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やまなみDay2-2e・由布院のまちへ
九州横断やまなみハイウェイポタ編・第4回


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「由布院の町を見おろして」


「九重夢大吊り橋」を後にして「由布院」へと向かいます。
宿を出たころは雨が降っていましたが、橋に着くころにはやんでくれました。
前日のこともあり、一時はどうなることかと思いましたけどね。

さて、橋から約2kmで「やまなみハイウェイ」に戻りますがこの間は上り。
谷に橋を架けるのですが、あまり高いところ同士だと橋が長くなりすぎてしまいますからね。
ということは橋へのアプローチは下りでラクラク、戻りは上りでちょっと大変。
行きはヨイヨイ、帰りはなんとやら・・・・・を地でいってます(笑)
まぁ幸いにしてそれほどキツイ坂ではないので「Brompton」でものんびり行けばクリアできますけどね。

さらに「やまなみ」に合流してからさらに1kmほど上ると、右手に「朝日台レストハウス」があります。
このときまだ11時。
昼には早いですしここからは下りが続くので、このまま「由布院」の町まで下りていくことにしました。
途中上り返しが2回ほどありますが、長くはありませんでしたよ~(^^)


表紙の写真は、「朝日台」から約10kmほど下りたところにある「蛇越展望所」(じゃこしてんぼうじょ)からの眺めです。
「由布盆地」を一望できるポイントなんですね。
左手に「由布院」の町、その奥の雲がかかっている山が「由布岳」です。
雲が取れて山頂部が顔を出すかな?と思ってしばらく待っていましたが、残念ながら取れずじまい。
昨日からの流れでは仕方ないですが。

「蛇越展望所
 由来
  この付近に、山下の池・小田の池、立石の池があります。
  昔、むかし、立石の池のそばに立石坊という若い僧が庵を建て修行していました。
  そして、この庵に美しい娘が来て、立石坊と夫婦になりました。
  ある日、この娘は大蛇の化身であることがわかり、一陣の風を呼び草を巻き立てて
  もと住んでいた山下の池に這って行きました。
  これを見た立石坊は、体が硬直しそのまま石になりました。
  今もその地に立石岩があります。
  大蛇が越えたのが、この地、蛇越峠といわれています。
  山下の池には、大蛇を祀ってある竜神様(雨乞の神)があります。」

※案内板より引用、以下同じ


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「蛇越展望所」の風景案内にはこの地に関するいろいろな説明がされていたので、以下に引用します。

「由布岳(1584m)
  由布院盆地の北東部にそびえる由布岳は、別称・豊後富士といわれ古くは山岳信仰、
  今日では誰もがポピュラーに上れる山として多くの人々に親しまれています。
  由布岳山頂は双峰をなしており、その間に噴火口跡が見てとれます。
  独立峰であることから360°の大パノラマが展開され、九重連山や四国、周防の山並みなど
  太古の昔から変わることのない遠景が楽しめます。
  また、濃霧などに自分の影が巨大に映る「ブロッケン現象」の発生する数少ない山でもあります。
  春の野焼きと山桜の新緑、夏のミヤマキリシマ、秋はススキの銀色の穂波、冬には白無垢の綿帽子、
  由布岳は四季折々に衣替えします。

 由布院盆地の朝霧
  秋から早春にかけて、風のない深夜、大気が冷えると金鱗湖や大分川の川面などから大量の霧が発生します。
  霧は万物を包み込み、音のない幽玄の世界へ私たちを誘います。満ち満ちた霧は、
  「昔々、壇ノ浦の合戦に敗れた平家の落ち武者たちが由布院まで落ち延びたとき、
   盆地は霧に覆われていたそうな。
   追われる落ち武者たちは、霧の中を突き進んだそうな。
   それを見た源氏の軍勢は、『平家の落ち武者は湖に身を投げてしまった』と勘違いして、
   軍勢を引き返したんじゃと。」
  (由布院の落人伝承)

 由布院盆地誕生の伝説
  いつと聞かれてもわからぬほど遠い昔、由布院盆地は紺碧の水をたたえた湖じゃったそうな。
  村人は、山の斜面に小さな集落をつくって細々と暮らしておった。
  ある日のこと、由布岳の山の神、宇奈岐日女が剛力の権現を従えて、山のいただきから由布の里をご覧になった。
  日女は権現をふりむき、
  「この湖の水をなくせば、肥沃な土地があらわれて、里人も豊かに暮らせるであろう。
   権現お前は力持ちゆえ、岸辺の一部を蹴破って湖の水を干してみよ」
  とお命じになった。
  日頃から力自慢の権現であったが、これは大仕事。
  権現は湖の縁を丹念に調べて、前徳野のあたりの岸が最も薄いことがわかると満身の力を込めて、
  そこを蹴飛ばしたそうな。
  湖の水は凄まじい音をたて流れ始め、やがて、湖の底があらわれ今の盆地ができあがったんじゃ。
  日女は村人を集めて農耕を教え、その時から由布院は五穀豊穣の地となった。
  人々は宇奈岐日女神社と蹴裂権現神社を奉り、長く信仰したそうな。
  主であった竜も、この里を守るために小さな池を残してもらった。
  それが金鱗湖なんじゃと。」



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「蛇越展望所」から約7kmほど下ると「国道210号線」と合流します。
ここは交通量がやや多いので注意しながら走行。
さらに4kmほど先の「由布院インターチェンジ」近くにある「道の駅 ゆふいん」へ向かいます。

「道の駅」手前にある「青年の家入り口交差点」を右折した先の道沿いに「藤」の花が咲いていました。
これまで「藤棚」になっているのしか見たことがなかっただけに、このようにツリー状になっているのにはオドロキ!
まぁ自然に生えていればこうなるのも当然なんですけど、実際に目の当たりにするとね~(^^;

【公式】道の駅 ゆふいん


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「道の駅」の中にある休憩所で一休み。
昼食をどこで食べようか、「びん」と検討します。
で、「由布院」の市街にある「親子丼 ととや」へ行くことにしました。
まずは「道の駅」から「県道216号線」を経由して約3kmの「由布院駅」へ向かいます。
「由布院駅」からは約350m、徒歩なら約4分。
駅前から伸びる通りの右手にあります。
三角形になった駐車場の右側にお店があるのですが、最初は気づかずに通り過ぎてしまいました(^^;

ととや@食べログ


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店内ののれん。


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卵たっぷりの「親子丼」
ふわふわ、とろとろでおいしかった~(^^)


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食べ終わってまったりしていると看板娘(?)の「にゃんこ」が入ってきました。
ここを切り盛りしている「おかみさん」によると、10年以上居ついているそうです。
昼時は外にいて、お客さんがひける13時過ぎころになるまで待っているそう。
で、一区切りついたのを見計らってこのように上がってくるようです。


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帰り際に1枚。
入り口近くに遠慮がちに座っていました。


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「ととや」を出て今宵の宿「ゆふいん山水館」に向かいます。
ここは宿のとなりにある「ゆふいん麦酒館」
「九州地麦酒発祥之地」の看板が掲げられています。

「山水館」のHPによれば「全国初の地ビール醸造レストラン」とのこと。
なお、宿の朝食はこちらで頂きます。
さすがに「ビール」は出てませんでした(当たり前・笑)

ゆふいん山水館
ゆふいんビール


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宿に荷物を置いて身軽になったので市内散走へ。
といっても盆地なのであまり遠出もできないので、「金鱗湖」(きんりんこ)へ向かいます。

周辺はだいぶ観光地化されていますが、見る方向によっては山間の静かな湖といった感じになりますね。
ここから左に目を向けると「茅葺屋根」の建物がありますが、ここは「下ん湯」(したんゆ)という共同浴場。
入湯料は200円、混浴で内湯と露天があるそう。
「びん」は以前来たときに入ったそうで、それこそ外から丸見えといっていいほどオープンなものだったんだとか。
で、今回来てみると仕切りがついていてずいぶん変わったとのことでした。

「金鱗湖について
 1.金鱗湖 名の由来
  昔は湖と言わず池と言い、由布岳(1584m)の下(もと)にある池という意味から、
  由布岳の「由布」を省略し、更に「岳の下」(たけのもと)を「岳ん下」(たけんした)と発音して
  「岳ん下ん池」と称した。
  明治17年大分の儒学者、毛利空桑(もうりくうそう)が池のそばの露天風呂(茅葺き屋根)の岳ん下ん湯、
  通称「下ん湯」(したんゆ)から湖面を眺めていると魚が飛び跳ね、
  鱗(うろこ)がおりしもの夕日に映えて金色に輝く様を見て「金鱗湖」と名づけられる。

 2.金鱗湖の概要
  やや長方形をして長辺約100m、短辺約70m湖底は緩やかな「すり鉢」状になって居り、
  最深部は、湖の山の手側にあって約2mである。
  水の流入は下ん湯の横、ハエ川の温水(30度以上)と天祖(てんそ)神社境内の湧水、
  それに湖底深部にある湧水の供給から成り立っており、1日約23,300立方メートルが流出して
  大分川の源流となっている。
  生息する魚は、鯉(こい)、鮒(ふな)、ハヤ、うなぎ、ナマズ、テラピア(豊後鯛)、グッピー、
  すっぽん亀、石亀等です。

 3.由布盆地の朝霧
  朝霧は、秋から冬にかけ、晴れて冷え込みのきつい風がない朝、由布盆地を霧の海に沈めてしまう。
  この現象を狭霧台(さぎりだい、野々草台上)や蛇越し峠(じゃこし、川西地区)からの眺望は、
  まさに天下一品である。
  朝霧発生の主因は金鱗湖から流れ出る川の水蒸気であると言われている。」



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それまで雲に隠れていた「由布岳」の山頂がようやくお目見え☆
2つに分かれているんですね。



そして「由布院御三家」の1つ、「亀の井別荘」にも立ち寄り。
といっても泊まるわけではありません(当たり前)。
「ととや」の「おかみさん」に、宿泊客でなくても「レストラン」「売店」などの施設や敷地には入れると聞いたので。

その後、「金鱗湖」の周りをぐるっと歩いて湖畔に戻ってきました。
実は「亀の井別荘」を出てから少々道に迷ってしまってたんですが・・・・・(^^;

亀の井別荘HP


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西側から湖畔に戻り、北側へと抜けます。
そこに「ガチョウ」が3羽。
一見すると置物?といった風情でたたずんでいました。
ずいぶん慣れているようですね。


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さて再び「自転車」に乗り、「金鱗湖」の周りを時計回りに回って宿へと向かいます。
途中にある「茶いほり」の前で白黒の「にゃんこ」を発見したので停車。
「緋毛氈」(ひもうせん)が敷かれた「茶席」に座っていました。
ここは「すすり茶」というめずらしい淹れ方の「お茶」を楽しむことができるんだそうです。

茶いほり@食べログ


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「大分川」沿いに出たら南岸沿いを西へと進みます。
川沿いにいるのは「カルガモ」「マガモ」かな?


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少し離れたところには白黒の「カモ」が。
先ほどのグループとは5mほど離れたところにいました。
別の種なのか、それとも?


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「大分川」をオーバークロスする「県道617号線」の橋から「由布岳」を眺めます。
川沿いの並木は「桜」のようです。
このときでも十分きれいですが、満開のときはもっともっときれいなんでしょうね。


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最後は宿からの夕景。
ほぼ真西に向いているのできれいな夕焼けが見られると思ったんですが、あいにく雲が厚くかかってしまい見られずじまい。
天気がよくなってきただけに期待してたんですけどね(^^;

宿には「ゆふの湯」「あさぎりの湯」の2種類あり、夜と朝で男女入れ替えになっています。
どちらも「露天風呂」があり、正面に「由布岳」を眺めながら湯につかることができるんですよ。
いつもなら両方入るのですが、今回は朝風呂はパス。
前日に少し飲み過ぎてしまったので(苦笑)
だけど「地ビール」がおいしかったからなんだよ~!と言い訳(^^;


この日のルート(走行距離:44.8km)
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「長者原」(ちょうじゃばる)の宿をスタートし、「やまなみ」を北上。
「くじゅう自然動物園」の約1.5km先にある「飯田高原交差点」は直進し、さらに約1.5kmの「吊橋白鳥神社通り」を左折。
「九重夢大吊橋」の東側、「北方」に入ります。
橋を往復後、「やまなみ」に戻ってさらに北上。
「朝日台」には「レストハウス」「自動販売機」「トイレ」があるので休憩と補給をしておくといいかも。
「国道210号線」と合流してから「由布院駅」までは交通量が多いので注意が必要です。
宿から「金鱗湖」のルートは省略します。


17枚目 PC画面キャプチャ
ほかはすべて V2 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6


次回は3日目、鶴見岳を目指します。
by sampo_katze | 2014-07-09 21:20 | Brompton+九州 | Comments(0)


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