サンゴ礁の魚のちいさな水槽
新幹線で水族館に行こう!@浅虫水族館編・第3回


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「ワイド、スクエア、大画面・・・・・」


「むつ湾」のトンネル水槽を抜けると次の「サンゴ礁の魚」のエリア。
北の海から一気に南下して常夏の海へと移動です。
特定の海域を指定していないので一般的な種ばかりかな?と思ってたんですが、アップした種の半分くらいは初見でした(^^;
当たり前ですが、まだまだ知らない種はたくさんいますね~!
それがあるから「水族館」めぐりはやめられないのかも?


表紙の写真は、「サンゴ礁の魚」エリアの前半にある小さな水槽群です。
大小さまざまな水槽があり、1基あたりだいたい5~6種類ほどが泳いでいました。
撮れるものはすべて撮る!という意気込みで臨みますが、やはり撮るのが難しい種がいるのも確か。
相棒の「D700」も出てからずいぶん経つので、最新の機種だとISO感度を上げてもきれいに撮れるんでしょうね(羨)
だからといって乗り換えるつもりはありませんけど!(^^)










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最初はおなじみの鮮やかな黄色を体全体にまとった「キイロハギ」
英名は「Yellow tang」(イエロータン)です。
色や体形から「チョウチョウウオ科」の仲間のように見えます。
また名前から「カワハギ」の仲間のような感じですが、どちらとも違う「ニザダイ科」の仲間です。
この仲間の特徴の1つとして、尾びれのつけ根にトゲや「骨質板」があります。
「キイロハギ」も前向きについた1本のトゲを持っていて、その周辺は白くなっています。
この写真ではわかりづらいかもしれませんが。


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続いては「フタホシキツネベラ」
英名では「Twospot hogfish」(トゥースポットホグフィッシュ)です。
「ベラ」の仲間らしい細長い体に、背中は黄色をまといます。
お腹側は薄い赤をベースに不規則な赤い横しま、胸びれのつけ根の上側に黒のワンポイントが入ります。
尾びれのつけ根にも黒点が入るので「フタホシ」とついたようですが、この子は尾びれの方は目立ちませんね。


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「ルリヤッコ」「Twospined angelfish」(トゥースピンドエンゼルフィッシュ)です。
「キンチャクダイ科アブラヤッコ属」の仲間で、同科は「~ angelfish」の英名を持つものが多いです。
胸びれと体の中央は鮮やかな黄色で、体の中央には黒っぽい横しまが入っています。
また目の後ろあたりから背びれ、尻びれや尾びれは黒っぽい青をしています。
地域や個体によって色が異なるようですが、「ルリ」のイメージはわかないですね。


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「ルリヤッコ」の下にちらっと写っていたのは「シモフリタナバタウオ」「Comet」(コメット)です。
夜空を思わせる黒地の体に星のような小さな白い斑点が散りばめられています。
胸びれは透明で、棘条は黄色がかっていてアクセントになっていますね。
また、それ以外のひれは後ろに長く伸びていて優雅な雰囲気を醸しています。
「シモフリ」は白い斑点を地表に降りた霜に見立てたものかと。


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天体もの?つながりで「アマノガワテンジクダイ」「Banggai cardinal fish」(バンガイカーディナルフィッシュ)です。
まれに学名そのままに「プテラポゴンカウデルニー」と呼ばれることも。
ここでは後者の「プテラ~」で呼ばれていました。
英名にある「Banggai」は生息地である「インドネシア」「バンガイ諸島」を指しています。
明るい灰色をベースに目と体を通る3本の横しま、尾びれのつけ根あたりから先端へと伸びる2本の縦しま。
2本目の横しまから後ろは白の小さな斑点が入り、特に腹びれと尻びれには数多く入ります。
第2背びれの先端は長く伸び、その体のラインとともに淡水魚の「エンゼルフィッシュ」のようにも見えますね。


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「シェブロンタン」、英名も「Chevron tang」
「ニザダイ科サザナミハギ属」の仲間です。
あとで調べたところ「メイキュウサザナミハギ」という和名がつけられたことがわかりました。
全体的に黒っぽく顔のまわりには不規則な、目や胸びれから後方は縦の平行な細いラインがそれぞれ入ります。
体高はやや高く、吻も突き出し気味になっています。
また背びれや尻びれはたたまれていますが、広げるとかなりの長さになりそうで「ヒレナガハギ」によく似ています。
尾びれのつけ根に「骨質板」のようなものが見え、「ニザダイ」の仲間らしさが見えます。
ですが、その周りは特に目立つような色にはなっていません。


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こちらも和英共通の名を持つ「ホワイトダムゼル」「White damsel」
「スズメダイ科ダンダラスズメダイ属」という初めて聞く分類に属する仲間で、もちろん初見。
全体が白く、頭の上と背びれのつけ根の2か所に黒の斑紋が入っています。
光の加減なのか、白がクリーム色のようにも見えます。


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こちらは残念ながら「しょうたいふめい」
背中側は淡い赤でお腹側は白、その間には白いラインが入っています。
口の後ろあたりからお腹の後ろの方までやや濃いめの赤い斑点、目の後ろにはメガネのような赤いラインも。
なんとも独特の外見を持っているんで目を引いたんですが、名前がわかりません(^^;


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「毒を持つ危険な魚」の水槽からは定番の「ミノカサゴ」「Luna lionfish」(ルナライオンフィッシュ)です。
大きく広げた背びれと胸びれがとても華やかで目を奪われます。
その様子が「ライオン」のたてがみのように見えたことが英名の由来のようですね。
でも、その美しさの元となるひれには毒のあるトゲを隠し?持っているので要注意。
おとなしそうに見えますが、あまりしつこくまとわりつくと怒って逆襲されることもあるとか。

ところで、よく似た種に「ハナミノカサゴ」がいます。
ここでは同じ水槽にいるんですが、見分けが結構難しいです(^^;
説明にあるように尾びれに黒い斑点模様がないか、少ないのが「ミノカサゴ」です。
この子は尾びれのつけ根の方にだけ斑点があるので「ミノカサゴ」かと。

「きれいな花にはトゲがある!?
 ミノカサゴの仲間がひれを広げた姿は、大輪の花を連想させ、大変優雅にみえます。
 しかし、このひらひらと優雅にみえるひれ(背びれ、腹びれ、尻びれ)のトゲには非常に強い毒があり、
 さされると激しい痛みに襲われ、大変に危険です。
 インド洋、太平洋の温かい地域にすんでいます。大きなものは30cmになります。」


「ハナミノカサゴとミノカサゴの見分け方
 尾びれに、黒い模様があるのが『ハナミノカサゴ』、模様がないのが『ミノカサゴ』です。」



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あごの下に模様がないのも「ミノカサゴ」の特徴の1つだそう。
この見分けポイントは今回初めて知りました。


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こちらがそのそっくりさんの「ハナミノカサゴ」、「Red lionfish」(レッドライオンフィッシュ)。
尾びれには黒い斑点模様が全体に入っています。
あごの下にも模様があるように見えますが、このサイズだと難しいですね。
次はそこも意識して見てみることにしましょう。


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最後は「オニオコゼ」、英名は様々あるので省略します(^^;
単に「オコゼ」と呼ぶときはこの種を指します。
ゴツゴツとした雰囲気の体表に暗褐色の体色を持ち、底の方でじっとしていると岩のようです。
「ミノカサゴ」たちの華やかさとは対照的にかなり地味な感じですね。
でも、こちらも背びれの棘条に毒腺のあるトゲを持っています。
ただそれさえ取り除けば食用となり、とても美味なんだそう。
かなりの高級魚ですけどね。


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金色?をしたのもいました。
白くなった個体はどこかで見たことがありますが、こんな色は初めてだったような?
でも、この変わった色の個体についての説明はありませんでした。
ということは特段めずらしいものでもないということなんでしょうか・・・・・。



すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、サンゴ礁の魚のおおきな水槽です。
by sampo_katze | 2018-04-06 21:00 | 水族館 | Comments(0)


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