国立科学博物館・地球館を訪ねよう!編・第1回
![]() 年明けて2014年になってからすでに半月。 アップが延び延びになっていたんですが、ようやく昨年の残りを放出できます。 例によってまた長いシリーズですが・・・・・(^^; 2013年10月29日(火)。 この日はお休みをもらって、「上野恩賜公園」にある「国立科学博物館」(以下「かはく」)に行ってきました。 ここでは今年(2014年)の2月23日(日)まで、「特別展」として「大恐竜展 ゴビ砂漠の驚異」が開催されています。 それがお目当てで出かけたんですが、もう残すところ約1か月ですね。 週末は混雑するかもしれませんが、一見の価値はありますよ☆ ちなみにHPなどへのアップには許可が必要とのことだったので撮影はしませんでした。 ちょっともったいなかったですが・・・・・。 さて、この「特別展」も目玉ですが、「日本館」と「地球館」がある「常設展」も充実しています。 前回の訪問は2012年1月20日のことで、「サンシャイン水族館」のあとに訪ねました。 そのため「日本館」のみの見学で終了。 なにせ3フロアあり、さらに南北にエリアが分かれていて広さも展示内容も多かったので。 そこで今回はもう1つの「地球館」を見ていくことにしました。 こちらも地上・地下それぞれ3階に分かれているので、地上2階と3階エリアへは回りきれませんでしたが(^^; 表紙の写真は、「かはく」の顔である「日本館」の外観です。 1931年(昭和6年)竣工、2004年(平成16年)11月から2007年(同19年)1月にかけて全面改修が施されています。 また2008年(同20年)6月には国の「重要文化財」に指定されました。 建物の左手に「シロナガスクジラ」の実物大模型があり、こちら側は出口になっています。 反対の右手には「D51形蒸気機関車231号」が展示されていて、入口はこちら側。 「特別展」は「D51」の右側をまっすぐ進んだところ、「常設展」は左側の階段を下りたところにそれぞれあります。 残念ながら(?)正面から入ることはできません。 「重要文化財 日本館(旧東京科学博物館本館) 日本館建物は、関東大震災による震災復旧を目的として昭和6年(1931)に完成した。 ネオ・ルネサンス調の建物は、文部省大臣官房建築家の設計による。 鉄骨鉄筋コンクリートで建設されるなど耐震・耐火構造にも注意が払われた。 中央ホール上部などに使われているステンドグラスは小川三知のアトリエ製作で、 日本のステンドグラス作品の中でも傑作といえる。 また、建物の内外に使われている装飾性の高い飾りなども、戦後の建物には無くこの建物のみどころである。 上から見ると、そのころの最先端の科学技術の象徴だった飛行機の形をしている。 なお、平成20年6月に国の重要文化財に指定された。」 ※説明板より引用、以下同じ 国立科学博物館 blogram ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。 ![]() 平日の開館直後、しかも天気が少々よくないということもあってか人影はまばら。 といいたいところですが、ちょうど「修学旅行」のシーズンのようで周辺を含めて学生の姿も多かったですね。 もちろん館内にもですよ(^^) レポートを作るのか、熱心にメモを取ったりしてましたね。 「日本館」内部の様子はこちら 2012年3月29日の記事 美しき国立科学博物館の内部 ![]() 1階は「地球の多様な生き物たち」のフロア。 大きく分けて5つのエリアがあり、最初は「海洋生物の多様性」です。 天井からは様々な魚の模型が吊り下げられていて、フロアにあるスコープでのぞけるようになっています。 「潜水艦」から見ている気分になれるかも? ![]() おなかにたくさんの「コバンザメ」をしたがえているところが結構リアル。 ところで。 このエリアでは聞きなれないキーワード「マイクロネクトン」、「マクロネクトン」というのが出てきました。 「マイクロ」と「マクロ」はともかく「ネクトン」って何じゃろ? 「プランクトン」はよく聞くけど、漠然としたイメージのみで正確に説明できないし。 で、調べてみると「水生生物」の分類は3種類あるそう。 「ネクトン」は「遊泳生物」のことで、自力で泳ぐことができる生物。 「魚類」や「クジラ」の仲間が代表的ですね。 「プランクトン」は「浮遊生物」のことで、その名の通り水中を漂う生物。 基本的に自力で泳ぐ力がないので、「魚卵」や「稚魚」もこちらに分類されるとのこと。 そして3つ目は「ベントス」、「底生生物」で「海藻類」や「貝類」などが含まれます。 ネクトンとは プランクトンとは ベントスとは いずれも@コトバンク ここで「マクロネクトン」を代表する「クジラ」2種の頭部骨格をご紹介。 どのように動いて捕食するかをデモで見ることができます。 「マクロネクトンの食性 マクロネクトンには餌を一匹ずつとらえるものと、大量の餌を一度に飲みこむものがいる。 クジラはマクロネクトンの中でも最大級の動物である。 歯クジラは、餌を1匹ずつとらえ、中でもシャチは強力なハンターである。 一方、ヒゲクジラは大量の餌を海水ごと口に含んでクジラヒゲでこしとって食べる。 ミンククジラは、オキアミのほか、イワシやシシャモなどの群をつくる小型の魚を食べる。」 ![]() 「天敵」がいないので「海洋生物」の王者ともいえますね。 とがった歯と強靭そうなアゴは「肉食恐竜」のそれを連想させます。 シャチ@Wiki シャチのスペックがチート級だった@NAVERまとめ ![]() 歯の形がちがうのは当然として、アゴの形もずいぶん違います。 何より上下とも先端が分割されているし、かみ合わせもぜんぜん合ってませんよね。 「ミンククジラとシャチ ミンククジラの顎関節(がくかんせつ)は非常に特殊な2段リンク構造で関節腔(こう)がない。 60度以上に大きく口が開くので餌の群を含む大量の水を取り込むことができる。 また、顎の開閉と水圧の関係で下顎骨(かがくこつ)がねじれるように回転することも最近わかってきた。 シャチはニシンなどの魚類、アザラシ、ラッコやイルカなどの小型哺乳類、あるいは大型のクジラなどを食べるが、 顎関節は哺乳動物としては一般的な構造で単純に開閉する。」 ミンククジラ@Wiki ![]() ボタンを押すと、開閉する様子を再現してくれます。 こちらは単純に開閉するだけなので、歯の形などの迫力はありますが動きはシンプルです。 ![]() こちらは少々複雑な動きをします。 GIFアニメでは伝わりきらないかもしれませんが、下あごが最初に横に少し広がってから縦に伸びていくんですよ。 フレームアウトしてしまったので、全開するまで撮り続けることができませんでしたが(^^; ![]() 約60度にも開くんだそう。 巨大な網を広げているような感じですね。 ![]() 細い毛のようなものが並んでいるだけと思いきや、外側と内側でずいぶんちがいがあるんですね。 外側は薄い板状のものが並んでいて、「エアコン」の内部を見ているようです。 詳しくはこちらでどうぞ。 ヒゲクジラ類のヒゲ板・食事方法 ![]() 最初は気づかなかったんですが、この辺りでたまたま「幼稚園児」たちの団体さんがここを通りかかりました。 で、そのうちの1人が上を指さして「ダイオウイカだ!」と。 「え?」と思ってその方向を見上げてみたら、なんとこんなところに!?とビックリ。 よく見てますね~(感心) ![]() ![]() 左から「マクロキスティス」、「トロロコンブ」、「ワカメ」、「ゴヘイコンブ」。 おなじみの種類の名前がありますね(^^) ![]() 何枚もの「ウチワ」が重なり合っているようです。 ![]() これは見た目が赤いのでまんま「紅藻」とわかりますが、それ以外の色もあるんだそう。 海の中の赤い植物“紅藻”の謎@日本植物学会 ![]() 鮮やかな色をした「アオアオサ」です。 これも比較的身近な存在ですよね。 すべて D700+24-120mmF4G/VR 次回は、陸上生物の多様性のエリアです。
by sampo_katze
| 2014-01-16 22:45
| 博物館・美術館
|
Comments(1)
とても勉強になりました
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