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エキゾチックフィッシュ~北大西洋カリブ海の海水魚
新幹線で水族館に行こう!@マリンピア日本海編・最終回


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「カリブの明るい海を悠然と泳ぐ魚たち」


「暖流の旅」ゾーンの最後は「エキゾチックフィッシュ」のエリアです。
「エキゾチック」とは「異国情緒」といった意味がありますが、ここでは海外の魚たちを紹介しています。
2つの大きな水槽があり、1つは「ユーラシア大陸東部の淡水魚」がテーマ。
ですが、こちらは残念ながらいい写真が撮れずじまい(^^;
そこで2つ目の「北大西洋カリブ海の海水魚」をテーマとした水槽に注目します。

「カリブ海」は「南アメリカ大陸」の北側にあり、西は「メキシコ」「ユカタン半島」「太平洋」と区切られています。
また北と東は「大西洋」と接していて、南東側から「南赤道海流」という暖流が流れ込みます。
ここで「カリブ海流」と名前が変わり、北東側から「メキシコ湾流」となって「メキシコ湾」~「大西洋」へと抜けていきます。

ちなみに「メキシコ湾流」は「黒潮」「南極環流」と並ぶ世界最大級の海流なんだそう。
そしてその流れは「大西洋」を横断して「ヨーロッパ大陸」の西海岸に達します。
この暖流があることで「ヨーロッパ大陸」はかなり高緯度にあるにも関わらず、比較的温暖な気候が保たれているんだそう。
改めて世界地図を見ると、「札幌市」「フランス」「スペイン」との国境と同じくらいの緯度にあります。
「ヨーロッパ」諸国は意外と北の方にあるんですね~。

「エキゾチックフィッシュ
 ある地域や海域に生息している生き物は、長い年月をかけてその自然環境に適応してきました。
 例えば、黒潮が流れる沿岸には暖流の環境に適応した生き物が、日本海固有水には冷たく深い海の環境に
 適した生き物が生息しています。
 ここでは、日本とその周辺以外の環境に目を向け、ユーラシア大陸東部の淡水魚と
 北大西洋カリブ海の海水魚を紹介します。」

※説明板より引用、以下同じ


表紙の写真は、「マリンピアホール」に面した「カリブ海」の水槽の様子です。
大型ですが、館内でもっとも明るい?と思えるほどの明るさがあります。
またここを泳ぐ魚たちの動きは比較的ゆったりしているので撮影しやすかったですね。


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丸みを帯びたおにぎりのような体形をした「アトランティックスペードフィッシュ」
和名では「シロガネツバメウオ」と呼ばれるようです。
光沢のある白っぽい体に黒の横じまが入りますが、しま模様はやや薄いですね。
背びれと尻びれの前方長く伸びていて、先端はとがっています。

ところで、「スペードフィッシュ」とは「マンジュウダイ科」の仲間の総称を英語で表現したもの。
「日本近海」で見られる代表種は「ツバメウオ」です。
「ツバメウオ」も背びれと尻びれが長いですが、先端は丸みを帯びています。


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鮮やかな黄色が目を引く「ポークフィッシュ」です。
「イサキ科」の仲間で、黄色の体にうっすらと青みがかった白の縦じまが入ります。
また目と胸びれのつけ根から背中の方に2本の黒ラインがアクセント。
数匹の群れをなして泳いでいるので、鮮やかな体色がより目を引きますね。
「ポーク」はいうまでもなく「Pork」=「豚肉」のことですが、魚とどう結びつくのか疑問ですね(^^;
どうもこの種は「浮き袋」を使って「ブーブー」と音を出すことがあることが由来だそう。
ただほかの種でも同じように音を出すのがいるそうですので、やっぱりちょっと謎です。


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見た目のインパクトがなかなか強烈なのが「ルックダウン」です。
「アジ科ヒラマナアジ属」の仲間で、「シロガネアジ」という和名で呼ばれることもあります。
体高がとても高く、その割には口が下の方についているので額がとても長く見えますね。
さらに背びれと腹びれの先端と尾びれの上下葉が長く伸びています。
横から見るとかなり広い面積を持っていますが、正面から見てみると厚みはかなり薄くてほぼペッタンコ。
これと銀の体色が相まって、正面からはその存在がわかりづらくなるんだそう。
そのおかげで敵の目から逃れたり、獲物に気づかれずに近づいて捕獲したりがしやすいようです。


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初見の「ブルーエンゼルフィッシュ」
体高は高く、額の部分がやや盛り上がっています。
体全体にとても小さな青い斑点が散りばめられていて、目の後ろと胸びれにも青がワンポイントで入ります。
背びれと尻びれの先端が後方に長く伸びているのが特徴の1つで、これが「エンゼルフィッシュ」の由来でしょうか。
ところで「エンゼルフィッシュ」は「淡水魚」がよく知られていますが、「キンチャクダイ科」の仲間もそう呼ばれます。
区別するためにそれぞれ「Freshwater~」「Marine~」を冠することもあります。


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「ブルーエンゼルフィッシュ」によく似た「クイーンエンゼルフィッシュ」
シルエットはまったくと言っていいほど同じですが、色合いが大きく異なります。
体色は全体的に鮮やかな黄色で、背びれと尻びれのふちや目の上などに青のアクセントが入ります。
そして額に青で縁取られた黒い斑点があって、「王冠」を思わせることから「クイーン」の名がついたとのこと。
それにしてもこの2種はよく似ていて「ブルー」は「クイーン」の幼魚から成魚への中間と間違えてしまいそうです(^^;
ちなみに2種の交雑個体もいて、これは「タウンゼントエンゼルフィッシュ」と呼ばれるそうです。


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大型種の「スヌーク」は今回が初見。
「スズキ目セントロポマス科ホソアカメ属」という聞き慣れない分類の仲間ですが、元は「アカメ科」の仲間でした。
それが「ホソアカメ属」の仲間が独立したグループとなり「セントロポマス科」がうまれました。
「スヌーク」は「コモンスヌーク」とも呼ばれ、「ホソアカメ属」では最大種で体長は1mを超えるものも。
体色は銀色で、体の中央に細めの黒いラインが尾びれのつけ根まで伸びているのが「コモンスヌーク」の特徴。
体高は高いですが、顔は小さく吻に向かって細くなっていますね。
そのシルエットは「ピラルク」によく似ています。


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顔のアップ。
下あごがかなり突き出ていて、先端もややふくらんでいます。
体の輪郭やひれは黄色みを帯びていてなかなか鮮やかですね。
ただ、これは光の具合やオートホワイトバランスの影響のよう。
表紙の写真を見るとここまで鮮やかではないですから(^^;


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「スヌーク」とは対照的にまん丸なイメージの「レッドドラム」
「スズキ目ニベ科スキアエノプス属」というこれまたお初の分類の仲間で、「レッドフィッシュ」という別名もあります。
こちらも1mを超えることもある大型種で、丸っこい体形と相まって水槽内での存在感もかなり大きいです。
体色は金色っぽく見えますが、これは光の加減かも?
実際には頭の上の方に見える灰色のような感じのようです。

「波打ち際で産卵します。
 3年で3~4kgに成長し、3~6年で成熟するまでは、湾内や塩水の潟沼に住みます。
 成魚は沿岸域に分布し、最大45kg程度になります。何でも食べますが小魚やエビ、カニ類を好むようです。」



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顔のアップ。
目や口の雰囲気はどこか「コイ」に似ているような印象です。
また口の上が少し盛り上がっていて、「ヒト」の鼻のようにも見えます。


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最後は3種目の大型魚の「ターポン」です。
「カライワシ目イセゴイ科」(これまた初めて)の仲間で「古代魚」、いわゆる「生きた化石」の1種です。
最大で体長2.5m、重さ161kgというとてつもないサイズの個体が記録されているとのこと。
体色は全体が銀色に輝き、背中はやや青みを帯びています。
説明によると、胸びれと腹びれの位置が現代種と異なるそう。
ほかでも見たことがありますが、そのようなちがいを意識したことはなかったですね(^^;

「胸びれと腹びれの位置をスヌークなどのスズキ目魚類と比較してみてください。
 胸びれはより低く、腹びれはより後ろにあります。
 これらの位置は魚類としては原始的な形質と考えられ、進化とともにスズキ目のように変化します。」




この後「信濃川」ゾーン、「バイカルアザラシ」「ラッコ」などがいる「水辺の小動物」などいろいろな展示があります。
また「イルカショー」が冬季をのぞき屋外の「ドルフィンスタジアム」で開催され、冬季は屋内プールで見ることができます。
これらは今回は取り上げませんが、見どころ満載ですよ。

さて「新潟交通」のバスで「新潟駅」へと戻ります。
土休日のバスは行き同様に少なく、10時から18時まで1時間に1本(15時台はなし!)しかありません。
なのでうまく時間を合わせないと大変なことになります(^^;
ちなみにわたしは16:10発を利用しました。
帰りの列車は18:12発「Maxとき342号」なので相当な待ち時間があります。
もちろんそれまでに発車する列車は何本かありますが、「Max」も引退の声が聞こえてきつつあるので。


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「新潟駅」のホームに上がると11番線ホームに「E2系」(J14編成)が停車していました。
その反対側には工事中のホームがあります。
現在「新潟駅」周辺では「連続立体交差事業」、いわゆる「高架化」が進められているんです。
これはその一環で、「新幹線」から特急「いなほ」をはじめとする「在来線」列車へ同一ホームで乗り換えられるようにするんだそう。
運用開始は今年度中を予定しているとのことです。


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「E4系」の側面を飾る大きなロゴ。
1997年12月にデビューした「E4系」は、2014年4月から塗装変更がなされ現在の外観に変わりました。
細いラインは黄色から「新潟県」「県の鳥」にちなんで「朱鷺色」(ときいろ)になり、合わせて3羽の「トキ」が描かれています。


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16両編成なので2編成をつないでいます。
その連結部分をパノラマで撮ってみるとこんな感じ。
超広角では無理ですが、魚眼なら撮れるのかな?

「E4系」もデビューから20年が経過しているので、この姿が見られるのもあとわずかか?
調べてみると、明るい時間帯でも途中駅での分割・併合が見られるところがありそうなので見ておきたいところです。



1~11枚目 D700+24-120mmF4G/VR
12~14枚目 iPhone5S


次回から新シリーズ、夏の函館~青森訪問2017編です。
by sampo_katze | 2018-02-05 21:00 | 水族館 | Comments(0)


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