名古屋訪問Ⅱ~名古屋港水族館編・最終回
![]() 「名古屋港水族館」の最終回は「ベルーガ」です。 個人的には「シロイルカ」の方が通りがいいので、こちらで進めていきます(^^; 「北館」2階の入口を入って右側に「シャチ」と「イルカ」のプール。 通路をはさんで左側に「シロイルカ」のいるプールがあります。 黒が基調の「シャチ」と白一色の「シロイルカ」が同時に見られるのは国内ではここだけなんですよね。 あ、でも海外でもあるのかなぁ?? 「ベルーガ(シロイルカ) イッカク科 英名:Beluga/White whale 学名:Delphinapterus leucas 北極圏またはその周辺海域にのみ生息する。ベルーガの名はロシア語の白いという意味からきており、 その名のとおり真っ白な体と、自由に曲がる首が特徴的。鳴き声は「海のカナリア」として有名。 体長 雄4~4.5m 雌3.5~4m 体重 雄1~1.5t 雌0.5~1t 平均寿命 25~35年 性成熟年齢 雄8~9才 雌4~7才 妊娠期間 14~16ヶ月 出生時体長 約1.5m 出産間隔 3年 授乳期間 20~24ヶ月 北極周辺の海域に生息し、海水に進退にあわせて氷縁に沿って移動する。毎年決まった回遊をするハクジラの一種で、 春から夏には沿岸域や河口に入り込み、数千頭の密集した群れをつくる。この時期、古くなった皮膚をこすり落とす ラビングという独特の行動を見せる。交尾や出産も春から夏にかけて行われ、新生児は濃い灰色で生まれる。 大きくなるにつれて次第に白くなり、12才ごろにはほとんど全身が白くなる。 群れで行動するとき、「海のカナリア」と呼ばれるさえずりのような鳴き声を頻繁に発する。背びれがなく、頭は小さく丸い。 頸椎(けいつい)が融合していないため、頭を自由に動かすことができる。魚以外にもいろいろな小型の甲殻類や 軟体動物などの底生(ていせい)動物も食べ、餌となる動物は100種類にも及ぶ。」 ※説明板より引用 表紙の写真は、プールの底の方をゆったりと泳ぐ「シロイルカ」たちです。 ややふくらんだ丸っこい頭と短い吻(ふん)がほかの「イルカ」類とはちょっと異なります。 背びれがありませんが、これは氷の下を泳ぐこともあるので不要になったのかもしれません。 体はかなり柔軟性があるようで、体が横向きに「くの字」のように曲がっても平気。 同様に首も上下左右に自由に動かすことができるんですよ。 blogram ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。 ![]() ![]() 公開トレーニングの会場は、「バンドウイルカ」たちのいるプールのとなりにあります。 あちらは屋外ですが、こちらは屋内にあるので雨が降っても大丈夫。 というか、この時点で予報通り雨が降ってきてたんですよね(^^; ![]() 基本的に好奇心旺盛で遊び好きなので、トレーニングとは関係なくこうして遊んだりしているようです。 パフォーマンスもいってみればそんな遊びの一環みたいなものらしいですからね。 ![]() それにしてもこんなに間近で見られるなんて感動! 柵も比較的低いので、手を伸ばせば届きそうな距離感です。 もちろん手などを出してはダメですけどね(^^; ![]() 名前の通り、背中もお腹も真っ白です。 でも生まれたばかりのころは灰色がかっていて、年齢を重ねるごとに白さを増していくんだそう。 ![]() ほかの種ではできませんが、「シロイルカ」はここを自由に動かせることからこんなこともできるとのこと。 ![]() これも胸びれの柔軟性が高いことに由来していて、ほかの種ではできません。 氷山の下を泳ぎ回ったりすることもあるので、このような器用な動きができるようになったんでしょうね。 ![]() といいたいところですが、「シロイルカ」は「バンドウイルカ」などのように体全体を飛ばすことはできません。 せいぜい体の半分くらいを水面上に出すくらい。 体が柔軟と引き換えに運動能力がやや控えめになっているんでしょうね。 それでもあの大きな体でここまで上がるんですが。 ![]() 連続写真でお楽しみください? ![]() これは「メロン」と呼ばれるもので、自分の意思で自由に形を変えることができるんだそう。 そしてここを通してさまざまな音を出し、コミュニケーションを取ったり周囲の状況を把握します。 また「脂肪」でできているので、このように手で押すとぷにゅぷにゅと簡単に変形します。 こんなにつぶれてるとなんだか痛そうにも見えますが、ぜんぜんそんなことはないとのこと。 もし痛かったらこんなことさせないですよね(^^; ![]() ![]() 目だけがそちらに向いていて、まだ遊ぶからねと言っているようです。 ![]() 「メロン」に乗っけているその様はまるで「天使の輪」のよう。 半開きになった口とつむったような目は微笑んでいるようにも見えます。 白い体だけにその印象がより強くなりますね。 ![]() なんとも奇妙な姿です。 ![]() いろいろなバリエーションがあるんですね。 なんとも芸達者な子です。 ![]() 頭を振りながら飛ばすのできれいなアーチを描きます。 観覧席の方には飛んでこないと思いますが、いたずら心が芽生えるともしかしたら?(^^; ![]() これくらいはお手のものって感じです。 ![]() この日はそのまま宿へと戻ることにします。 「南極観測船ふじ」も見たかったけど、閉館時間になっちゃいましたからね。 すべて D700+24-120mmF4G/VR 次回から3日目、まずはリニア・鉄道館を訪ねます。
by sampo_katze
| 2016-05-10 21:15
| 水族館
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