名古屋のリニア・鉄道館を訪ねよう!編・第2回
![]() 「リニア・鉄道館」の1階はたくさんの実車が展示されています。 その車両展示エリアに向かって右側は「ジオラマ」や各種「シミュレータ」が並ぶエリアがあります。 「シミュレータ」は抽選制で、入場の際に「パンフレット」とともに配布される「抽選券」を所定の箱に入れます。 そして開始約15分前になると当選番号が表示され、当たったお客さんが「総合案内」にて利用券を購入する というシステムになっています。 早い者勝ちではないところがいいかも? さて、「シミュレータ」エリアの奥にあるのが「超電導リニア展示室」です。 今年9月18日に「中央新幹線」の正式なルートと駅が発表され、具体化に向けてさらに一歩進んだ「リニア」。 このエリアでは歴代試験車両の模型展示のほか、原理などを体験できる設備があります。 併設の「ミニシアター」では500km/hを模擬体験できるとのことで、こちらは行列ができていました。 「超電導リニア 歴代の試験車両 半世紀にわたる超電導リニア開発の歴史では、さまざまな試験車両が開発されて、 磁気浮上(Magnetic Levitation)を意味する「ML」が名前に付けられた。 初期の3車両はレールをまたぐ「逆T字型」のガイドウェイ方式であった。 その後、ガイドウェイは実用的なU字型へと改良されるとともに、名前に「U」がついた試験車両が開発され、 連結走行、有人走行が実現した。 山梨実験線の段階になると、実験=experimentを意味する「X」をつけた試験車両の改良が重ねられ、 実用化に向けた試験を繰り返している。」 ※説明板より引用 表紙の写真は、1972年(昭和47年)に走行を開始した「ML100」です。 実験車両としては2代目で、4人乗り。 鉄道開業から100年目にあたるこの年の10月14日に展示されたことから車号の「100」がつけられたんだそう。 実物は「東京都国分寺市」の「JR総研」に保存されています。 「鉄道記念日」の10月14日前後に開かれる「平兵衛まつり」で展示されることもあるようですね。 超電導リニア@Wiki blogram ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。 ![]() その名の通り500km/hを目指して計画され、1979年12月21日に517km/hを記録。 当時の世界最速記録を打ち立てました。 実物大の模型が「大阪」の「交通科学博物館」に展示されています。 ![]() 先頭形状は流線型ですが、最後部はスパッと切り落とされたような形になっていました。 ![]() これは走行中に温度上昇で気化した「ヘリウム」を冷却して、再び液体に戻すための機構を内蔵したため。 「R」は「冷凍機」(Refrigerator)の頭文字を取ったものです。 外観が無塗装なのも、そこを意識したものなのかもしれませんね。 ![]() こちらも「ML500」と同じように前後で形状が異なっています。 ![]() 定員は先頭車8名、中間車16名の合わせて32名です。 同時に「宮崎実験線」の軌道が「逆T字型」から「U型」に変わりました。 リニア実験線@Wiki ![]() ですが定員は44名と増えていて、車内空調設備も搭載されています。 側面に並ぶ窓を見るとそのまま実用できそうな雰囲気ですね。 ですが1991年10月の実験中に機構部の誤動作がありロック、車両引き上げの際の摩擦で出火して焼失してしまいました。 とはいえ、この事故のおかげで後発の車両に対しては対策が施されたのでよかったのかもしれません。 ![]() それまでの赤を基調とした塗装から、一転して濃い青を基調としたクールな塗装に変わっています。 先頭部に窓はなく、側面窓もずいぶん減っていますね。 この車両は1995年1月に有人走行で411km/hを記録、これは「宮崎実験線」での最速記録となりました。 ですが翌年に「宮崎実験線」での実験は終了し、「山梨実験線」へと引き継がれます。 ![]() 「甲府」寄りの先頭車で、「ダブルカスプ型」と呼ばれる底面が平たい構造をしています。 本館の入口に実物が展示されています。 ![]() こちらは全体が丸みを帯びた「エアロウェッジ型」です。 ![]() 「甲府」寄りの先頭車です。 先端から傾斜がなくなるまでの長さが23mで、車体長さ28mの大部分を占めています。 その後の2009年に改造が施されノーズ部分は15mに短縮。 車体断面も丸みを帯びた形状から角を落とした四角形になり、車内の居住性向上が図られました。 車号も「MLX01-901A」に変更となっています。 デザインとしては営業車両となる「L0系」にそっくりだそう。 なお、この模型は改造前の姿です。 ![]() ここではスイッチを押すことで上下にある電磁石のON/OFFが切り替わり、模型を走らせるというもの。 タイミングよく押すことによってより速く進めることができます。 実際の「リニア」では、その切替を自動的に高速で行うことによってあのスピードを得ているというのがわかります。 ![]() 手前についているハンドルを回すことによって、模型の両側にある電磁石が回転します。 また車体側面には固定磁石がついていて、両磁石間の作用で車体が浮上するようになっています。 回転スピードによって浮上高さは変わるんですが、これはやや低速のときで目盛り3のあたりまで浮上しています。 ちなみにこれを回しているのは見知らぬ小さな男の子。 なので操作しているところは写せません(^^; ![]() 目一杯までは上がりませんでしたが、目盛り4まで上昇していますね。 大人が回すとMAXまで上がるかな? すべて D700+24-120mmF4G/VR 次回は、2階の歴史展示室を見てみます。
by sampo_katze
| 2013-10-27 20:30
| 博物館・美術館
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