本日をもって当ブログは8周年となりました! だからどうした?という感じですが(笑) 今後ともよろしくお願いいたします! ------------------------- 九州横断やまなみハイウェイポタ編・最終回 「別府」の「地獄めぐり」、8か所散策は残すところあと3つ。 前回も書きましたが8つのうち6つは「鉄輪温泉」(かんなわ)、2つは「柴石温泉」(しばせき)にあります。 この間は約3kmあるので歩いていくのは結構大変。 なので「路線バス」か「タクシー」を利用しましょう。 お手軽に回るなら「地獄めぐりバス」もいいですね。 もちろんわたしたちは「自転車」で移動しましたが(^^; 表紙の写真は、「鉄輪」にある最後の地獄「白池地獄」です。 その名の通り白い池が広がっているイメージで、これまで見てきた中ではもっとも落ち着いた雰囲気です。 まぁ、地味とも言えますけどね(^^; 「白池地獄 噴出時は透明な温泉ですが池に落ち温度と圧力が低下しますと、自然に青白色を呈してきます。 泉質は含ホウ酸食塩泉、塩化ナトリウム、珪酸、重炭酸カルシウム等を含有し胃腸病に、 また入浴すれば皮膚病に効果があります。 園内には温泉熱利用の熱帯魚館があり、アマゾンの大王魚(ピラルク)、人喰魚(ピラニア)外 数種類の熱帯魚を飼育しています。 附属の郷土美術<<二豊南画堂>>には大分県出身の江戸中期よりの文人画家の作品を展示しています。 泉質 含ホウ酸食塩泉 温度 95℃(湧出口) 成分 クロールナトリウム 珪酸 重炭酸カルシウム 効能 温泉は非常に飲み易く胃腸病、皮膚病などに効あり」 ※案内板より引用、以下同じ 別府地獄めぐり公式サイト(別府地獄組合) blogram ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。 先の案内にあるとおり、現存する「淡水魚」の中では最大種の「ピラルク」や「ピラニア」はいましたがスルー。 さすがに「Nikon1 V2」では条件が厳しすぎますし。 さて、そんなこんなで時刻は13時半過ぎ。 で、昼食は「白池地獄」の裏手にある「海山の蔵」(さちのくら)へ向かいます。 といっても直接行く道はなく、一度「海地獄」前に置いてきた「自転車」を取りに戻ってから。 そして「海地獄」からは500mほどなのでほんの2~3分で到着。 ここは「地獄蒸し」が有名なお店ですが、いざ店先に掲げられたメニューを見ると・・・・・。 「お肉屋さんのハンバーグランチ 豊後牛を100%使用したシェフ自慢のハンバーグ スープ・サラダ・ライスorパン・コーヒー付」 これに引かれました。 ちなみに「ハンバーグ」は5種類から選べます。 海山の蔵(もと湯の黒田や内 さちの蔵)@食べログ ボリュームある「ハンバーグ」の上に「大葉」と山盛りの「大根おろし」が乗っています。 見た目は「ハンバーグ地獄」か?といった雰囲気。 って、影響されすぎですね(^^; とはいえ、グツグツと煮立ってはおらずそれほど熱いようには見えません。 でも一口食べると、これが熱々!! 気をつけないと口の中が「炎熱地獄」状態になります(笑) この日の「スープ」は「クラムチャウダー」。 ごろごろした「じゃがいも」が入っていて食べごたえがありました。 表のメニューにはありませんでしたが、食後には「デザート」も。 これで1575円は安いですね。 満足満足☆ 「海山の蔵」から「県道218号線」を道なりに約3km進んだところにあります。 「血の池地獄 温度 摂氏78度 華氏176度 池面積 約1300平方米 湯口面積 約700平方米 湧出量 一昼夜 約1800粁立 深サ 実測30米 推測180米 含有物 酸化鉄・酸化マグネシウム・珪酸・酸化カルシウム 用途 血の池軟膏(皮膚病薬)、染色(タオル・ハンカチ等)」 ※粁=km、粁立=km3=1kl 別府 血の池地獄 周辺部と中心部でわずかに色の鮮やかさが異なっているのもわかりますね。 ちなみにこの場所、昭和2年(1927年)9月2日午後4時30分に大爆発を起こしています。 その高さは約220mにも達したんだとか! 公式サイトによれば、明治からこのときまで9回もの爆発を起こしているんだそう。 でも爆発を防止するための対応をしているので、現在はその心配はありません。 背景に赤い池を持ってくると、夕焼けに浮かび上がるシルエットのような雰囲気になりました。 「血の池地獄」のすぐとなりにあるので、歩いて移動します。 その奥の斜面にはご覧のように色とりどりの「つつじ」が咲き誇っていました。 「竜巻地獄」といえば「悪魔超人」の・・・・・。 またこの名前は一般的な「竜」ではなく「龍」を使っているのがちょっと不思議。 龍巻地獄@別府地獄組合 入場するとちょうど噴出しているタイミングでした! 帰りの「バス」の時間が迫っていただけにラッキー☆ ちょっと残念なのは天井があること。 安全面に配慮したものとはいえ、迫力が半減するような気がします(^^; 「龍巻地獄間歇泉原理説明 この龍巻地獄は天然の間歇泉で一定の時をおいて噴出します。 間歇泉の周期的な噴出構造は地下の水圧と沸騰温度との微妙な関係によって起きると考えられます。 地下の深いところにより高熱度の熱水(150℃)が上昇してきて空洞B部に集り、 地表A部に向かって上昇しAB部の温度水を地表に排除する。 B部の温度が高くなりAB間の水圧に対し沸騰温度以上に高くなれば気化現象を起こし 上部の温熱水を地表に排出し沸騰は爆発的に旺盛となります。 墳騰の継続によりB部の熱水は減少し空洞の圧力が下り噴出は終ります。 なお世界的に有名な間歇泉、米国のイエローストーン国立公園やアイスランド、ニュージーランド等にありますが、 噴出周期の短い点では、当龍巻地獄が鑑賞者の興味をひいているところでございます。 休止時間 約30分~40分 噴出時間 約6分~10分 1日噴出量 600kl 温度 105度 泉質 含食塩酸性泉」 間欠泉@Wiki 緑に染まっているのは何の成分のためでしょう? 噴出した熱泉が当たり続けた天井からは湯気が立ち上ります。 さて、この時点で「大分空港」行きのバスの時間まであと約30分。 「日豊本線」の「亀川駅」前にある「亀川駅前バス停」へと向かいます。 「血の池地獄」からは約2kmなので、よほどのことがない限り大丈夫ですが(^^; ただしここから出る「空港連絡バス」は1時間に1本と少々リスクあり。 駅から約600mほど北に走り「国道10号線」との合流点「公設市場交差点」まで出ると「亀川古市バス停」があります。 こちらには駅前を経由しない「バス」4本が15~40分毎に停車。 場所がわからなかったので「駅前」を選択しましたが、乗りはぐると帰りの便に間に合わないのでちょっとヒヤヒヤでした(^^; 時間があれば駅近くの「立ち寄り湯」で汗を流したかったところですが、仕方ないですね。 大分交通 大分・別府のバス情報 使用機材は行きと同じく「ボーイング737-800」、機体番号「JA807X」です。 この機体は「大分県国東市」が「世界農業遺産」に指定されたことを記念した特別塗装機。 旅の締めくくりにレアな機体に乗れるというのはうれしいですね。 国東市観光情報 このときが初見でしたが、まさか自分が搭乗することになるとは(^^) イメージキャラの「さ吉くん」の姿ももちろんあります。 「大分県の国東市は、国に東と書いて「くにさき」と読みます。 2013年 国東半島宇佐地域は、「世界農業遺産」に認定されました。」 3日間ともこんな天気だったらよかったんですけどね~(^^; そして無事「羽田空港」に到着し、現地解散としました。 今回は何から何までお世話になりました。 「びん」、ありがとう! 16枚目 V2 + 1 NIKKOR VR 30-110mm f/3.8-5.6 ほかはすべて V2 + 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 次回から新シリーズ、サンシャイン水族館編です。
by sampo_katze
| 2014-07-17 21:30
| Brompton+九州
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