ジャングルコーナーの両生・は虫類たち、など
新幹線で水族館に行こう!@魚津水族館編・最終回


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「甲羅を持ったヘビ!?」


前回は「ジャングルコーナー」の魚たちを取り上げました。
このコーナーは上りのスロープになっていて水中から陸上、そして樹上へと移っていきます。
そして見られる生きものも「両生類」「は虫類」へと変わっていきます。
ということで今回は後半の生きものたちを見ていきます。
「ヘビ」は撮ってませんが、「カエル」「トカゲ」は出てきますよ。


表紙の写真は、なが~~い首を持つ「カメ」の仲間の「ジーベンロックナガクビガメ」です。
タイトルが「ろくろ首!」だったり、分類が「ヘビクビガメ科」になっていたりと
最大の外見的特徴がよく表されています。
でも前脚も後脚もかなり長いですね~。
お腹の真ん中に黒いラインが入っていて、まるで甲羅を留めている帯のようです。

「ジーベンロックナガクビガメ  ヘビクビガメ科  Northern Australian snake-neck turtle
 ニューギニア島・オーストラリア北部などの小川や渓流、沼地にすむ。
 非常に首が長く、甲らの奥に引っ込めることができないため、横に折りたたむ。」

※説明板より引用、以下同じ










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「ジーベンロックナガクビガメ」の頭部付近に寄ってみます。
頭の先の方は細いですが、口の端より後ろはかなりふくらんでいます。
左の甲羅の部分を隠してみると、「ヘビ」そのものに見えますね。
そのあまりに長い首のため、甲羅の中にしまうことができないのもわかります。


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続いては「アフリカウシガエル」です。
体長14~20cm、体重は1kgを超えることもあるという堂々たる体躯の持ち主。
オリーブのような体色で、足の付け根あたりなどにオレンジ色が交じっています。
体には横長の突起のようなものが不規則に並んでいるのがわかります。
説明に動くものなら何でも食べるとありますが、確かに体の幅と同じくらいある大きな口は何でも飲み込んでしまいそうですね(^^;

「アフリカウシガエル  アカガエル科  African bullfrog
 アフリカ南部の湿地にすむ。
 非常に貪欲なカエルで、小鳥、ネズミ、トカゲ、カエル、昆虫、サソリなど動くものなら何でも食べる。」



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ちょっと変わった目つきをしているのは「マルメタピオカガエル」です。
「カエル」の目は少し盛り上がり気味で、虹彩もラグビーボールを横にしたような感じが一般的。
ですがこの種は、この写真ではわかりづらいですが真ん丸になっているのが特徴です。

こちらも大きな口でなんでも食べてしまうほか、敵に襲われそうになると体をふくらませて威嚇。
それでもひるまないときはかみついて反撃するそうです。
上あごには歯があり、下あごにも2本の牙があるのでかなりのダメージになりそうですね。
また「まゆを作るカエル」だそうで、乾期になると乾燥から身を守るため「まゆ」を作って休眠するそう。
写真付きで説明がありましたが、ここでは省略します(^^;

「マルメタピオカガエル  ユビナガガエル科  Budget frog
 南米の水たまりなどにすむ。
 乾季になると、地中深くに潜り皮膚で硬い「まゆ」を作って休眠をする。
 大きな口で動くものなら何でも食べてしまう。」


「まゆを作るカエル
 マルメタピオカガエルは乾季になると土に潜り、脱皮を繰り返してまゆを作ります。
 まゆで乾燥から身を守りながら、雨が降るのを待ちます。
 1.後ろ肢で掘って潜る!後ろ肢のかかとには、土を掘りやすくための爪がついているよ!
 2.土を体や頭にかぶせる!最後は前肢で頭に土をかぶせて準備OK!この中でまゆを作るぞ!
 3.まゆ完成!硬いまゆで覆われているけど、ちゃんと生きてるよー!
 4.約4か月後 水をかけると・・・目を覚ましました!」



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ビックリするような姿をしているのは「ヒラタコモリガエル」
学名の「Pipa pipa」(ピパピパ)と呼ばれることもあります。
本来は扁平な体型なんですが、体の横が立ち上がっているのでまるで「自転車」にひかれたような感じです(汗)
口はやはり大きいですが目はかなり小さく、体の表面にあるイボのようです。
タイトルに「子煩悩かあさん」とあるように、メスは背中に卵を埋め込んで「オタマジャクシ」のときまで保護。
背中から飛び出すときには「カエル」の姿をしているんだそう。
それが「コモリガエル」の名の由来です。

「ヒラタコモリガエル  ピパ科  Pipa toad
 南米の流れの緩やかな川や池にすむ。平たい体が特徴的。
 メスは自分の背中に卵を埋め込み、フ化するまで守るという変わった習性をもつ。」



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ここからは水から出て樹上へと移ります。
その最初にいたのは「アカメカブトトカゲ」です。
「ニューギニア島」にのみ生息する「トカゲ」の仲間。
名前や「赤い目の怪獣」のタイトル通り、目のまわりのオレンジが特徴。
奥まったところにいたので、姿がよく見えませんが。

「アカメカブトトカゲ  トカゲ科  Red eyed crocodile skink
 インドネシアやニューギニア島にすむ。
 名前の通り、目の周りが赤やオレンジ色なのが特徴。
 夜行性で、昼間は落ち葉などの下で休んでいることが多い。」



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続いては「パンサーカメレオン」です。
「マダガスカル」北部と、その東部海上に浮かぶ「レユニオン島」に生息しています。
「探せるかな?」とのタイトルとは裏腹に、あっさり見つかるような場所にいました(^^;
ただ乗っている枝の色と体色がよく似ているので、水槽の中でなく森の中だったら探せなかったでしょうね。

「パンサーカメレオン  カメレオン科  Panther chameleon
 マダガスカル北部やレユニオンの樹上にすむ。
 オスは地域によって体色が大きく異なる。
 左右別々に動く眼で昆虫を探し、伸び縮みする舌で捕らえる。」



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全身像。
灰色がかった緑色?にうっすらとラインが入っています。
前足は2またに分かれ、木をつかみやすいようになっているんですね。
後ろも同様ですが、片方は木の向こうに隠れていて見えません。


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ガラスのすぐ向こうにいてくれた上にこちら側に顔を向けてくれました。
頭の上は長円状の板のようなものがありました。
これは何の役目をしているのかな?
右目は上を向いていますが、左目は横を向いていますね。
このように左右で別の方向を自由に見えるのも「カメレオン」の特徴の1つです。


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「ジャングルコーナー」の次は「サンゴ礁コーナー」があります。
そこから「イヌザメ」の子どもをご紹介。
「イヌザメ」は性質はとてもおとなしい上に丈夫なので各地で見ることができますが、子どもは少ないような?
体にははっきりした黒の横じまが入っていますが、成長するにしたがってこの模様は薄くなっていきます。
このパターンはほかの「サメ」でも見られることがありますね。

「大人の階段の~ぼる~♪
 イヌザメは、卵から産まれます。卵の中の赤ちゃんは栄養袋と繋がっていて、この栄養を使って成長します。
 産まれた子どもは、大人になると体色が変わります。
 子ども:白と黒の横じま模様  大人:灰色」



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その先には「バックヤードコーナー」があります。
ここは2階にある「富山湾大水槽」の上にあり、いつでも見ることができるようになっています。
運が良ければ水槽内で作業を行なう「ダイバー」さんに会うこともできるかも?


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「バックヤード」には「予備水槽」が2基あります。
ここにいるのは「待機中の魚たち」で、「野球」でいえば「ブルペン」といったところでしょうか。
手前にはスタッフが使う「七つ道具」も展示されていました。


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「缶バッジ」のコレクション!
館内にある「ガチャガチャ」で手に入る、飼育員が描いたイラストがのっています。
ここに置かれているのはシークレットも含めて117種もあります。
これだけあるとコンプリートするのは・・・・・かなり難しそうですね(^^;


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最後は「アオウミガメ」です。
特段珍しい種ではありませんが、ここに来て47年目で国内では2番目の長生きだそう。
生まれたときからここにいるわけではないでしょうから、実際には50年以上生きているかと。
ちなみに国内最高齢の「ウミガメ」は1950年(昭和25年)生まれの「アカウミガメ」
「徳島県海部郡美波町」(かいふぐんみなみちょう)の「日和佐うみがめ博物館カレッタ」にいます。

「アオウミガメ  ウミガメ科  Green turtle
 太平洋・インド洋などの暖かい海域に生息する。
 海藻を主食としている。小笠原諸島や屋久島以南の砂浜に産卵する。」


「日本で2番目
 1970年(昭和45年)6月にやってきたよ。魚津水族館を見守って47年目に突入!
 そして現在日本の水族館で2番目に長生きしているんだ。これからもよろしくね!」


「ウミガメが訴える 生き物飼育の義務
 動物愛護管理法により、動物(哺乳類・鳥類・爬虫類)の所有者の責務として、
 動物がその命を終えるまで適切に飼養すること(終生飼養)が明記されました。
  (環境省:動物の愛護及び管理に関する法律が改正されました<一般飼い主編>より引用
 昭和45年に魚津水族館に来てから元気いっぱいで人気者だったアオウミガメですが、
 47年もの歳を重ね、自由に潜れなくなりました。エサはしっかりと食べているので、少しでも長生きして欲しいと思っています。
 生涯を終えるまで、飼育担当者として、お世話をしていきたいと考えております。」




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次回は番外編その1、魚津埋没林博物館を訪ねます。
by sampo_katze | 2018-06-21 21:00 | 水族館 | Comments(0)


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