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京都にあった明治期の教会堂 
犬山訪問Ⅲ~博物館明治村編・第2回


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「教会堂も木の葉も赤く」


今回訪ねた「明治村」には全部で67棟の建物が展示されています。
今回は初めての訪問なので、とりあえず建物にふられた番号順に訪ねていくことにしました。
といってもすべての建物を網羅していたら1日では絶対に足りないので、すでに1軒飛ばしてありますが(^^;

村内は6つのゾーンに分けられていて、初めは「1丁目」から。
前回まで紹介したエリアの次は高台の上へと上がっていきます。
ただでさえ広いのに、山間にあるので意外とアップダウンが多く見学はちょっとしたハイキングになりそうです。


表紙の写真は、「京都市」にあった「聖ヨハネ教会」です。
こちらに移設された翌年の1965年(昭和40年)に「重要文化財」に指定されました。
やや色あせてはいるものの赤を基調とした姿で、手前の木々の色づいた葉とともに秋の風景を見せてくれました。

「聖ヨハネ教会堂
 旧所在地 京都市下京区河原町通五条下ル
 建設年 明治40年  解体年 昭和38年  移築年 昭和39年
 建築面積 108.3坪  構造 木造煉瓦造二階建銅板葺  寄贈者 日本聖公会京都教区

 聖ヨハネ教会堂は1階を日曜学校や幼稚園に、2階を会堂として使用していたプロテスタントの一派日本聖公会の教会堂である。
 設計者は明治13年(1880)に来日したアメリカ人宣教師で建築家のガーディナーである。
 1階を煉瓦造、2階を木造、屋根に軽い銅板を葺いた構造は耐震性に配慮しているといえる。
 正面入口の尖塔アーチに見られるように、細部はゴシック風にデザインされている。
 本格的な洋風建築のこの建物は、現存する明治期のキリスト教教会堂の代表的なものの一つである。」



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ぐるっと回りこむようにして教会堂の正面へと出ます。
この日は平日ということもあって、近隣の小学校の「社会科見学」が行われていたのかな?
5~6人のグループになって建物についてメモを走らせたりしているのが見られました。

さて肝心の建物ですが、正面に出ることで1階部分はレンガ造りになっているのがわかりました。
下から上がってくるときは2階部分しか見えませんでしたからね。
下層部を重く頑丈に、上層部は軽くすることで耐震性を高めているんですね。


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中は混雑していそうなので少し外で時間をつぶします。
側面の中央部分は3つの窓が並んでいますが、右の1つは少し間隔があいていますね。
しかも2階部分のガラスの形状も異なっています。


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中に入ってからは先に2階を見たんですが、順番を変えて1階から。
1階は「こども遊び広場」として開放されています。
「室内の遊具・玩具はご自由にお使いいただけます」とのことなので。
入ったときはここは多くの子どもたちで大騒ぎになってましたから(^^;


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尖塔部分は2階への階段となっています。


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踊り場には尖塔に上がるためのはしごが取りつけられていました。
現在は板が取りつけられていて上れないようになっています。


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2階から尖塔の内側を。
さまざまな方向から光が差し込むので比較的明るいです。


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これは「聖洗盤」とのこと。
でも何に使われるのかという説明はありません(^^;
雰囲気的には「洗礼」に使われるような感じはしますけどね。


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両サイドの窓にある「ステンドグラス」
表から見た右側のシンプルな窓にはこれがなかったんですね。


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2階の奥は「会堂」になっています。


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天井の梁の様子。
アーチ状に組まれていて、高い天井を支えています。


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多くの「オルガン」も展示されていました。
どこかの教会堂で使われていたものかもしれませんね。
国内の某メーカーの名前も見えましたよ。


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向かって左側にはやや大型の「オルガン」が。
どれも遠目には状態はよさそうに見えたので、もしかすると演奏できるのかも?
でもさわることはおろか、入ることもできないので(^^;


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左の壁の前には「リース」が置かれていました。
見た目には「クリスマス」っぽい雰囲気ですが、このときはまだ11月半ば。
ハートの形をしているので、結婚式などに使われるもののようですね。


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、1丁目にある明治の偉人ゆかりの建物を訪ねます。
by sampo_katze | 2016-02-04 21:00 | 東海・中部 | Comments(0)


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