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ジェノバラインで淡路島へ
冬の明石出張でのオフタイム編・第1回


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「明石のタコと淡路の花」


4月になり関東平野部では桜が散りはじめていますが、このブログではようやく年が明けて2015年版となります。
今回はずいぶん長かったな~(^^;
ということで、改めて今年(度)もよろしくお願いいたします!

さて1月19日(月)から23日(金)までの5日間、「兵庫県明石市」に出張がありました。
その前後の日はいずれも移動日になるんですが、行きは先乗りで17日(土)に現地入りして翌18日(日)は「淡路島」へ。
そして帰京前の24日(土)もまた別のところを巡ることにしました。
今回は昨年12月の「京都」とはちがって、土曜も宿を確保できましたからね。

で、まずは「明石港」から「高速船」に乗って「淡路島」北部にある「岩屋港」へ。
かつては車も乗る「フェリー」が運行されていましたが、現在は「ジェノバライン」が運航する「高速船」のみ。
そのため「自転車」は渡れますが、「125cc以下のバイク」は「淡路島」にわたる手段がありません。
ただ待合室に「新造船」の愛称募集のチラシがあり、これが就航することで解消されるそうです。

そして「岩屋港」からは「コミュニティバス」に乗り継いで「北淡」(ほくだん)エリアを目指します。
「バス」はかなり本数が限られているので、予定通りの「高速船」に乗れないとアウト。
そのため宿のある「西明石駅」を少し早めに出ました。
1つとなりの「明石駅」で下車し、「明石港」までは徒歩10分ほどです。


表紙の写真は、「明石港」の待合室の壁です。
ご当地名物の「タコ」の一族、左にはこちらも名物の「タイ」でしょうか。
「タコ」は「食のまち明石」のマスコットキャラクターで「パパたこ」という名前が付けられていました。
頭にはお約束通り(?)の鉢巻きが巻かれています。

全体に描かれている花は「淡路花博」のイメージのようですね。
今年は3月21日から5月31日まで開催されるとのことです。

淡路ジェノバライン
淡路市ホームページ


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壁に描かれたオレンジ色のライン。
これは「子午線」(しごせん)を意味し、その両側に「子午線」が通る市町のシンボルマークが描かれています。
全部で13市町あるんですが、ここに写っているのは都合により一部欠けてしまってます(^^;
ちなみに「子午線」そのものはここから東に約1kmのところを通っているんですよ。
これについては後日アップします。


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天井には十字を描く窓がついていますが、これは東西南北に合わせてあるんだそう。
12時になるとちょうど日光がこのオレンジのラインと重なるようになっているんですね。
さすが時間の町という感じ。

「日本の時刻(とき)はここ明石から
 海辺に吹くさわやかな風、水平線から昇り大空を動く太陽、満ち欠けする月、潮の干潮、四季折々に咲く花々など、
 自然の営みを知ったとき、人は時を感じます。そのとき人は、時の流れを時間や時刻として数値化しようとしました。
 子午線(しごせん)もその手段の一つです。昔、日本や中国で方位や時刻を動物の名前で呼んでおりましたが、
 地球の北(子 ね)と南(午 うま)を結ぶ線を子午線といいます。
 明治21年1月1日から、世界中の経度と時刻の基準となっているイギリスのグリニッジ天文台を0度(本初子午線)とし
 15度ごとに1時間ずつ移動、9時間早い東経135度のここ明石市に太陽が真南に来る時を
 日本全国正午にすることに決まりました。これが日本標準時です。
 この建物ドームの天井の十字のスリットは北側壁面とともに東西南北の方位に合わせてありますので
 南北のスリットから入射する太陽光は正午になると床から垂直な光線となり壁に東経135度の子午線を刻みます。
 すなわち、このエントランスホールそのものが光による日時計となっています。」

※説明文より引用


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08:20、「高速船」は定刻に出発しました。
「岩屋港」まで約13分の船旅です。


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遠くに「明石市立天文科学館」が見えました。
「子午線」はあの場所を通過しているんですよ。
なお120mmではこれが限界でした(^^;


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出発から約10分、「明石海峡大橋」が近づいてきました。
ここまでは逆光気味だったので撮らずに待っていたんですが、そろそろいい感じになってきたので。


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真下を通る瞬間!
お約束の1枚ですが、さすがに高速航行中なのでぴったりにするのはちょっと大変。
でも偶然いい感じになってくれてよかった!


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朝なので橋を通り過ぎてからが順光になります。
波はとても穏やかでさざ波すら立っておらずまるで鏡のよう。
そのままでは物足りないところでしたが、小さな「漁船」が走っていたのでいいアクセントになってくれました。


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「岩屋港」に到着後、乗り継ぐバスが出るまでは時間があります。
「ポートビル」の中には売店があり、地元の魚や野菜などが売られているのでそれを眺めるのもよし。
とりあえずここまで運んできてくれた船を撮っておこうと裏手に回ります。
運用されているのは「まりんふらわー2」で、白地に青いラインが入っています。
柵越しになってしまいましたが、いい感じに光が当たっていたのでラッキー。


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そしてここからは「淡路市北部生活観光バス」に乗って「北淡」(ほくだん)エリアへ。
やってきたのはピンクで彩られた「あわ姫2号」です。
このバスは「岩屋港」から反時計回りのルート「西回り」と、土日祝日のみ運行される「観光施設周遊回り」に使用。
反対の時計回りルート「東回り」「あわ神」(あわじん)という青いバスで運行されています。

出発は08:55なので約20分待ち、所要時間は約30分です。
この次は09:25発があるんですが、こちらは目的地とは反対側から回るので所要時間はなんと1時間20分!
「高速船」1本乗り遅れるだけで大きく行程が変わってしまうんですね。
「レンタサイクル」という手もあったんですけど、現地に入るまで知らなかったですし(^^;


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運賃は1回あたり500円。
少々割高に感じますが、意外と乗車距離は長いので普通でしょう。
また「岩屋港」にある情報センターや車内で「一日乗車券」も購入できますよ。


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、北淡震災記念公園を訪ねます。
by sampo_katze | 2015-04-04 20:50 | 関西 | Comments(0)


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