名古屋港ガーデンふ頭をめぐる
名古屋訪問Ⅱ~名古屋港水族館編・第1回


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「ペンギンとシャチがお出迎え☆」


2日目の11月17日(火)。
この日は夕方あたりから雨が降る見込みだったので、屋外散策をあきらめ屋内施設のあるところへ行くことに。
そこで、これまで未訪問だった「名古屋港水族館」を訪ねることにしました。
場所は名前にある通り「名古屋港」の一角にある「ガーデンふ頭」というところ。
「市営地下鉄名港線」(めいこうせん)の終点「名古屋港駅」から徒歩10分ほどです。

開館時間は通年変わらず09:30からで、閉館時間は季節によって変わります。
また当日であれば再入場も可能というところもうれしいポイントですね。
まぁ、わたしはたいていは1度入ったら気のすむまで出ていきませんけど(笑)

さてこの日もいつものごとく、開館直後から見学したかったので9時ちょうど頃に到着。
とはいえ入館できるまでには時間がありますし、この時点では薄日が差しています。
なので「ガーデンふ頭」にある展示物などを眺めて時間をつぶすことにしました。


表紙の写真は、「ガーデンふ頭」入口にあった歓迎の看板です。
「名古屋港駅」3番出口を出たすぐ先にある「Garden Pier交差点」の向かい側にあります。
両端にキャラクターのイラストが描かれていますが、どちらもマスコットキャラのようですね。
看板に書かれていなかったので、この時点では名前がわかりませんでした(^^;
左の「ペンギン」は後で出てきますが、右の「シャチ」はたぶん「カイオー」かと。


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この年(2015年)は「南極観測船ふじ」がこちらで公開されてから30周年。
それを記念したボードが掲げられていました。
ここにも「名古屋港」のキャラクターが描かれていて右が「ポータン」、左は「ミータン」です。
船を係留するための丸っこい杭のようなものを擬人化したデザインなんですが、いわれないと気づきにくいかも?
あの名前は「ボラード」といって本来は船用のものだったんですが、最近では車止めの意味もあるんだそう。


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この埠頭には「ふじ」本体はもちろん、それに使われていた主要パーツも周辺に展示されています。
これは「主錨」(しゅびょう)で、重さは約4tもあります。
主ということは、補助の錨もあるんでしょうね。

「南極観測船ふじの主錨
 重量 4,160kg   材質 鋳鋼

 主錨用チェーン
 直径 58mm   長さ 280m   材質 鋳鋼」



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先の写真でもちらっと見えていましたが、推進力となる「プロペラ」「プロペラ軸」
ここにあるのは右げん側で、もう1組が左げん側にありますが展示されていません。
ちなみに背後に見える建物は「名古屋港湾会館」です。

「南極観測船ふじのプロペラとプロペラ軸(右げん側)
 プロペラ
  直径 4,900mm  ピッチ 3,426mm
  重量 21,700kg  材質 ステンレス鋳鋼

 プロペラ軸
  直径 600mm  長さ 11,500mm
  重量 25,800kg  材質 鍛鋼(たんこう)」



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こちらは「第一次南極地域観測隊」で取り残されたものの、奇跡的に生還を果たした「タロとジロ」の像。
個人的には映画「南極物語」のイメージが強いですね。
公開されたときは小学生でしたが(歳がバレますね・笑)

説明にはどちらがどちらとは書かれていないのでよくわかりませんが、右の子は左耳がわずかにたれていますね。
以前、これがどちらかの特徴というのをどこかで聞いたような気がしてるんですが(^^;

「タロ・ジロの像
 タロ・ジロは、昭和31年の第一次南極地域観測隊のソリ犬として活躍し、第二次隊の越冬中止で
 昭和基地にやむなく残されたが、極寒の地で一年間見事に息抜き、我々に夢と希望と勇気を与えてくれた。
 南極観測船「ふじ」が名古屋港に係留保存されたのを機会にこの地に像を建立し、長くその功績を称えるものである。」



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そして「南極観測」には不可欠な「雪上車」
時速40kmで走行できるんですね!
ちょっとオドロキ。

「中型雪上車 SM50S
 この雪上車は南極大陸で約20年間、昭和基地から内陸基地(みずほ基地/270km、あすか観測拠点/670km、
 ドーム観測拠点/1,000km)などへの人員・物資輸送や、内陸調査旅行に使用されました。
 車種 SM50S
 製造 1979年(昭和54年)   使用 第21次~第39次(1979~1998年)
 全長 5m31cm   全幅 2m85cm   全高 2m87cm
 車両重量 6,170kg   最大積載量 550㎏(乗員2名含む)   最大速度 40km/h
 耐寒温度 -50℃   牽引能力 2t積木製橇3台」



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後ろに回ってみると、中に入れるようになっていました。
せっかくなので中がどんなふうになっているかを見てみることに。


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左右は簡素なクッションが張られたベンチのような感じ。
奥は機材などを載せるための棚がありました。
手前のエリアは一応、人が乗ることも想定しているようですが乗り心地はどうだったんでしょうね(^^;


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運転室には入れませんが、後ろの窓から中をのぞくことはできます。
乗員は2人で、右側が運転席ですね。
「キャタピラ」駆動なので、レバーで方向転換するようです。


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こちらは「ガーデンふ頭」にそびえ立つ「名古屋港ポートビル」
一風変わった外観をしていますが、これは海に浮かぶ白い帆船をイメージしたものとのこと。
高さは63mあり、低層階には「名古屋海洋博物館」やレストランなどがあります。
また最上階はお約束通り?「展望室」になっています。


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「ポートビル」の海側に出ると「シャチ」をモチーフにしたオブジェが置かれています。
これは「バウマーク」というもので、船の先端部分に取りつけられる飾りのこと。
ご当地らしいモチーフなのは「名古屋」を発着するフェリーだったからかな?
なお「バウ」(bow)とは英語で「船首」の意味です。

「バウマーク(船首の飾り)
 この鯱は、大型フェリー「あるごう」"7,000トン"の船首の飾りです。名古屋-大分間を就航していました。
 提供:太平洋フェリー株式会社」



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「バウマーク」をアップに。
けっこうきれいなので、比較的最近にお色直しされたのかもしれませんね。


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「ポートビル」の西側岸壁には「ふじ」が係留、展示されています。
「南極観測船」としては「宗谷」に続く2代目で、1965年(昭和40年)に竣工し1984年(同59年)まで活躍しました。
現在は博物館として公開され、内部を見学することができます。
入ってみたいところですがこの日の目的は水族館なので、こちらは翌日に訪問することにしています。

「南極観測船ふじご案内
 おもな項目
 基準排水量:5,250トン   進水年月日:1965年3月18日
 長さ:100メートル   竣工年月日:1965年7月15日
 幅 :22メートル    建造者:日本鋼管株式会社鶴見造船所
 深さ:11.8メートル   最大速力:17ノット
 砕氷能力:氷厚0.8mまで連続砕氷   主機形式:ディーゼル電気推進
 軸馬力 :12,000馬力   定員  :約245名」

船内の定員(521人)を超えたときは、乗船できません。


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そろそろ開館時間なので「名古屋港水族館」のエリアへと進みます。
入口に通じる階段の前には「ペンギン」の像が置かれていました。
前に回ってみると、なんと「郵便ポスト」になっています!
マスコットキャラの「ギンペイ」がモチーフで、オブジェではなく現役のポストとして活躍中。
消印は「名古屋港郵便局」のものになるとのことですが、絵柄はどうなんでしょうね?

「"ギンペイ"郵便ポスト
 この郵便ポストは名古屋港水族館のマスコット"ギンペイ"を郵便ポストとして作られた物です。
 このポストから投函された郵便物は名古屋港郵便局の消印が押されます。ご来館の記念にぜひご利用ください。
 収集時間
  1 平日・土曜 17時20分頃    2 日曜・祝日 11時50分頃」



すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、名古屋港水族館に入館します。
by sampo_katze | 2016-04-06 20:30 | 東海・中部 | Comments(0)


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