熱帯淡水魚のゾーン
新幹線で水族館に行こう!@浅虫水族館編・最終回


c0081462_10043499.jpg
「熱帯雨林を流れる小川のイメージ」



今回訪問した「青森県営浅虫水族館」「青森県青森市浅虫」にあります。
「東北地方」では最大で、「本州最北端」にある「水族館」でもあります。
開館したのは1983年(昭和58年)ですが、その前身は「東北帝国大学理学部」付属の「臨海実験所」までさかのぼります。
1922年(大正11年)に「生物学科」を設置し、その2年後の1924年(同13年)「実験所」を開設。
このとき「水族館」も併設され、一般公開されていました。
そして1983年「浅虫水族館」の開設に伴い、「実験所」の「水族館」は1984年(昭和59年)4月に閉館。
「実験所」は「浅虫海洋生物学研究センター」として現在も運営されています。

さて、最後に紹介するのは「熱帯の淡水魚」ゾーンです。
前回、大型種のいる水槽から「レッドテールキャットフィッシュ」を先出ししました。
ほかにも何種類かいたんですが、都合により1種のみとして(^^;
今回は小型種のいる水槽をのぞいてみることにします。


表紙の写真は、「熱帯の淡水魚ゾーン」の水槽群の様子です。
水槽の下は土のような質感、背景はうっそうとした「ジャングル」のパネルで雰囲気はなかなか。
そして水槽の中も水草が鮮やかな緑色をしていてとても華やかでした。










c0081462_10043761.jpg
最初は「ブラックテトラ」です。
「~テトラ」の名前はよく聞きますが、こちらの種は初見。
体高はやや高く、体の前半分は黒の横しまが2本入り後ろ半分は黒でなかなかかわいらしいです。
この外観は若魚のもので、老成するにつれて黒の模様が薄くなり銀色になっていくんだそう。
なんだか「イシダイ」みたいですね。
とても丈夫でエサもよく食べるため飼育しやすいそうですが、性格はやや攻撃的とも。



c0081462_10043910.jpg
細長いシャープな体型をしている「レッドテール ブラックシャーク」
「~シャーク」という名前ですが、「サメ」とは関係なく「コイ科」の仲間です。
体形が「サメ」に似ていることからそう呼ばれているようで、「~シャーク」はほかにもいます。
体形もさることながら、全体が黒で尾びれだけが赤いという独特のカラーが特徴。
イメージ的には「戦闘機」のようにも見えます。


c0081462_10044204.jpg
ややぽってりした体形の「ハーフオレンジ・レインボー」
顔は普通ですが体高がとても高い上に胸?のあたりもふくらんでいて、なんとも独特なシルエットの持ち主です。
体の後ろ半分は名前の通り、とても鮮やかなオレンジ色をしていて目を引きます。
このシルエットと体色はオスの特徴だそうで、メスはスリムで体色も異なるようです。


c0081462_10044568.jpg
春らしい淡いピンクを身にまとっているのは「キッシンググラミー」です。
体の中央はわずかに濃いめのラインが横一線に入っていますね。
吻はやや突き出し気味になっていて、岩などについたミズゴケなどをつついて食べます。
またオス同士が争うときも吻を突き合わせます。
その様子が「キス」をしているように見えることからその名がつけられました。





c0081462_10044888.jpg
おなじみの「エンゼルフィッシュ」もいます。
各ひれの先端がとても長く伸び、泳ぎもゆったりとしていて優雅な雰囲気。
まさに「天使」の名にふさわしい姿です。
体色はベースが銀色で、頭から背中にかけてはオレンジがかった色をしています。
「ゴールデン・エンゼル」かな?


c0081462_10045141.jpg
同じ「エンゼルフィッシュ」ですが、全体が銀色をしています。
また体の側面にはとても小さな突起のようなものも見えます。
こちらは「ダイヤモンド・エンゼル」のようです。



c0081462_10045432.jpg
底で息をひそめるようにじっとしていたのは「セイルフィンプレコ」
「ナマズ目ロリカリア科」という分類に属する仲間で、広い意味で「ナマズ」の仲間と考えてよさそうです。
全長は最大で50cmほどで、「ニホンナマズ」と同じくらいに大きくなります。
体色は茶褐色で、そこに六角形を形作るような細く白いラインが体全体に入ります。
まるで「ハチの巣」のようですね。

またここではたたまれていますが、背びれがかなり長くなるようです。
その様子が「帆船」が帆を広げているようなことから「セイルフィン」の名がつけられたとのこと。
海に住む「ニザダイ」の仲間に「ヒレナガハギ」というのがいますが、これと同じような雰囲気になるんでしょうね。
残念ながらどちらも自慢の?ひれを伸ばした姿を見たことがありませんが。



c0081462_10045754.jpg
ガラスに張りついていたので、お腹側も観察できました。
吸盤のようなものは見えませんが、うまく張りつくことができるものです。
また口は下向きに開いているのもわかります。
岩などの表面についた「コケ」を食べるのに適したつくりになっているんですね。
その食性から水槽の掃除役として飼われることも多いとのこと。
ただ成長はとても早く、しかも大型化するため飼う際は注意が必要のようです。



c0081462_10050018.jpg
木の幹に逆さまになって張りついているのは「シノドンティスアンジェリクス」
「サカサナマズ科」の仲間と聞いて、こんな姿勢になっていることにも納得がいきました。
口のまわりにはひげがあり、上吻にある2本は特に長く伸びています。
体色は暗褐色で、体全体に白の小さな斑点が散りばめられています。
広げられた背びれは白の割合がやや多く、なかなかきれいな外観をしています。




c0081462_10050407.jpg
最後は「フラミンゴシクリッド」
体高は高く、背びれと尻びれが後方に長く伸びています。
そのシルエットは海にすむ「キンチャクダイ科」の仲間によく似ています。
「フラミンゴ」の名は体色から来ているような感じですが、ここではオレンジっぽくなっています。
光の加減だと思うんですが、本来はもう少し赤っぽいんでしょうね。



c0081462_10050725.jpg
この子は額がコブのように少しふくらんでいますね。
成長するにしたがってこのような形になるそうです。
どれくらい大きくなるのかな?



c0081462_10051116.jpg
この水槽にいた「フラミンゴシクリッド」は最初は6匹だけだったそう。
ですがよほど環境があっていたのか、大繁殖しています。
ネームプレートにある写真を見ると、額のコブはかなり大きくなっていますね。





c0081462_10051402.jpg
大繁殖の結果、水槽内は「フラミンゴシグリット」だらけ!
でも、ここに写っているのは全体の半分くらいだったかな?
かなりの数がいて驚きました(^^;


c0081462_10051784.jpg
この先は磯の生きものたちとふれあえる「タッチコーナー」、パフォーマンスが見られる「イルカプール」があります。
ですが今回はパスして、階段を下りて1階へ。
階段を下りた先には「レストラン」「出口」があります。
昼ごはんはもちろんここでとりました。
そしてご当地らしいメニューの「ホタテ エビフライ定食」をチョイス。
満足のいく味でした(^^)


15枚目 iPhone5S
ほかはすべて D700+24-120mmF4G/VR


次回から新シリーズ、真夏の海遊館訪問です。
by sampo_katze | 2018-04-14 21:00 | 水族館 | Comments(0)


<< 大阪にある世界最大級の水族館へ 希少淡水魚と世界遺産白神の魚のゾーン >>