新幹線で水族館に行こう!@海遊館・前編
8月21日(月)から週末まで「大阪」での出張がありました。 朝から仕事なので、前日夜には現地入りしておく必要があります。 その1週前は「夏休み」なので、休み明けからそのまま出張というあまりうれしくないパターンでしたが(^^; そこを逆手にとって、19日(土)に現地入り。 翌20日(日)に「大阪市港区」の「天保山」(てんぽうざん)にある「海遊館」へと出かけました。 「新幹線で~」シリーズの「東海道新幹線」版にちょうどいい場所でしたからね。 ただし「夏休み」真っ最中の日曜日ということもあって混雑は必至。 おまけに外はかなりの暑さで大変でした。 そんなこんなで写真があまり多くないので、今回は3回で終了します(^^; 表紙の写真は、西側にそびえる本館の外観です。 3色に塗り分けられた独特のシルエットの建物が特徴的。 地上8階建てで、おそらく国内でもっとも高さのある水族館ではないかと。 入口は向かって右手の北側「エントランスビル」の中にあります。 そこからぐるっと回りこむようにして本館へと向かいます。 ポスターにはドヤ顔をした「フサギンポ」の顔が大写しになっています。 なかなかインパクトがありますね~。 わたしも顔は「水族館」や「動物園」でよく狙うんですが、なかなか撮れないんですよね~。 お、チャンスが来た!と思って構えると、プイッと横を向かれることもありますし(苦笑) どれも「証明写真」のような真正面からの顔になっていますね。 どうやって撮ったんだろう?? しばし涼んでから先へと進みます。 まずは「トンネル水槽」が出迎えてくれました。 青い空間がさらなる涼しさを演出します。 でもご覧のとおり、お客さんはかなりの数だったので横目で見ながらスルーしちゃいました。 曲面ガラスなので撮影も結構難しいですし・・・・・(汗) 最初のゾーンは「日本の森」。 「オオサンショウウオ」や「サワガニ」、「アマゴ」などの魚たちや「ゴイサギ」、「オシドリ」などの鳥たちがいます。 また国内にはいないはずの「コツメカワウソ」を見ることができます。 吹き抜けとなっているこの場所は水から上がったところになっています。 タイミングがよければ、スタッフがごはんをあげているところも見られますよ。 においづけなのか、単にかゆいだけなのか(^^; 背中にある斑点が「ゴマ」のようなことから名づけられました。 ただこの模様は個体差があるようで、こちらの子たちは背中はほぼ真っ黒。 体の横にわずかにゴマ模様が見られます。 「モンタレー湾 海のオオカミ 険しく切りたったカリフォルニアの海岸線は、アシカやアザラシ、海鳥などの海の生き物で賑わっています。 アシカの鳴き声(吠える声)は、モンタレー湾の外にまで鳴り響きます。18世紀後半に、ここに移り住んだスペイン人たちは、 その声を聞き、アシカたちのことを"lobos marinos - 海のオオカミ"と呼んだそうです。」 ※説明板より引用、以下同じ これは健康管理の一環で、おそらく毎日行われているかと。 でもどことなく不安そうな顔をしているように見えますね。 「アライグマ科ハナグマ属」の仲間で、その名の通り鼻先がやや長いですね。 体色は黒っぽい赤褐色で、しっぽにはしま模様が入っています。 木登りが得意ということもあってか、岩場のようなところもスイスイと上っていきました。 ちょっとした足場があれば大丈夫なようですね。 「和名:アカハナグマ 英名:Ringtailed coati 学名:Nasua nasua 赤褐色の毛をしたハナグマで、アライグマの仲間にあたり、木登りがとても上手。 地上と樹上の両方で生活し、夜は巣穴で休む。長い尾を立てて歩き、樹上ではこの尾を使ってバランスをとる。 長く突き出た鼻はよく働き、常に辺りの臭いをかいでいる。 鋭く長いツメのある前あしや鼻先を使って土を掘り、エサを探す。雑食性で昆虫や果物などを食べる。 おとなのオスは、繁殖期以外は単独で暮らすが、メスとこどもは群れで暮らし、協力して子育てをする。 頭から尾の先までの長さは約130cmになり、そのうちの半分以上を尾が占める。体重は約5kgになる。 ハナグマの仲間は、中南米の森林地帯や草原に生息する。」 大きく開いた口の中には鋭い牙が見えます。 見た目はかわいいですが、こんな一面もあるんですね。 「ネズミ目テンジクネズミ科カピバラ属」の仲間で、現存する「ネズミ目」の中ではもっとも大きい種です。 ここでは見られませんでしたが、水の中に入って休息します。 潜水も得意で、5分以上潜ることもできるんだとか。 なお、下の水槽にはおなじみの「ピラルク」や「レッドテールキャットフィッシュ」、「ピラニア」などがいます。 「エクアドルの熱帯雨林 知られざる森林 アマゾン川を取り巻く熱帯雨林は、世界の熱帯雨林の約30パーセントをしめています。 そこには、地球上で最も多様性に富んだ動植物が生息し私たちの知らない生き物の宝庫として研究されています。 しかし、近年この森林が伐採され、動物たちの生活が脅かされています。」 「南極大陸」ゾーンにいる「ジェンツーペンギン」です。 おなじみの白と黒のツートーンですが、目の後ろから頭の後ろにかけて白いラインが入るのが特徴。 首筋の後ろに固まった毛が乗っていますが、これは「換羽」(かんう)の名残ですね。 肩の辺りもずいぶんとでこぼこしています。 こちらは「換羽」の途中のようです。 左奥に見えるのは「オウサマペンギン」、または「キングペンギン」です。 現存する「ペンギン」の中では2番目に大きく、体長は1mをやや下回ります。 頭の上や背中は黒ではなく灰色で、下くちばしと目の後ろにオレンジが入ります。 白と黒のコントラストがはっきりして、毛並みがとても美しくなります。 「京都水族館」では1回の「換羽」で抜けた毛を展示していましたが、かなりの量になってましたね。 中央に見える目のまわりが白いのがそれ。 「ジェンツー」と「アデリー」は同じくらいの大きさですね。 でもくちばしの色が違いますし、目のまわりのワンポイントもちがうので見分けは簡単。 欲を言えば、ここに「キングペンギン」も並んでほしかったところです。 すべて D700+24-120mmF4G/VR 次回は中編、太平洋や北極圏などなどです。
by sampo_katze
| 2018-04-16 21:30
| 水族館
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