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小柄なフクロウたち+2
年賀状2017の絵柄探しに掛川花鳥園へ!・第2回


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「いつでも満開!」


「大温室」「レストラン」などのあるエリアからは3つのゾーンへと進むことができます。
順路はないのでどのゾーンへ進んでもいいんですが、もっとも入口が近い「フクロウ」たちがいるゾーンが定番かと。
このゾーンは「わくわくイベント会場」で、「フクロウ」の飛行ショーや手に乗せたりするイベントが開催されます。
基本的に1日3回ありますが、時間によって内容が変わるので要チェック。
「ペンギン」たちがいるエリアから入って右手に進むとありますよ。


表紙の写真は、「ペンギン」たちのエリアから「大温室」に入ったところの様子です。
「ベゴニア」をはじめとした様々な花々があふれんばかりに咲いています。
季節を問わず、いつきてもこのように色鮮やかな光景が広がっているんですよ。


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最初にいるのは「ワライカワセミ」です。
いきなり「フクロウ」じゃないですが(^^;
「カワセミ」の仲間の中ではもっとも大きい種で、全長は40~50cmほど。
ですが、全体に比べてくちばしが長いために小柄に見えます。
左がメスの「ララ」、右がオスの「ラフ」ですが区別ができません(笑)

「ワライカワセミ
 英名 Laughing kookaburra  学名 Dacelo novaeguineae
 名前 ラフ・ララ
 オーストラリアやニュージーランドなどに分布する、カワセミの中では最大の種類です。
 子育ての際には、親以外の繁殖に参加しない個体も一緒になって、卵を温めたり、雛に餌を運んだりするそうです。
 仲間意識の高い、愛情深い種ですね。
 鳴き声がとても特徴的で、なんと人間の笑い声に似ているんです。そのため、この種名がつきました。
『ワライカワセミを乗せてみよう』では腕に乗せてお写真をお撮り頂くことができます!
 1日1回しか開催していないイベントですので要チェックです☆」

※説明板より引用、以下同じ


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「ララ」が尾羽を上げてます。
たまにこうして上げ下げしてくれますね。


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おとなりは「チゴハヤブサ」「アオ」
全長は約30cmほどと「ハヤブサ」の中では小柄。
今回はかわいらしい「アヒル寝」の様子を見ることができませんでしたが、代わりに正面顔が撮れました。
初めて動画撮影もしてみましたよ。
ここではアップできませんし、ほかでアップするほどのクオリティではありませんけど(^^;

「チゴハヤブサ
 英名 Hobby  学名 Falco subbuteo
 名前 アオ

 日本にも夏鳥として飛来するハヤブサです。
 小型種のため「稚児」の名がついています。
 日本での繁殖の際にはカラスの巣を再利用し、子育てをします。
 小鳥やトンボなどの昆虫を飛びながら捕食します。
 アオちゃんは以前は当園の受付嬢を担当していたこともあります。
 人によく馴れているので、リラックスするとお腹をつけてアヒル寝と呼ばれる姿勢をとります。」



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お顔が真っ白な「メンフクロウ」
この白い部分は「顔盤」(がんばん)と呼ばれる部分で、「パラボラアンテナ」のドームのような働きをします。
「メンフクロウ」はここが白く目立っていてお面のように見えることが名前の由来。
その形がハートのようなところもポイントですね。

ちなみにこの子はメスなのに「ケン」ちゃんと呼ばれています。
わたしがここを初めて訪れた2005年10月にはすでにいたので、結構古株です。
お腹が明るい褐色で、小さな斑点が入っているところが見分けのポイントです。

「メンフクロウ
 英名 Barn Owl  学名 Tyto alba
 名前 ロンド・ケン・新(あらた)


 世界中広く分布している、お面のような顔をしたフクロウです。
 この発達した顔盤(がんばん)で音を耳の穴に集めることができます。
 メンフクロウは亜種が多く、生息地によって体色が様々です。
 特に黒いタイプは日本ではまだ大変珍しい鳥です。
 ごま模様が全身にあるのがケンちゃん、真っ黒なのがロンドくんです。
 2羽の間に生まれた新ちゃんは、ちょうど両親の中間の羽色をしています。」



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めずらしい黒っぽい色をしているのは「ロンド」
この子は一目でわかりますね。
2012年生まれですが、どこの出身かはわかりません(^^;

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お腹も真っ白なのは「ロンド」と同じく2012年生まれの「リュウ」
ちなみに1月2日の生まれで、この年は「辰年」だったことからその名がついたんだとか。

初見だと思ってたら、前回訪問した2014年7月に撮ってました。
でもそのときは後姿で顔は見えず。
今回はお顔は見えたものの、おねむ状態という(^^;

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つぶらな瞳がかわいらしい「モリフクロウ」「くくの」
「フクロウ」と見た目がそっくりですが、こちらは体色がわずかに赤みがかっています。


「モリフクロウ
 英名 Tawny Owl  学名 Strix aluco
 名前 くくの

 大きくて黒目がちな瞳が印象的な種類です。野生ではヨーロッパに生息しています。
 日本のフクロウに似ていますが、比べると本種の方が小柄で、体色も異なります。
 くくのちゃんは、2013年5月生まれ。
 とっても甘えん坊な性格で、クークーと高い声で鳴き、スタッフはもうメロメロです。
 「フクロウを乗せてみよう」で手乗りにすることが出来ます。」



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カメラ目線いただきました。
う~ん、かわいい!!

確かにこんな風に見つめられたらメロメロになっちゃいますね~。


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眠たげな目をしているのは「アメリカオオコノハズク」「十三」(じゅうぞう)。
いつ来ても寝ているので、これでもまだ起きているほうですけどね(笑)
説明にもある通り、体は小さいですが気は相当強いようです。

「アメリカオオコノハズク
 英名 Eastern Screech Owl  学名 Otus asio
 名前 十三(じゅうぞう)

 アメリカ大陸に生息する、樹木の肌にそっくりの色彩をした小型のミミズクです。
 木に止まって眠っている時など、一瞬本当に見分けがつかないほどです。
 日中は木陰に潜んでいて、夜になると小型のげっ歯類や鳥類、昆虫などを捕らえます。
 十三さんは2003年に当園で一番最初に生まれたフクロウです。
 卵から人に育てられているので自分の大きさがわかっておらず、大きなフクロウにも平気でキックをします。」




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「チャコモリフクロウ」「アモ」
たしか以前来たときは「アカアシモリフクロウ」という名前だったんですが、種名が変わったようですね。
「アモ」という名前もそこから来ているようです。
この子もなかなか起きていることがなくて、お目目パッチリの姿を1度も見たことがありません。
向こうを向いていることも多いんですよね~(^^;

「チャコモリフクロウ
 英名 Chaco Owl  学名 Strix chacoensis
 名前 アモ

 グラン・チャコという広大な平原を中心に生息している中型のフクロウです。
 以前は、アカアシモリフクロウという種名で流通していました。
 つぶらな瞳が愛らしく、サイズも手頃であるため、ペットとして飼われている方も多いようです。
 アモちゃんは2010年に一般のご家庭から来園しました。
 おっとりとした性格で、見た目も可愛らしいため、お客様から人気があります。
 アモに会うために、来園してくださる方もいるほどです。」


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「ウサギフクロウ」「つむぎ」

ご覧のように耳が長いので「ウサギ~」と名前が付きました。
ってそんなわけはなく、耳のように見えるのは「羽角」(うかく)というものです。
これがあるものを一般に「ミミズク」と呼ぶことが多いですが、こちらは例外の1つ。
「ウサギ」がその意味を持っていることから「フクロウ」とついたのではないでしょうか。
でも別名の「タテジマフクロウ」だとそれに当てはまりませんね。
英名を直訳したものなのかな?
ちなみに英名ではどちらも「Owl」(オウル)と呼び、区別していません。

「ウサギフクロウ
 英名 Striped Owl  学名 Asio clamator
 名前 つむぎ
 ウサギのような長い羽角が特徴のフクロウさん。
 本来羽角のあるフクロウのことを日本ではミミズクと呼びますが、この種類はなぜかフクロウの名がついています。
 胸のあたりの模様からタテジマフクロウとも呼ばれます。また脚が大きく、大型のワシミミズクに匹敵する握力を持っています。
 つむぎは、2016年生まれの若いフクロウさんです。
 神経質な個体が多いと言われているウサギフクロウですが、つむぎはとても人懐こく、ふれあいイベントの期待の新星です♪」



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特徴ある「羽角」をメインに。


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なかなか見られない羽ばたき!
羽毛で埋まってしまう脚もしっかり見られます。
確かに体の割に脚が大きくがっちりとしていてとても力強そうですね。



1~4、6、7枚目 D700+24-120mmF4G/VR
5、8~14枚目 D700+VR70-200mmF2.8G+TC-14EⅡ


次回は、イベント会場のフクロウたちの続きです。


by sampo_katze | 2017-03-15 21:30 | 花鳥園 | Comments(0)


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