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大漁 宝のうみ&内湾 恵みのうみゾーン
仙台うみの杜水族館に行こう!編・第5回


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「猫の島グッズの数々」


今回は「大漁 宝のうみ」「内湾 恵みのうみ」ゾーンです。
前半は「三陸」の海の沖合をテーマに、「世界三大漁場」の1つに数えられる豊かな海を紹介しています。

「05 大漁 宝のうみ
 総延長で約600km続く三陸海岸の沖合に広がる青い海。
 そこは、海からの恩恵があふれる宝の海です。夏には暖流に乗って南の魚が、冬には寒流に乗って北の魚が来遊します。
 そのため、漁獲される種類、数ともに多く、世界三大漁場のひとつとして、その恩恵を受けています。
 漁法も定置網漁(ていちあみりょう)、巻き網漁、底引き網漁、延縄漁(はえなわりょう)、一本釣り漁、刺し網漁、
 籠漁(かごりょう)と、季節や獲る種類によって様々な漁を見ることができます。」

※説明板より引用、以下同じ


表紙の写真は、展示されていた「田代島にゃんこ共和国」(たしろじま)のグッズと思われます。
「缶バッジ」「ステッカー」「てぬぐい」などがありました。
「猫の島」として知られているだけにモチーフは「ネコ」がメインですが、ほかのキャラも豊富ですね。

「田代島にゃんこ共和国
 一般社団法人田代島にゃんこ共和国とは、東日本大震災の津波により漁業、観光資源に大打撃を受けた
 田代島の復興・観光促進を目的として地元かき養殖者と有志が立ち上げた団体です。」


「田代島
 田代島は周囲11.5km、面積3.14㎢、現在の島民は約80人と小さな島です。
 ヒトよりネコの方が多い島として有名ですが、島民のほとんどが何らかの形で漁業に携わっている漁師の島でもあります。

 犬の持ち込みはタブー?!「猫の島」
 いつの頃から田代島が猫の島になったのかは明らかではありませんが、島で養蚕(ようさん)が営まれていた頃、
 カイコを食べるネズミを退治するために持ち込まれたのではないかと、言われています。
 養蚕はいつしか廃れてしまいましたが、漁師さんたちの間でも猫は「大漁を招く」とされ大切にされてきました。
 また、猫たちの行動を見て天候を予想したりもしていたようです。」



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まずはおなじみ?の「マアジ」から。
「いのちきらめく うみ」ゾーンの大水槽では群れをなしていましたが、こちらは数は少なめ。
またこのように近くを泳いできてくれるので、かなり寄ることができました。
特徴的な「稜鱗」(りょうりん)、通称「ぜいご」もはっきり見えます。
もっともこの写真は小さいのでわかりづらいですが(^^;


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しま模様が入っているのは「イサキ」
漢字では「伊佐木」「鶏魚」などと書きます。
このしま模様は成長とともに消えることから、この子は若魚のようです。
おいしいんですよ~これ!(^¬^*


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水平にたなびくようにしている「アオリイカ」
こちらは漢字ではなかなかの難読で「障泥烏賊」と書きます。
「アオリ」とは泥よけに用いる「馬具」のことで、ひれの形が似ていることから来たんだそう。
それにしてもなんていい姿勢なんだろう(違)


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「ギンザケ」
「親潮 冷たいうみ」のゾーンにいた「シロザケ」は「三陸」の海にいますが、こちらの種はいません。
ただ成長が早いことから養殖が盛んに行われているそう。
銀色の体と背中側にある小さな黒っぽい斑点が特徴です。


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小さく細身の体をもった「カタクチイワシ」
口を見ると大きな目の先に上あごがあり、それに比べて下あごはあまり目立ちません。
このため片方にしか口がないように見えることから「片口」と名がつきました。
「シラス」と呼ばれるものの多くはこの種の幼魚を指します。


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同じ水槽には「マイワシ」もいました。
「カタクチ~」と比べて体が太く、側面に黒っぽい斑点が並んでいるところが特徴。
ただ個体によってはこの斑点がないものもいます。
また下あごもしっかりあり、シルエットがまるでちがいますね。
ってかそれが普通ですが(^^;


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大きな水槽でゆったりと泳いでいた「マンボウ」
やや不鮮明な写りになってしまってます(^^;

「マンボウは黒潮の勢力が強くなる毎年5月~11月頃、県北の沖合を中心に水面近くを漂っている姿をみることができ、
 気仙沼(けせんぬま)や本吉町(もとよしちょう)はマンボウの町として有名です。
 大きさは最大で3m以上、重さは2t以上にもなります。」



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背中に入る独特の模様が特徴的な「マサバ」です。
「牡鹿半島」(おじかはんとう)をはさんで「田代島」と反対の沖に浮かぶ島が「金華山」(きんかさん)。
この周辺で獲れるものは「金華山サバ」というブランドなんだそう。


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「マサバ」と「マンボウ」のコラボ?
「マンボウ」が向こう側にいたときだったのがちょっと残念!



ここからは「内湾 恵みのうみ」ゾーンです。
「宮城県」は西の「広島県」と並び、「マガキ」の養殖が盛んなところ。
このゾーンではその「マガキ」をテーマにした展示のほか、「ワークショップ」も開かれています。

「06 内湾 恵みのうみ
 松浦湾をはじめ、養殖に向いた静かな内湾の多い三陸の海。そこでは人の手によって様々な水産物が養殖されています。
 三陸の海で養殖されるものの代表がマガキ。このマガキ養殖は、自然災害によって何度も被害を受けてきましたが、
 その度に、生産者の努力で危機を乗り越えてきました。手間を惜しまず、地元の名産を絶やすまいとするその姿はまさに地域の誇りです。」



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「カキ」の幼生を採集するための「採苗器」(さいびょうき)。
左は「日本式」「ホタテ」の貝殻を使用したもので、1度きりしか使えません。
右は「フランス式」で、素材は不明ですが何度も繰り返し使えるんだそう。

「採苗
 卵からふ化したカキの赤ちゃんである幼生は、夏ごろに2週間ほど海の中を漂います。
 カキ養殖ではその期間にホタテ貝などを利用した採苗器を海の中に沈めて幼生を付着させます。
 この作業を「採苗」といいます。」


「日本式採苗器(さいびょうき)
 ホタテ貝の殻の真ん中に穴をあけてロープを通して吊るした採苗器が全国的に使われています。
 1連あたりホタテ貝の殻を70枚ほど使用します。

 フランス式採苗器
 フランスのカキ養殖では、この「クペール」と呼ばれるプラスチックのお皿のような採苗器が主流です。
 ホタテの殻と違い何度も使えます。

 フランス お返しプロジェクト
 1960~70年代にフランスでカキの疫病(えきびょう)がはやり、養殖カキが絶滅に瀕する被害を受けました。
 その際、三陸のカキがフランスに渡りそれを救ったという歴史があります。
 そのときの恩返しの意を込めて、2011年の東日本大震災では、フランスから養殖に必要なブイやロープなどの資材が
 被災した三陸の養殖・漁業関係者に手渡されました。この中にはフランス式採苗器(クペール)も含まれていました。」



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これは「抑制」という段階を表現したものと思われ。
かなりスパルタな段階を踏むんですね(^^;

「種苗(しゅびょう)からしばらくして、干潮時に水のつからない位置にカキを移動させます。
 これを抑制(よくせい)といい、カキは潮が満ちている時には水に浸かり、
 潮が引いている時には太陽にさらされるという状態になるため、環境の変化に強い抵抗力が身につきます。」



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その下を泳ぎ回っていたのは・・・・・あれ?
ネームプレートには「クサフグ」とありましたが、胸びれのところに大きな斑点がありません。
ということで「しょうたいふめい」(^^;


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最後は育成段階の「カキ棚」
「抑制」のときより「カキ」同士の距離が取られていますね。
ここにもいろいろな種類の魚たちがいましたが、長くなるので省略します(^^;

「約半年の抑制の後、今度はカキを"カキ棚"へ移動させ本養殖へと移行します。
 ここでカキは常に海中に吊るされ、収穫まで成長します。収穫は地域によってことなりますが、
 1年~2年の養殖期間の後に行われ、カキは各漁港にある「カキ処理場」へと運ばれます。
 収穫されたカキは塩素の入った滅菌海水に殻のまま、23時間以上つけられ、浄化、殺菌されます。
 その後、手作業でカキがむかれ、さらに滅菌海水で洗われ、全国へ出荷されます。」


すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、アマモ うみの揺りかごのエリアです。
by sampo_katze | 2017-07-13 21:30 | 水族館 | Comments(0)


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