人気ブログランキング |
やまなみDay3-2・別府地獄めぐりPartⅠ~海&鬼石坊主&山
九州横断やまなみハイウェイポタ編・第6回


c0081462_207457.jpg
「"地獄"への入口」


「鶴見岳」を後にして「別府」の町へと向けてさらに下っていきます。
やはり交通量が多くなりますし、下りも気持ちキツクなっているので運転も慎重に。
高度が下がるにつれて「硫黄」のにおいがしてきて、「温泉地別府」が近づいてきたことが実感できます。

さて、「別府」といえば国内最大の湧出量と源泉数を持つ「温泉都市」
「別府八湯」(べっぷはっとう)とも呼ばれ、魅力ある「温泉」がたくさんあります。
このうち「別府海浜砂湯」へ行くことを考えたのですが、「大分空港」への行程を考えるとちと厳しい。
「びん」「指宿温泉」(いぶすきおんせん)で「砂湯」を楽しんだことがあるそうですが、
わたしはなかったのでちょっと残念。

ではどうするかということで、定番の「地獄めぐり」をすることにしました。
過去「やまなみ~」を走ったときは「別府」スタートで、手始めに「地獄めぐり」をしています。
でもずいぶん前のことですし、何より雨が降っていたこともあって余計に印象に残ってません(^^;
なので、久しぶりではなく初めての訪問という気分での訪問です。


表紙の写真は、「地獄めぐり」の1番目「海地獄」の入り口です。
「長屋門」風の建物の左側に「券売所」があり、ここを含めた8か所の「地獄」の「共通観覧券」を一括で購入できます。
広い「駐車場」がありますが、「警備」の方の誘導で「自転車」を門の右手屋根の下に置かせていただきました。
8つのうち6つまでは歩いて巡れますからね。

別府八湯外湯めぐり
別府地獄めぐり公式サイト(別府地獄組合)
海地獄@別府地獄組合


blogram ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。
blogram投票ボタン









c0081462_2074264.jpg
「海地獄」の入口をくぐると・・・・・あれ?
なんだか「南国」のような雰囲気。
緑にあふれ、「ヤシの木」(?)もそびえていますし。


c0081462_2075238.jpg
そして現れたのは鮮やかで涼しげな雰囲気の青い池。
でもその表面からはもうもうと湯気が湧き上がっています。
湯温はなんと98℃!
まさしく「海地獄」ですね!


c0081462_208676.jpg
その池の中につけられているカゴ。
中には「たまご」が入っています。
そう、名物の「温泉卵」を作っているんですね(^^)
ただ5個(だったかな?)のセット販売のみで、1個では売ってなかったのが残念。
2人で分けたとしても補給食にするにはちょっと多いですし。


c0081462_2081785.jpg
一転して赤茶けた色をした池も。


c0081462_2082880.jpg
そして濃い緑にあふれた場所も。
ここは「熱帯性睡蓮」(スイレン)の池なんですが、ポツリポツリとしか咲いてません。
「温泉」の熱があるとはいえ露天なので、「温室」のように年中みられるというわけではなさそうですね。
ちなみに8月お盆の3日間、「オオオニバス」の葉に乗れるイベントがあります。
小学生以下かつ体重20kgまでという制限がありますが、なかなか楽しげですね。


c0081462_2083810.jpg
2つ目はとなりにある「鬼石坊主地獄」へ。
明るい灰色をした泥が池のように広がり、ときおり「湯玉」(ゆだま)がボコボコと泡立つようにふくらみます。
そのふくらんだ様子が「坊主頭」に似ていることからこの名がついたそう。

ちなみにここから約1km南西にも「坊主地獄」があります。
歴史はこちらの方が古く「本坊主」と呼び、新しい「鬼石~」を「新坊主」と呼び分けていたことも。
時間があれば「本坊主」も訪ねてみたかったところですが。

「鬼石坊主地獄 由来
 鬼石坊主地獄の歴史は古く、文献に表れたのは、天平5年(733)頃書かれた
 『豊後風土記』(ぶんごふどき)の玖倍理湯(くべりゆ)の条に
   「口の径(くちのけい)、丈餘(じょうよ)、湯の色黒く、泥常に流れず」とあり、
 元禄7年(1694)に訪れた貝原益軒(かいばらえきけん)は『豊国紀行』(ほうこくきこう)に、
   「円内坊地獄(えんないぼうじごく)とて熱湯あり泥土なり」と記し、
 寛政7年(1795)には、脇欄室(わきらんしつ)が『南海魚談』(なんかいぎょだん)で、
   「泥を躍(やく)し、湯を起こし」と述べました。
 このように形容された当時の地獄は田畑の所々に点在していましたが、
 熱泥により稲が育たず、人々の暮らしもできない、まさに地獄の土地でした。

 しかしその奇異なる自然現象は、逆に人々の注目を集め、見物客が畦道(あぜみち)を歩いて見て廻りはじめたのです。
 それが「地獄見物」の最初の景色でした。
 日露戦争以後、その人気に拍車がかかり、明治43年(1910)に、我が国で初めて入場料(2銭)を取る「地獄見物」が、
 この地の「海地獄」で始まると、次いで「血の池地獄」、「坊主地獄」「八幡地獄」「紺屋(こうや)地獄」が
 地獄遊覧を開始し、大変な人気を呼び、最大数十ヵ所の地獄巡りにまで発展しました。
 その中で当時、「新坊主地獄」とも呼ばれていた、ここ鬼石坊主地獄は、粘土質の泥中に湯玉(ゆだま)が次々と湧き上がる
 「熱泥地獄」と噴気を勢いよく吹き上げる「間欠泉」の二種類の地獄がありました。

 上記写真は、大正末期の鬼石坊主地獄の様子です。
 当時から自動車の便が開け、昭和に入ると、遊覧バスの運行もはじまり国内はもとより海外からも多くの見物客を招く、
 一大観光地となったのです。
 その後、時勢により一時閉鎖されましたが、復活を願う内外の多くの皆様のご支援により、
 平成14年11月、「鬼石坊主地獄」として、再開園する運びとなり、歴史ある地獄がここに蘇りました。
 園内の「足湯」、別館の「鬼石の湯」もご堪能ください。」

※案内板より引用、以下同じ

鬼石坊主地獄@別府地獄組合


c0081462_2085390.jpg
これは平常時。
同心円状の模様があるものの、平らな状態です。


c0081462_209494.jpg
しばらくすると模様の中心からこのようにボコッと「湯玉」が姿を現します。
といっても出現するのはほんのわずかな間だけ。
連写するか、一撃必写をねらうかはお好み次第。
動画から切り出すという手もありますね。
ちなみにこれは秒間15コマモードで撮ったものから選んだ1枚です。


c0081462_2091548.jpg
これは到着後すぐに単写で撮ったもの。
もちろん偶然です。
球状ではなく、なんだかちょっと変わった形をしています。


c0081462_2094392.jpg
トリミングしてみるとこんな感じ。
まるで「キツネ」のような形になっていました。


c0081462_20111868.jpg
並んだ岩の間から湯気が勢いよく噴き出す「鬼の高鼾」(たかいびき)。

「鬼の高鼾(たかいびき)
 むかしむかし鶴見颪(つるみおろし)の寒さに震え上がった鬼たちが
 石の布団にくるまって高鼾のうたた寝をしてるんだとサ

 噴出温度 100℃
 蒸気量  2530kg/h
 蒸気熱量 1612Mcal(メガカロリー)  ※100W電球18700個分の熱量
 音量   98dB(デシベル)」



c0081462_20113078.jpg
さらに3つ目の「山地獄」へ。
岩の間から湯気が噴き出す、というより吹きあがるという感じ。
正直迫力はあまりなく、見た目も少し地味ですね(^^;


c0081462_20114119.jpg
でも、ここの見所は併設されている「動物園」
9種類の動物たちが暮らしています。
プールから上を見上げてエサをねだっているのは「カバ」「昭平」(しょうへい)。
「平成元年」の生まれということで、「昭和」「平成」の頭文字をとって名付けられたものでしょうか。

「カバ
 昭平(しょうへい)(オス)  平成元年4月生

 当地獄のカバは年中温泉で飼育されています。
 このように年中露天飼育されているのは日本でもここだけとされ大変珍しいのであります。」



c0081462_20115468.jpg
壊れているのを知らずに持ち込んだ「望遠ズーム」が使えなかったので足で寄り。
下あごから伸びる「キバ」がすごい!


c0081462_2012426.jpg
鮮やかな「フラミンゴ」も多くいます。
見ての通り、柵がかなり低いので手を伸ばせば届いてしまいそう。
もっともそうそうは近づいてきませんけどね(^^;


c0081462_20121717.jpg
柵のそばでおネムのところを真上から。
こんな間近から、しかもこんな角度で見られるなんてオドロキです!
「カメラ」を落とさないように「ハンドストラップ」を手首に巻いての撮影。
それでもちょっとドキドキしながらの撮影となりました(笑)


すべて V2 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6


次回は、別府地獄めぐり・その2です。
by sampo_katze | 2014-07-13 20:15 | Brompton+九州 | Comments(0)


<< やまなみDay3-3・別府地獄... やまなみDay3-1・別府温泉... >>