千葉市動物公園へ行こう!編・第2回
「モンキーゾーン」の中編。 最初のエリアにいる「ワオキツネザル」と、「サルの比較舎」の前半です。 「サルの比較舎」では中型種が9種ほど飼育、展示されています。 ほかのエリアにいる大型・小型も含めるとかなりの種類がいるんですよね。 あまりあちこち行ってないのでわかりませんが、国内でも有数の展示数ではないかと。 表紙の写真は、並んでひなたぼっこをしている「ワオキツネザル」です。 右の子はちょこんと座り、しっぽを前に投げ出した姿勢をしていますね。 どこか「ニンゲン」っぽい雰囲気ですがこの姿勢が一番ラクなのか、ほかの動物園でもよく見られます。 「ワオキツネザル Ring-tailed lemur Lemur catta 尾が黒白互いちがいになっているところから、この名がつけられています。 アフリカのマダガスカル島にだけ分布し、数頭のオスとメスによる群れを作り、なわばりをもっています。 地上で生活することが多く、日中活動します。手首とわきの下からにおいのする分泌物を出し、 尾や枝にこすりつけ、においづけをします。」 blogram ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。 でもとなりにいる「フクロテナガザル」が大きな声で鳴き交わしを始めたのが気になる様子。 2頭ともそちらに顔を向けて「なんだなんだ?」といった感じ。 左の子の振り向き方も「ニンゲン」っぽいですね~。 1種目は「ブラッザゲノン」。 ググってみると「ブラッザグエノン」という呼び名が多いようですね。 「ブラッザゲノン 英名 De Brazza's Monkey 学名 Cercopithecus neglectus 霊長目オナガザル科 分布:カメルーンからエチオピア ケニアからアンゴラ」 目の上にはイチョウの葉のような形をしたオレンジ色の部分、鼻からあごにかけては白くなっています。 まるで長くて白いひげをたくわえた「仙人」のようにも見えます。 またこの子だけなのかはわかりませんが、人差し指から小指までの4本の指先がピンク色をしていますね。 小顔のためか、まるで子ザルのような雰囲気ですね。 また尻尾の先っぽがくるんとカールしています。 「フサオマキザル 英名 Tufted capuchin 学名 Cebus apella 霊長目オマキザル科 分布:南アメリカ」 鋭くとがった「犬歯」が見えます。 手で葉っぱをつかみ、足は枝をしっかり握って姿勢を保っていますね。 実はこれ、水を飲んでいるところなんです。 どうやら手の甲に水をつけているようですね。 何とも奇妙というかちょっと無駄な動きのように見えるんですが(^^; それぞれ個性が出ているんでしょうかね。 和名ではなんとも単純な呼び名になってますが、英名では「セレベス マカク」。 「セレベス」は「インドネシア」中部にある島の植民地時代の呼び名で、独立した現在は「スラウェシ」と呼ばれています。 また「マカク」は「オナガザル科マカク属」を意味しています。 「スラウェシ」の固有種なのかもしれません。 「クロザル 英名 Celebes Macaque 学名 Macaca nigra 霊長目オナガザル科 分布:スラウェシ(セレベス)北東部」 頭のてっぺんの毛がツンツンと立っているのが1つの特徴。 単色なのでわかりづらいですが、肩からひじあたりにかけての毛も長そうです。 赤や青といった原色に近い鮮やかな毛の色をまとうとてもめずらしい種ですね。 オスの方が大きく色も派手なんですが動き回っていたため、トレードマークの顔をきれいに撮れなかったのは残念。 「マンドリル 英名 Mandrill 学名 Papio sphinx 霊長目オナガザル科 分布:カメルーン ガボン コンゴ」 メスはオスの半分くらいしかなさそうです。 またオスはお腹からおしりにかけても青と赤が入っていて、ほんとにハデハデです。 「パスタ」でも「タパス」(スペイン料理の前菜)でもありません。 顔から胸、前足にかけてが白く、背中は赤っぽいとてもきれいな毛色をしているんですが、この方向ではわかりづらいですね。 細い杭の上に立っていますが、この上でクルクルと回っていたんですよ! それほど速くはありませんでしたが、よく落ちないものだと感心しました。 「パタスザル 英名 Patas monkey 学名 Erythrocebus patas 霊長目オナガザル科 分布:サハラ砂漠以南(セネガルからエチオピア、タンザニア)」 おつかれのお父さんサラリーマンみたい? 背中は柱にもたれて、金網に張りつくようにしていました。 これがラクなんでしょうね。 すべて D700+VR70-200mmF2.8G+TC-14EⅡ 次回は、サルの比較舎の後半です。
by sampo_katze
| 2015-06-05 21:00
| 動物園
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