伊賀国の歴史と自然をめぐるポタ編・第1回
![]() 10月13日(土)と14日(日)の2日間で、関西へ遠征に行ってきました。 まずは1日目にめぐった「三重県」・「京都府」・「奈良県」にまたがる山間のエリアをアップします。 ルートの概要は「JR関西本線」の「伊賀上野駅」をスタートし、路線に沿って西へ。 「大河原駅」付近で進路を変えて「木津川」の支流である「名張川」沿いをさかのぼっていきます。 そして「国道25号線」と合流したらそれに乗って「伊賀上野」の市街地へと向かい、町中を散策して駅へと戻ります。 これは雑誌「自転車人 Vol.21」に掲載されていたプランを参考にしています。 山間を通るので少々アップダウンがありますが、なかなか気持ちよさそうなコースでしたね。 さて、アップダウンがあるとなればスタートは早くしたいもの。 でも「名古屋駅」からの所要時間は2時間以上と長いために、「東京」出発となれば前泊は必須です。 しかもできるだけ近くに泊まりたかったので「関西本線」の「亀山駅」近くに取りました。 「伊賀上野」に泊まれれば理想だったんですが、夕方出発だと到着が夜中になってしまうので(^^; 当日の朝は06:40発の普通列車「加茂駅」行きのディーゼルカー(2両編成)に乗車。 「関西本線」は「亀山駅」から「加茂駅」までの区間だけが非電化となっています。 途中の難所&SLの名撮影地として知られた「加太」(かぶと)を通って「伊賀上野駅」の到着は07:27。 仮に「東京駅」を06:00に出発したとしても09:51の到着となるため、2時間半近くも余裕ができます。 表紙の写真は、「伊賀上野駅」の駅舎です。 瓦屋根の比較的新しくて意外と大きな駅舎ですが、いつ建てられたものかはわかりません。 「関西本線」と「伊賀鉄道」が接続する駅で、非電化区間では唯一「みどりの窓口」がある駅でもあります。 blogram ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。 ![]() ![]() ちょうど07:33発の列車が出発するところですが、使用されている車両には「忍者」のイラストが! これがうわさの「忍者列車」です。 ここまで乗ってきた列車から下車し、ポタに不要な荷物をコインロッカーに預けて一安心。 じゃあ「Brompton」を組み立てて出発準備しようか・・・・・って思った矢先! 列車の出発合図が聞こえて、初めて「えっ!?」とこの列車の存在を認識!(遅) 組み立てか撮影か?迷いつつも、その姿をとりあえず押さえておこうとなんとか1枚確保しました。 それにしても事前に調べていなかったとはいえ、すぐそばに停まっていた列車に気付かないとは。 さすがは「忍者列車」、侮れません・・・・・(違) 伊賀鉄道公式サイト 伊賀鉄道伊賀線@Wiki ![]() 看板には「伊賀名物 養肝漬」という文字が書かれています。 字面からすると、なんだかお酒呑みの方にオススメという雰囲気がしますね。 またそのまま読めば「ようかんづけ」で、なんだか甘味のようです。 後で調べてみると、読み方はあってましたが中味は別物(^^; ご当地で古くから作られている名物の漬物とのことでした。 詳しくは下記リンクをご覧下さい。 養肝漬 宮崎屋 ![]() 雑誌ではそのまま南へと向かっていましたが、駅から200mほどのところにある「高砂交差点」を右折。 「関西本線」と平行するように伸びる「県道680号線」を通ります。 そしてさらに200mのところで、土手の上にある道を見つけたのでそちらを走ることにしました。 ここなら車も来ませんから安心して走れますからね。 ![]() その向こうには「伊賀鉄道」の線路が横たわっています。 踏切を設置すれば通れそうなものですが、管理用道路なので改めて設置する必要もないということでしょうか。 ちなみにこのすぐ右手には「伊賀上野駅」から1つ目の「新居駅」(にい)があります。 ![]() じわじわとゆるい上り坂を2kmほど進むと十字路。 ここから右へと進むと「何か」がある(それが何かは覚えてません・汗)とのことで、ちょっと立ち寄ってみようと。 ただし、その入口には10%の上り標識がありちょっと気後れしてしまいます。 でも、せっかくなのでがんばって進んでみることにしました。 まだ行程も始まったばかりで、気持ちに余裕があったんですね(^^; そして300mほど上ったところの右手に「大日堂」の看板が。 これはこれでちょっと気になったので入ってみました。 「大日堂 三国誌に、蜂庵寺大日堂と記されている堂で、八月二十八日が会式である。 密教の最高仏大日如来を祀り牛馬守護仏としての信仰があり、会式には夜おそくまで江州音頭で賑った。 今日では二十八日に近い日曜日に徳楽寺の僧が参向して会式は鳥居出小場総出で行はれる。」 ※案内板より引用 ![]() 傍らにはちいさなお地蔵さんが並んで出迎えてくれました。 真新しい手摺りとのコントラストがちょっと印象的。 ![]() 古びてはいますが、手入れがされていてなかなかきれいです。 ![]() 「大日如来」ではなく「大月如来」と書かれているように見えます。 ![]() にらみを利かせたコワモテというイメージがありますが、こちらのはどこか悲しげというか 物憂いような表情に見えます。 ![]() ![]() 上りは長く感じますが、下りはあっという間。 同じ距離を通ってきたとは思えません。 もっとも後で調べたら、その距離は先に書いたとおりたったの300mだったんですけどね(苦笑) ![]() 段々畑になっているんでしょうか。 いかにも里山といった風景が広がっていて、とてものどかでゆったりした気分になれます(^^) ![]() 「隨縁CCキャニオン上野」というゴルフ場の西側を下った先で再び「関西本線」と合流します。 その線路沿いに置かれていたのがこのなんとも奇妙な機械。 上は「カエル」の頭で、下はちょっと目つきの悪い「ゾウ」のように見えてしまいます(^^; 「ゾウ」の鼻にあたる部分には「ショベル」のようなような物がついているようですが・・・・・。 一体何なんでしょうね?? ![]() その先には「やぶっちゃ 湯ケ原温泉」と刻まれた看板が。 入浴施設をはじめとして、さまざまな施設が併設されている場所のようです。 キャンプ場もあるのでちょっとぜいたくなキャンプも楽しめそうですね。 なお「やぶっちゃ」とはこの地方の言葉で「みんな」という意味とのこと。 島ヶ原温泉・やぶっちゃの湯 ![]() 「やぶっちゃ」の看板に描かれた魚はこの「鯛ヶ峯」が関係しているのかな? すべて D700+24-120mmF4G/VR 次回は、旧大和街道を通って島ヶ原~月ヶ瀬地区へと向かいます。
by sampo_katze
| 2012-12-10 20:50
| Brompton+西日本
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