年賀状2017の絵柄探しに掛川花鳥園へ!・最終回
「掛川花鳥園」訪問の最後は「屋外エリア」です。 ここには見学にあたっての順路は特にありませんが、普通に進むとここが最後になります。 でも、目的があるとここから訪ねることになりますね。 2008と2009年の初夏、このエリアの池にいる「コブハクチョウ」のヒナが産まれたました。 それに合わせて訪問したときは、入場するなりほかのエリアには目もくれずにここの池に直行しましたから(笑) さて、こちらのエリア。 入れる場所は限られていますが、全体では園内最大の広さになっています。 その広さを生かし、屋外で迫力ある「バードショー」が開催されたりするんですよ。 雨だったり極端に風が強かったりすると室内のイベントに変更になったりしますけどね。 そういえば雨のときには訪ねたことがなかったな~(^^; 次はあえて雨のときに訪ねてみようかな? 表紙の写真は、左手奥の方にある「森のバードハウス」の外観です。 あれ、前回の訪問時にはなかったような? その真新しい見た目からそれも当たり前なのかもしれませんが。 それはさておき、何がいるのかが気になるので行ってみることにしました。 看板は見なかったことにして・・・・・(^^; blogram ランキング参加中!よろしければクリックをお願いします。 和名は「モモアカノスリ」といいますが、あまり一般的ではないよう? 「猛禽類」としてはめずらしく群れで狩りをおこない、社会性に富んでいます。 そのためヒトにも慣れやすく、「鷹匠」の入門種ともされるそうです。 ちなみに彼の名前は「ギンジ」です。 「ハリスホーク 名前 ギンジ 英名 Harris's Hawk 学名 Parabuteo unicinctus 和名では「モモアカノスリ」と呼ばれます。腿(もも)の羽が赤い色をしており また、野を擦(す)るように飛ぶ様から付けられました。 隣の部屋のナイトよりも後輩のギンジ。よく見るとナイトよりも幼くかわいらしい顔つきをしています。」 「ギンジ」とともに「バードショー」に登場しますが、その撮影は最近の訪問ではやってません(^^; 説明にもあるようにショーの最中に山の方に飛んで行ったり、小屋の屋根にとまったりして なかなかスタッフの元に帰ってこないこともありました。 でも発信機を取りつけるので、見つからなくなることはないようですよ。 さて、デジ一ではレンズが大きすぎて金網の影が写りこんでしまいます。 そこでレンズの小さい手持ちの「iPhone5S」で撮ってみました。 予想通り金網の影が写らずきれいにその姿を収めることができました。 メモ程度の撮影しかしなかったのがもったいなかったな~。 「ハリスホーク 名前 ナイト 英名 Harris's Hawk 学名 Parabuteo unicinctus 猛禽類の中では珍しく社会性を持ち、仲間と協力して狩りを行います。 賢い為、当園のバードショーでも活躍中です。 ナイトはおちゃめな一面もあり、ショーの最中に山の中に姿を消しては 葉っぱやボロボロの靴下などのお土産(要らない・・・)を持って帰って来ることもあります。」 一昨年の12月にこちらにやってきたようです。 この子もショーに出るのかな? そろそろちゃんとショーの様子を撮るようにしないといけませんね。 新しい望遠ズームも手に入れたことだし。 「ヒメコンドル 名前 ミヤビ 英名 Turkey vulture 学名 Cattartes aura 昨年の12月に仲間入りしたばかりの新人さんです。 ヒメコンドルは、主に動物の死骸を食べて生活をします。 嗅覚が発達しており、においをたよりに獲物を探します。 左右の鼻の穴が貫通しているのが特徴! 「ミヤビ」という名前は、優雅でやさしいみんなの人気者になりますように、 という願いをこめてお客様が付けてくださいました。」 でもこういうときこそ、慌てず騒がず・・・・・ってムリ! ともかく動かないでね~と念じながら、シャッターを切りました。 なんともかわいらしい表情です。 ただ、何をあわててるんだか?なんて達観しているようにも見えるかな? ここにいる「エミュー」は「ダチョウ目ヒクイドリ科」に属する飛べない鳥の1種。 体高は「ダチョウ」に次いで大きく、もちろん園内では最大でその存在感は圧倒的! でも見た目に反して性格はとてもおとなしく、柵の中に入ってふれあうこともできますよ。 もちろんわたしも中に入って撮影しています(^^) まるで瞑想をしているようです。 眠たげな目をしていますね。 ズームしているとはいえ、この子との距離は2mほど。 さらに近寄って体にさわることもできますよ。 ただし、えさのカップを持っているとグイグイ寄ってくるので気をつけてくださいね!(笑) ここにはいろいろな水鳥たちがいます。 水面にはたくさんの草切れが浮いていて、ちょっと見た目はよくありませんね(汗) でもこれは前日だったかな?に強風が吹いていたため。 普段はこんなことはないんですけど(^^; それはさておき、まずは「コクチョウ」から。 名前のとおり全身黒色ですが、くちばしは赤いです。 また翼を広げないとわかりませんがその先端、「初列・二列風切羽」は白いんだそう。 くちばしの先端付近にも白い帯が入ってますね。 あまり鳴くことがないことから英名では「Mute Swan」と呼ばれています。 くちばしのつけ根にこぶ状のふくらみがあるのが特徴で、オスはここが大きくなります。 ちなみに写真はオスです。 「コブハクチョウ 英名 Mute Swan 学名 Gygnus olor 泳げる鳥の中では一番大きくて重い種類! マガモやコクチョウと比べると、鳴くことが少ないよ。 クチバシの上の大きなコブが特徴的!」 くちばしの根元のコブが小さいです。 毛づくろいの後なのか、くちばしに羽毛がついてますね(^^) 右手の土手には「マガモ」の小さな群れがいました。 これはその中にいたつがいと思われるペア。 日差しを浴びて気持ちよさそうです。 「マガモ 英名 Mallard 学名 Anas platyrhynchos 日本でも池や川で見られるよ。 水面を泳ぐのはうまいけどもぐるのは苦手。 ごはんと食べる為に水に頭をつっこんで逆立ち泳ぎする事もあるよ。 冬になるとオスは頭が緑色、メスは体全体が茶色になるよ。見分けてみてね!」 そこにいたのは「モモイロペリカン」(手前)と「コシベニペリカン」のコンビ。 「モモイロ~」は繁殖期に見られる毛色で、普段はこのように真っ白な体をしています。 大きなくちばしと、その下につながるこれまた大きな「のど袋」が特徴。 首を折りたたんで休むとこのようにコンパクトになります(笑) 「モモイロペリカン 英名 Great White Pelican 学名 Pelecanus onocrotalus 繁殖期にはオスもメスも薄いピンク色になるよ。 魚を捕まえる時は、群れで魚をおいこんで、大きな喉袋(のどぶくろ)で水ごとすくいあげるよ。 水は喉袋から吐き出して魚だけを丸のみ!! 花鳥園には、魚が欲しくて回る子がいるので探してみてね!」 「コシベニペリカン 英名 Pinku-backed Pelican 学名 Pelecanus rufescens ペリカンの仲間の中では、小さい種類だよ。 のどにある袋を使って、魚をすくいとって食べるよ。 腰の辺りが赤いのが名前の由来! 少し臆病な性格だけど、魚キャッチがとっても上手!」 なんだかすごい画ですね(^^; くちばしからの放熱を防ぐ意味があるよう? 羽を伸ばすところを連続で撮ることができました。 伸ばしきったところで片足立ちになっているんですよ。 まるで「ピッチャー」が投球をしているような感じです。 それにしてもなんというバランス感覚! でも今回は翼を大きく広げずに終わり。 ちょっと期待してたんですけどね~。 すべて D700+VR70-200mmF2.8G+TC-14EⅡ さて、この訪問を持って長らく愛用してきた「VR70-200mmF2.8G」と「TC-14EⅡ」のコンビは引退。 次世代のコンビへと移行しました。 それを使った記事はまだしばらく出ませんけどね(^^; 次回から新シリーズ、しながわ水族館編です。
by sampo_katze
| 2017-03-27 21:00
| 花鳥園
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Comments(2)
Commented
at 2017-04-04 16:36
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
sampo_katze at 2017-04-08 20:33
鍵コメさん、こんばんは!
そして初めまして! 返信が遅くなりまして申し訳ありません。 ご依頼の件、了解しました。 改めてご連絡いたします。 よろしくお願いします。
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