松江の花鳥園・フォーゲルパークを訪ねる
マイル修行で松江訪問編・第2回


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「気のせいか、ゆがんでいるような・・・・・?」


天気予報ではこの日は雨模様。
となれば屋外ではなく、屋内で過ごせるところに行くのがベターです。
そこで「松江市」にある「松江フォーゲルパーク」を訪ねることにしました。
ここは「掛川花鳥園」と同じグループのテーマパークでしたが、2015年から「一畑パーク」の管理に変わったようです。
それはともかく、花と鳥を中心としたテーマパークであることは同じ。
今回も間近でさまざまな鳥たちを見たり、ふれあったりできることを楽しみにしてきました。
基本屋内なので、天気が悪くても大丈夫ですからね。

最寄駅は「一畑電車」「松江フォーゲルパーク駅」
「松江しんじ湖温泉駅」からは約15分、「電鉄出雲市駅」からは約40分のところにあります。
ですがお客さんのほとんどは車で来場されるようで、電車から降りた乗客はわたしだけでした(^^;
ちなみに電車の本数は、おおむね1時間に1本程度と少ないです。
うまく時間を合わせないと、時間のつぶしようがないので大変なことになります(笑)


表紙の写真は、「松江フォーゲルパーク駅」から眺めた入口の様子です。
「花鳥園」の入口は「長屋門」になっているのが特徴で、当然こちらも同様。
まるで「大名屋敷」にでも入るような雰囲気です。
開園時間になると中から「閂」(かんぬき)が抜かれる音がし、重々しく「大木戸」が開かれます。
今回も雨でなければ扉の前でその儀式?を楽しみたかったんですけど。
それにしても・・・・・この「長屋門」、なんだかゆがんでいるように見えるんですよね~。
気のせいでしょうか?(^^;










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「長屋門」の奥にある「センターハウス」に入ると、色とりどりの花々が出迎えてくれます。
写っているのは「ベゴニア」ですね。
熱帯や亜熱帯に分布していた原種をかけあわせ、多種多様な種がつくられています。
そのため大きさや姿、色、形はとてもバラエティに富んでいるんですよね。
ここだけでも、端からじっくり見ていたら日が暮れてしまいそう。

手前に置かれているのは、ここのマスコットキャラ「パッくん」のパネル。
黒い体に大きな黄色のくちばしから「オニオオハシ」がモデルのように見えます。
でも実は「ナキサイチョウ」がモデルなんですよ。
わたしも久しぶりの訪問なので、そのことはすっかり忘れていました(^^;
なお、どちらも園内で見ることができますよ。


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順路に従って「センターハウス」の右手に進むと「動く歩道」があります。
平坦ではなく傾斜があるので、乗るときは足元に注意しましょう。


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「動く歩道」は次の「くにびき展望台」まで通じています。
長さは約140mで標高差は約50mあり、到着するまで結構な時間がかかります。
もっとも、もしここを階段で上ることを考えたら・・・・・?


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「くにびき展望台」は2階建てで、2階に上がると360度のパノラマが楽しめます。
園内やすぐ近くにある「宍道湖」、そして「伯耆富士」(ほうきふじ)の名を持つ「大山」(だいせん)が見られることも。
ですが、この日はあいにくの雨。
園内の奥の方にある施設でさえもやや曇って見えます。
よりによって、このタイミングで雨が一番強く降りだしましたから(^^;


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「宍道湖」の方もごらんのとおり。
対岸も完全にモヤの中に隠れてしまい、見ることができませんでした。


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「くにびき展望台」から次の展示施設へと移動します。
ここから先の通路には屋根がついているので、よほど風が強くなければ雨にぬれる心配もありません。


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次のエリアは「ウォーターフォールエイビアリー」です。
「水鳥温室」の添え書きがあるように、主に「水鳥」たちが見られるエリアになっています。
「エイビアリー」とは、鳥類などの展示に用いられる大型の飼育ケージのこと。
頭上に止まり木が渡されていて、そこにとまる「トキ」の仲間たちから何やら”プレゼント”があるようです。
これは注意が必要ですね~(^^;


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今回はここにいる中では小型の「カモ科」の仲間たちを取り上げます。
別名「ガンカモ科」とも呼ばれ、「~カモ」のほか「~ガン」もこちらに分類されます。

まずは基本型?の「マガモ」から。
単に「カモ」と呼ぶときはこの種を指しますね。
濃い緑色をした頭が1つの特徴ですが、これは繁殖期のオスにのみ見られるもの。
繁殖期以外はメスと同じような褐色ベースの地味な色合いになります。
ただくちばしはオスが黄色で、メスは黒とオレンジと異なるので区別ができるようです。
メスもいたんでしょうけれど、目に入りませんでした(^^;


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続いては「アカツクシガモ」です。
赤褐色をベースに翼の一部である「雨覆」(あまおおい)と顔のまわりに白のアクセントが入ります。
くちばしと脚、「風切羽」(かざきりばね)は黒。
説明では「メスは顔が白い」とありますが、オスがどうなのかがわからないのが悩ましいところ。

「アカツクシガモ  英名 Ruddy Shelduck  学名 Tadorna ferruginea
 体は赤褐色でオス・メスほぼ同色ですが、メスは顔が白いのが特徴です。」

※説明板より引用、以下同じ


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顔のアップ。
前半分はほとんど白で、目の後ろのほうまで広がっています。
オスではここまで白くないんでしょうかね。
上くちばしの先端は、下の方にかぎ状に曲がっているのもわかりますね。


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かなり小型の「クビワコガモ」です。
それもそのはず、「カモ科」の仲間ではもっとも小さくて体長は約30cmほど。
「マガモ」が体長50~60cmほどですから、おおよそ半分くらいですね。
首のところに黒い輪っかがあるのが名前の由来ですが、これはオスにのみ見られるもの。
ですが、この体色はオスのはずなのに肝心の輪っかが見えません。
もしかして首回りの羽毛にうもれて見えないのかな?

「クビワコガモ  英名 Ringed Teal  学名 Callonetta leucophrys
 樹木の茂った熱帯雨林やじめじめした閑静な空き地などに生息しています。
 主食は野菜・草などの種を好んで食べます。」



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ここからは「ガン」の仲間です。
まずは代表種の「マガン」から。
体長は65~90cmと「マガモ」より一回り大きいです。
体色は全体が褐色で、お腹から尾羽にかけてが白くなっています。
説明にあるくちばしのまわりはわずかに白い部分がありますが、この子はあまり目立たないようです。

「マガン  英名 Greater white-fronted goose  学名 Anser albifrons
 湖沼、海岸、水田地帯に生息し、東北・北陸地方で越冬します。
 腹部に見れる黒斑とくちばしの周りが白いのが特徴です。
 島根県出雲市で保護され、当園にきました。」



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お客さんが通る通路を素知らぬ顔をして歩いているのは「インドガン」です。
白、黒、灰色のモノトーン。
それに対して、くちばしと脚は明るい黄色なので目立ちます。

「インドガン  英名 Bar-headed goose  学名 Anser indicus
 多くのガン類は落ち葉やイネ科の植物などを陸上で採食するが、インドガンは水上生活を好み、水草類を採食します。」



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白い頭に入る黒のラインがトレードマーク。
英名の「Bar-headed」もこのことからきているようですね。
首の後ろに太い黒の部分があり、それが頭の後ろの方に伸びて縦のラインが入ることも。


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最後は「カオジロガン」です。
頭から首は黒で、目の前をのぞいて顔はクリーム色なのでマスクをしているよう。
それが和名の由来ですが、英名の「Barnacle」(フジツボ)の方はちょっとわかりません。
翼は黒と色のグラデーションになっています。
この子だけ囲いの中にいたので、なんでだろう?と思ったら老齢のためだったんですね。

ちなみに、繁殖は高さ100m以上もある断崖絶壁で行われるそう。
ヒナが孵化して数日すると、親鳥はそこから下に降りてしまいます。
そしてヒナはエサをもらうため、親を追ってその断崖を飛び降りなければなりません。
卵を天敵から身を守るためとはいえ、なんと過酷な子育てを行うんでしょうか。
生息域のすべての個体がそうなのかはわかりませんが。

「カオジロガン  英名 Barnacle Goose  学名 Branta leucopsis
 英名のBarnacleは、フジツボ(海の岩などに固着している甲殻類)という意味があります。
 主に草食で水草や種などを食べています。
 老齢個体のため柵で囲んでいます。」




1~8枚目 D700+24-120mmF4G/VR
9~16枚目 D700+70-200mmF2.8E FL VR+TC-14EⅢ


次回は、ウォーターフォールエイビアリーの大きな鳥たちです。
by sampo_katze | 2018-10-05 21:00 | 花鳥園 | Comments(0)


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