「津軽半島」を走ったので、2日連続の半島めぐりということになりますね。

前日は「青森駅」の近くに宿泊しました。
できればその日のうちに「秋田駅」まで移動したかったんですが。
本州最北端の駅「三厩駅」(みんまや)発の最終列車に乗ったとすると17:43発で、途中3駅で乗換えが必要。
しかも乗り換え時間はそれぞれ7分、5分、2分とまさに綱渡り状態!
身一つの身軽な旅ならそれでもいいんでしょうけど、「Brompton」を連れた状態ではかなり大変です。
さらに最後に乗車する列車は「弘前」から「秋田」までの「普通列車」で、乗車時間はなんと2時間28分!
そして「秋田駅」の到着は22:12・・・・・。
これはさすがにキツイですね(^^;

また1本前の「三厩駅」を出る15:21発に乗ることができても、「弘前駅」での待ち時間が1時間になるだけで何も変わらず。
結局「青森駅」近くに泊まるのがもっともラクになるということですね。
まぁ、結果的に駅周辺で夕景を撮ることができたのでよかったですが。
そしてもう1つ、駅近くに泊まることのメリットが実はあるんです。
というよりは、それが必然となっているというべきなのかも?


表紙の写真は、前回と同じように「青森駅」の跨線橋から眺めた「特急つがる」「青森ベイブリッジ」です。
撮影時刻は05:38と早いですが、これは05:44発の「秋田」方面に行く始発列車の「つがる2号」に乗るため。
これに乗り遅れると「秋田」到着が昼近くになってしまいます。
裏技として「東北新幹線」「盛岡」経由~「秋田新幹線」と乗り継いで行く方法がありますが・・・・・。
これだと旅費がかかりすぎてしまいますからね(^^;

男鹿市観光協会
男鹿の観光情報サイト 男鹿なび


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3番線ホームで出発待ちをしている「つがる2号」。
「常磐線」の特急「フレッシュひたち」の車両「E653系」をベースにしているため、外観はそっくりです。
ただしあちらが交流・直流どちらの区間も走れるのに対し、こちらは交流区間のみ走れます。

となりの「東北新幹線」の始発駅である「新青森駅」までの一区間だけを利用するお客さんが多かったですね。
「新青森駅」を06:10に発車する「はやぶさ4号」に連絡する唯一の列車であるためでしょう。
余談ですがこの一区間のみの乗車で、かつ「普通車自由席」を利用するときのみ「特急券」が不要となる特例があります。


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さて「秋田」までの所要時間は2時間40分とかなり長いです。
朝早い出発なので睡眠不足を補うにはちょうどいいですけどね。

途中右手車窓には「津軽富士」とも呼ばれる美しい山「岩木山」(いわきさん)が見えます。
いや、見えるはずなんですが~・・・・・。
残念ながら朝もやに隠れて山頂部分がすっすらとほんのわずか見えるだけでした(^^;


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列車は定刻08:24に「秋田駅」に到着。
ここで「男鹿線」に乗り換えますが、出発は08:55と長い待ち時間があります。

そこでポタリングに不要な荷物をロッカーに入れるため、いったん改札口を出ることに。
跨線橋には「D51 554」の煙室扉と、8月上旬に開かれる「竿燈まつり」(かんとう)の提灯が飾られていました。


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向かい側には「D51 554」の1/10スケール模型。
その後ろには来年春にデビューが予定されている「秋田新幹線」の新車両「E6系」のイラストが掲げられていました。
すでに量産先行車は2年前の2010年に入線しており、量産車も11月から順次投入される予定とのこと。
となると現在運転されている「E3系」もいずれは置き換えられてしまいますね。
撮影はお早めに!


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新幹線ホームから最も遠い1番線ホームに停車中の「男鹿線」の車両。
なんと4両も連結されています!
平日の朝夕ラッシュ時というならわかるんですが、8時台とはいえ日曜日ですからね。
ちょっと過剰じゃないかと思うくらいです。
実際、車内はガラガラでした(^^;
なお、この写真は3番線ホームから撮影しています。


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側面にある「サービスボード」、通称「サボ」と呼ばれる行き先案内板。
「男鹿線」の愛称である「男鹿なまはげライン」の文字、そして「赤鬼」「青鬼」のイラストが添えられています。
イラストは各車両の扉横にも大きく描かれていました。
小さい子はビックリしちゃうかも??


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09:48に終点から1つ手前の「羽立駅」(はだち)に到着します。
今回は「なまはげライン」を経由して、半島の先端「入道崎」(にゅうどうざき)を目指すのでこちらに降りたちました。
行き先によっては終点よりもこちらの駅のほうが便利なんですよ。


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駅前の東にある踏切を渡り北に向かって走ります。
道なりに進むと1kmほどのところ、「男鹿総合運動公園」の東側で「国道101号線」と合流。
1.5kmほど進んで「船川港仁井山交差点」を左折して国道から分岐し、さらに道なりに進みます。
その先でご当地らしく「なまはげ」を使ったイラストが添えられた看板がありました。
こういうのは楽しくていいですね(^^)


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「なまはげライン」に入ってしばらくすると前方に出現した勾配注意の標識。
どんな勾配なんだ?とドキドキしましたが、そこに書かれた数字は「6%」
これならなんとか、とちょっと安心しました(^^;


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森の中に向かって右にカーブすると上り坂は終了。
な~んだ、脅かしといてすぐ終わっちゃったじゃん!
ラッキー☆

でも・・・・・そんな喜びもつかの間。
下りの向こうには次の上りが見えました。
油断ならないですね(苦笑)

とかいいつつも、これくらいの長さの坂なら意外と苦にならないものです。
わたしの「Brompton」のギア設定では下りの勢いを生かして一気に上りを駆け上がる!というのができないんですが、
こういう変化があるコースは楽しいですね☆
規模はちがいますが「富良野」のあたりと雰囲気も似てますし。


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さらに進むと「なまはげ大橋」
橋のたもとには、左手には桶を持ち、包丁を持った右手を振り上げた「なまはげ」の像が飾られています。


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橋の中央付近から下を眺めます。
するとそばを流れる小川にあわせたのか、曲線を描く小さな田んぼがたくさん並んでいました。
橋の名前とは裏腹に、なんとものんびりとした風景が広がっていて心が和みます(^^)


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続いて現れたのは「青鬼橋」
橋を渡りきったあとに振り返って撮っています。
欄干が青いですね。


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そして「なまはげ直売所」
ここでは冷やかしや値切り交渉は厳禁です。
そんなことすると突如「なまはげ」が出てきて
「見てるだけのやつはいねぇがぁー!」、「値切るやつはいねぇがぁー!」
といいながら詰め寄ってきますから!

なんてね(^^ゞ



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最後に出てきたのは「赤鬼橋」
もちろん欄干は赤いです(笑)

ここではインパクトが大きいこの3つの橋を取り上げましたが、ほかにも「鰰橋」(はたはたばし)、「ぶりこ橋」「秋鮭橋」
ご当地ゆかりのものをモチーフにした橋が続いていました。



すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は男鹿半島の後編、半島の先端にある入道崎を目指します。
by sampo_katze | 2012-10-31 20:30 | Brompton+東北 | Comments(2)
Commented by とり at 2012-11-01 22:18 x
鉄道の形式写真の撮り方はさすがです。
気に入ったのは田んぼの写真ですが(^_^;)

しかし、散歩猫さんが行く駅はひと味違いますね
Commented by sampo_katze at 2012-11-02 21:03
とりさん、毎度です☆

形式写真についてはいろいろあるんだけど、長くなるので全略!(笑)
田んぼの写真はわたしもちょっとお気に入り。
橋から見下ろしてるんだけど、実はこれが結構高いところだったりする(^^;


>ひと味違いますね

ど、どゆ意味だろ?(笑)


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