人気ブログランキング |
沖縄Day3-4・中城城跡
沖縄本島ドライブ&ポタリング編・第13回


c0081462_20363167.jpg
「立ちはだかる巨大な壁」


昼食後に向かうのは今回3か所目の城、「中城城」(なかぐすくじょう)です。
「勝連半島」から「那覇」の市内に向かう途中に立ち寄れるので都合がいいというのもありますね。
ちなみに「勝連城」からは約14kmほどのところにあります。

「中城城」は築城の時期がよくわかっていませんが、1458年「勝連城」の「按司」(あんじ)だった「阿麻和利」(あまわり)が侵攻。
このとき城主だった「護差丸」(ごさまる)は自刃し、廃城となりました。
そしてその「阿麻和利」も、「首里城」を攻略する野望があるとされ滅ぼされています。
この一連の事件(?)は「首里王府」による策略だったという話もあるようですけどね。

さてこの「中城城」は、現在残っている城の中ではもっとも遺構が良好に残っているところだそう。
また、すぐ近くには隠れた名所(?)の「中城高原ホテル」があります。
こちらはその存在に気づかなかったので写真がありませんが(^^;
でもいろいろなサイトで取り上げられているので、検索してみてください。
写真を見たらなかなか写欲をそそるものでしたね、個人的には。


表紙の写真は、最も東側にある「三の郭」の城壁です。
大きいですが、ここから見た限りではかなりシンプルな構造になっている感じです。
左右が少しせり出しているのも特徴ですね。


中城城跡公式HP
中城城@Wiki
中城高原ホテル@Wiki


blogram ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。
blogram投票ボタン









c0081462_20372158.jpg
お約束の(?)模型を見てみると、横長な構造をしています。
3つ並んだ「郭」があり、1段低いところに別の「郭」が並んでいる感じ。
高低差はあまりないようですね。


c0081462_20373066.jpg
ここは表紙の写真の右、「三の郭」の北側にある「裏門」
なんと正面からではなく、裏から逆に入っていくんですね(^^;
天井部分の曲線を描いた石の造りはなかなか見事です。


c0081462_20374286.jpg
「裏門」を抜けると左側に「三の郭」へ上がる急な階段があります。
今日は上ってばかりな感じ(笑)
右上に見えるのは「二の郭」の東面で、こちらも左右がせり出した形をしています。
階段の上に立つ「TETSU」
なんだか調査隊みたいです(^^)


c0081462_20375328.jpg
その石垣。
石を加工してかなり精度の高い積み方をしているようです。
「相方積み」(あいかたづみ)と呼ばれるやり方で、見るからに精度が高そうです。
15世紀には現在の形になっていたと考えられていて、本土よりもはるかに前から高い技術があったことがわかります。
1853年5月に「ペリー」が来島したときにも、その技術の高さに驚いたとのこと。


c0081462_20385100.jpg
南方向の眺め。
石垣の左端の方には「狭間」(さま)のような穴があいています。
何に使われていたのかはわかりません。


c0081462_20381597.jpg
南東にあるのは石油基地かな?
海上に向かって「パイプライン」らしきものが伸びていますね。

あとで調べてみると、ここはかつて「沖縄油槽所」があった場所。
その地の利を生かして現在は「吉の浦火力発電所」になり、「液化天然ガス」(LNG)による発電をしているとのこと。
なおこの時点(2012年10月27日)では稼動しておらず、1ヵ月後の11月27日から運転を開始しました。

吉の浦火力発電所@Wiki


c0081462_20383092.jpg
海側に伸びる石垣。
2段になっているのがわかりますね。
この写真ではわかりづらいですが、下の段だけでも結構な高さがあります。


c0081462_20384173.jpg
「二の郭」と「一の郭」とを結ぶ出入口。
どこか外国の遺跡に来たような錯覚を覚えました。


c0081462_20385081.jpg
「南の郭」から1段下のエリアへ。
奥は「一の郭」の北西にひときわ高くそびえる石垣です。
下を歩く「長太郎」さん、「TETSU」と比べるとその大きさがイメージできるかと。


c0081462_2039078.jpg
一番奥にあるこちらが「正門」
天井部分がありませんがこれは元々なのか、それとも何らかの原因で消失してしまったのかはわかりません。
なんせ説明がないものですから(^^;


c0081462_20391081.jpg
近くに「普天間飛行場」があるためか、上空を輸送機が旋回しながら通過していきました。
初日には車中から何かと話題の「オスプレイ」の姿も目撃。
「沖縄」と「基地」の問題が頭をよぎりました。


c0081462_20392120.jpg
一段下のエリアからさらに下層へと続く階段が。
下りていくとそこは「ウフガー」という井戸になっていました。
結構深いので、下から見上げると石垣がより高く見えて圧倒されます。

「ウフガー(大井戸)
 ウフガー(大井戸)は、別名バンジュガー(番所井戸)とも呼ばれています。
 もともと城郭の外側にあった水場を護佐丸(1440~1458年居城)が、城内に取り込むため北の郭を増築して
 井戸を造ったと考えられています。
 これまでの発掘調査により現在見られる井戸の石積みは、16世紀以降に造られたものであるということが判明しています。
 この井戸はバンジュガーとも呼ばれていることから一の郭に番所が置かれていた頃に造られた石積みではないかと考えられています。
 今のところ北の郭が造られた当時の遺構は発見されていません。
 また、石畳の50cmほど下からは泥岩層を掘り込んだ長さ約5.5mの溝が見つかっています。
 この溝は井戸の余分な水を城郭外に排水するためのもので、溝は城壁内部の排水溝(長さ約8m)と
 城郭外に造られた石組排水溝(長さ約12m)を経て、北側の斜面に排水される仕組みとなっています。」



c0081462_20393330.jpg
井戸には現在も水がたたえられています。
どこか神秘的な雰囲気がただよっていました。


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、那覇市内に入って首里城を訪ねます。
by sampo_katze | 2013-02-03 20:40 | Brompton+沖縄 | Comments(0)


<< 沖縄Day3-5・首里城(無料... 沖縄Day3-3・勝連城跡 >>