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金物の町・三木から粟生へ
東播磨のサイクリングロードをハシゴするポタ・前編


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「道の駅 三木」


翌10月14日(日)。
この日は「兵庫県」の南東エリア、かつての「播磨国」(はりまのくに)の東部にあたる地域を訪ねました。
参考にしたのは雑誌「自転車人Vol.25」に掲載されていた「サイクリングロード・プラスαを楽しむ秋のベストコース9」のうちの1つ、
「東播磨をぐるっと自転車道めぐり」というコース。
この地域にある5つの「サイクリングロード」を乗り継いで走るというものです。
ただオリジナルでは走行距離が約90kmとやや長いため、スタート地点を西に変えて短くアレンジしました。
前日の「伊賀国ポタ」が結構大変だったというのもありますが(^^;

まずは宿の最寄り駅から「JR東西線」「東海道本線」と乗り継いで「三ノ宮駅」へ。
ここで「阪急神戸線」に乗り換えて「新開地駅」、さらに「神戸電鉄」に乗り換えて「粟生線」(あお)の「志染駅」(しじみ)へと移動。

「志染駅」で「Brompton」を組み立てて出発、まずは「道の駅 みき」を目指します。
駅近くの「県道22号線」に沿って進み、駅から2kmほどの「鶯谷交差点」で左後方へ分岐する道へ入ります。
「国道175号線」を越えた先で右折、道なりに進んで行くと国道の向こうに道の駅が見えてきます。


表紙の写真は、「志染駅」から4.5kmほどのところにある「道の駅 みき」です。
ってもこれは裏側で、ここから左にぐるっと進んで駐車場へと至ります。
駐輪場もちゃんとあったのはうれしかったですね(^^)

道の駅 みき


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あちこちに立っていたのぼり。
ここ「三木」の町は金物の名産地のようですね。

さらに金物を代表して?「のこぎり」の形をしたご当地グルメ「のこぎりグルメ」も開発している模様。
これは後で調べて知ったのでこのときはノーチェックだったんですが
トップページの「※ 最高の切れ味にご注意下さい!!」のコメントには座布団2枚!(笑)

三木工業協同組合
のこぎりグルメ


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葉っぱも色づいて秋の装い。
緑、黄色、オレンジ、赤と1本の木に全部入りというのもスゴイですね!


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「道の駅」の次は、そこから北にある「三木鉄道記念公園」へ。
ここは第3セクター「三木鉄道」の終点「三木駅」の跡地に整備された公園です。
その前身は「国鉄三木線」で、1985年(昭和60年)4月1日に「三木鉄道」に転換されました。

写真の建物は旧駅舎を改修してできた「三木鉄道ふれあい館」です。
タイミングが悪くて開いてませんでしたが。

三木鉄道三木線@Wiki


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これは廃線当時に「三木鉄道」を走っていた「ミキ300形」という小型の「ディーゼルカー」です。
転換直後の1985年から使用されていた「ミキ180形」の置き換え車両として1998年(平成10年)に登場しました。
でも初号車登場から10年で廃線となり、導入された3両ともまだ十分新しいため1両は保存、2両は競売によって他社に譲渡することになりました。
そして3両目も結局売却されることになり、現在もそれぞれ「北条鉄道」「樽見鉄道」>、「ひたちなか海浜鉄道」で元気に走っているそうです。

三木鉄道ミキ300形気動車@Wiki


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線路跡は遊歩道として整備されているようです。
よく見ると「信号機」も残されているようですね。

また線路を利用して「サイクルトロッコ」を毎週土曜10時から13時まで行っているとのこと(雨天中止)。
ですが今回は目的が別であることと、この存在を知らなかった(!)のでこれだけです(^^;
なお後で調べたところ、トロッコのコースは約200mとのことでした。
う~ん、それなら少しはたどってみてもよかったかも?


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「記念公園」から北へ800mほど走ると「神戸電鉄」の「三木駅」があります。
「三木鉄道」は元々貨物輸送を目的に敷かれたことや諸々の事情があって、こことはつながらなかったようです。
でももしつながっていたら、歴史は変わっていたんでしょうかね?

さて、これは駅前にあった「公衆トイレ」なんですがデザインが「神戸電鉄」の車両になっています(^^;
車両番号も「5001」とあり、これは1994年(平成6年)に登場した「5000系」がモデルとなっているようです。

神戸電鉄5000系電車@Wiki


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「三木駅」からは「美嚢川」(みのうがわ)の流れに沿って西へ。
そして「加古川」と合流したら、今度は逆に川の流れをさかのぼるように北へと進路を変えます。
「加古川」沿いの「県道349号線」はちょっと交通量が多いので、「JR加古川線」「市場駅」北にある「万歳橋」を渡って右岸側へ移動。
線路に合わせて伸びる道を進みました。

ここは「美嚢川」の北側に伸びる「県道360号線」の様子です。
田園風景の中をのびる気持ちのいい道でした☆


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「万歳橋」から2.5kmほど走ると「JR加古川線」の「小野町駅」
駅前に出てみると「時計塔」のようなものがある木造風の立派な駅舎がありました。
「ぷらっと きすみの」という文字も見えます。
ここは駅は無人ですが、「そば屋」が併設されているんですね。

ぷらっと きすみの@食べログ


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さらに3kmほど進むと次の「粟生駅」(あお)に着きます。
この駅には「JR加古川線」のほか「神戸電鉄粟生線」「北条鉄道北条線」の3路線が乗り入れています。
先ほどとは一転して石造り風の駅舎ですね。
2009年(平成21年)に「シルキーウェイあわの里」を併設してできたものだそう。
右にあるのぼりには「地域のレストラン」の文字が見えます。
時間的に早かったので入らなかったんですが、結構よさげな感じですね。

粟生駅@Wiki
シルキーウェイあわの里@食べログ


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駅名。
漢字でもローマ字でも2文字と短く、ローマ字に限れば日本一短い駅です。
もっともそのパターンはほかにもあるので、1位タイという表現になるんでしょうけど(^^;


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さて「粟生駅」からはこの日の最初の目的地、「陽子の手作りヨーグルト」の製造直売所を目指します。
要所要所にこのような案内看板があるので、わかりやすくてありがたいですね。


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「県道81号線」「西脇町交差点」からすぐ西にある分岐点を左に進みます。
ここから先は道なりにまっすぐ進めばオッケー☆


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そして田んぼの向こうに見えてきたこの建物群が目的地です。
通販でもセット販売のみですが購入できますよ。

陽子の手づくりヨーグルト


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飲むヨーグルト(150円)を購入。
飲み口は新鮮な牛乳そのもの、とてもさっぱりして飲みやすかったです。
パッケージに書かれていたこだわりが感じられますね。

「飲み比べてわかるこだわりヨーグルト
 愛情込めて育てている牛たちから搾乳し、その風味を最大限に生かすため、
 少量の果糖以外、香料、酸味料などの添加物は一切使用しておりません。」



すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、加古川に沿って伸びる自転車道を下って河口を目指します。
by sampo_katze | 2012-12-24 21:10 | Brompton+西日本 | Comments(2)
Commented by OM1ユーザー at 2012-12-25 16:06 x
お久しぶりです。
exciteプロフィールでフォローさせて頂きました。
最近はFacebook、GANREF、Twitter、価格comと訪問するところが多くブログがおろそかになっています。
Commented by sampo_katze at 2012-12-26 21:23
OM1ユーザーさん、ご無沙汰してます☆

フォローありがとうございます!
わたしはフォローがおろそかになっています(汗)


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