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赤道近辺のエリア
世界最大級の水族館~海遊館へ行こう!編・第3回


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「アライグマの仲間です」


3つ目のエリアは「アメリカ西海岸」にある「モンタレー湾」のエリア。
こちらには「カリフォルニアアシカ」「ゴマフアザラシ」がいます。
前者は単に「アシカ」と呼ばれることも多く、国内の「動物園」「水族館」では普通に見られ「ショー」もよく行われています。
後者は「少年アシベ」の主要人物(?)として登場したこともあって人気がありますね。
ですが、どちらもいい写真がないので省略します(^^;

4つ目は「パナマ湾」のエリア。
「運河」で知られる「パナマ共和国」の南側に広がる湾です。
ちなみに「パナマ」の北側には「カリブ海」があります。

ここのメインはなぜか陸の「哺乳類」「アカハナグマ」
「水族館」であることを一瞬忘れてしまいそうです。


表紙の写真は、その「アカハナグマ」です。
やや長めの鼻としま模様のしっぽが特徴。

「和名:アカハナグマ
 英名:Ringtailed coati
 学名:Nasua nasua

 赤褐色の毛をしたハナグマで、アライグマの仲間にあたり、木登りがとても上手。
 地上と樹上の両方で生活し、夜は巣穴で休む。
 長い尾を立てて歩き、樹上ではこの尾を使ってバランスをとる。
 長く突き出た鼻はよく動き、常に辺りの匂いをかいでいる。
 鋭く長いツメのある前あしや鼻先を使って土を掘り、エサを探す。雑食性で昆虫や果物などを食べる。
 おとなのオスは、繁殖期以外は単独で暮らすが、メスとこどもは群れで暮らし、協力して子育てをする。
 頭から尾の先までの長さは約130cmになり、そのうちの半分以上を尾が占める。体重や約5kgになる。
 ハナグマの仲間は、中南米の森林地帯や草原に生息する。」

※説明文より引用


カリフォルニアアシカ
ゴマフアザラシ
ハナグマ(アカハナグマ)
いずれも@動物図鑑(PrivateZooGarden)

カリブ海@葛西臨海水族園の様子はこちら
2013年5月20日の記事 カリブ海のエリア


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岩場にはりついているところ。
指が長いです。


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結構高いところに上っています。
上がったはいいけど、下りられない!なんてことにならないのかな?


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と思ったら、岩の隙間に爪を引っかけて器用に下りてきました。
これくらいの凹凸があれば楽勝って感じですね。

ところでこの展示エリア、この「アカハナグマ」だけではありません。
実はこの水槽(?)の右半分には「パナマ湾」の魚たちがいます。
しかもこの7階だけではなく5階まで3層にわたって縦につながっているんですね。
ほかのいくつかの水槽も複数階にまたがっているので、何度も見ることができます。
めぐっているとちょっと不思議な感じになりますね。




お次は巨大な「淡水魚」が集う「エクアドルの熱帯雨林」エリア。
「エクアドル」とは「スペイン語」「赤道」という意味なんだそう。


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「レッドコロソマ」
巨大な「ピラニア」のようにも見えますね。
どちらも分類上は「カラシン目セルラサルムス科」なので近い関係ではありますが。
また近縁種に「コロソマ」がいますが、名前が共通なだけでちがう仲間なんだそう。
ん~、ややこしい。

コロソマ@Wiki


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正面から。
「ピラニア」のような鋭い歯はないようです。


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めずらしいバックショット。
こうして見ると意外とスリムな体型?


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「エイ」の1種ですが、名称不明。


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裏側は斑点が混じりますが結構白いです。


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こちらは「オキシドラス」
「ナマズ」の仲間ですが、説明がないので詳細不明(^^;


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現存する世界最大の淡水魚「ピラルク」
外国の方が「アラパイマ」(Arapaima)と呼んでいましたが、これは「英名」のようです。

体の前半分は銀色っぽいですが、後ろ半分は赤みを帯びていますね。
この種は何度か見ていますが、これほど赤い個体は見た記憶がありません。
ちなみに「インディオ」の言葉で「ピラルク=紅い魚」を意味するんだそう。
なるほど、この体色が語源となっているんでしょうね。

ピラルクー@Wiki


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正面から。
体の割に小さな顔をしているんですが、やっぱり口は大きいですね!


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やや横から。
顔に刻まれたしわが目立ちます。
これを使えば個体識別ができそうですが、意外と細かいので容易ではなさそうでした(^^;


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最後は最大つながりで、「げっ歯類」「カピバラ」
水辺に生息していて、危険が迫ると水中に逃げ込み5分以上も潜ることができるんだそう。
通常生活時も水中にいることがあるようで、「ビーバー」に近い生活形態のようです。

カピバラ大好き
カピバラ@動物図鑑(PrivateZooGarden)


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、エクアドルエリアのカラシンの仲間とペンギンたちです。
by sampo_katze | 2013-08-30 20:30 | 水族館 | Comments(0)


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