ウォーターフォールエイビアリーの大きな鳥たち
マイル修行で松江訪問編・第3回


c0081462_08134666.jpg
「スタイルも髪型も決まってる!」


「ウォーターフォールエイビアリー」の続き。
今回はこのエリアにいる大型の鳥たちを紹介します。

ちなみに、このエリアでは「トキ」の仲間たちにエサをあげることができます。
小さなカップに入っていて1個100円。
結構がっついてくるので、最初は戸惑うかもしれませんね(笑)
特に小さなお子さんは大変かも。
でも、ほかではなかなかできないことなのでぜひ試してほしいですね。


表紙の写真は、「ホオジロカンムリヅル」です。
「ツル科カンムリヅル属」で体長、体高とも100cmほどとかなりの大柄。
このエリアではもっとも背の高い鳥です。
体色は白、黒、グレーと地味ですが、繁殖期は頬が赤くなってアクセントになるようです。
また名前の由来ともなった独特の「冠羽」も特徴的です。


「ホオジロカンムリヅル  英名 Grey crowned crane  学名 Balearica regulorum
 後頭部に黄金色の扇形をした美しい冠羽があります。また、発情すると頬が赤くなります。」

※説明板より引用、以下同じ










c0081462_08134913.jpg
特徴ある横顔に寄ってみます。
後頭部にツンツンと逆立った金色の「冠羽」が見えます。
顔の前半分は黒で、その一部には「冠羽」と同じ色をした羽毛がちらほら見えますね。
また後ろ半分は白い部分が半月状になっています。
首のあたりには小さいながら「肉垂」(にくすい)もあります。
表紙の写真で背後に写っていた子は赤くなっていましたが、この子はうっすら赤みがかっているだけ。
もしかして若鳥なのかな?


c0081462_08135146.jpg
池の端で休んでいるのは「コブハクチョウ」です。
クチバシのつけねに黒いコブがあることが名前の由来で、手前の子でその様子が確認できます。
英名では「Mute Swan」(沈黙の白鳥)と呼ばれ、「死ぬときに1度だけ鳴く」とされるとか。
ただこれは大げさな表現で、確かにあまり鳴きませんがまったくということはありません。
また意外と攻撃性が高く、特に繁殖期やヒナがいるときは要注意です。

「コブハクチョウ  英名 Mute Swan  学名 Cygnus olor
 全長1m50cmもある大型の水鳥です。くちばしのもとに、黒いコブがあることからこの名前がつきました。」



c0081462_08135333.jpg
同じ池にいる「コクチョウ」です。
漢字では「黒鳥」、英名も「Black Swan」とストレートなネーミングになっていますね。
ただし全身真っ黒というわけではなく、翼を広げると「初列風切羽」「二列風切羽」が白くなっているのがわかるよう。
残念ながら、なかなか翼を広げてくれないんですけどね(^^;
またクチバシは赤で、先端が白っぽくなっています。

「コクチョウ  英名 Black Swan  学名 Cygnus atratus
 白鳥と違う点は、羽の色のほかに赤くて白線の入ったくちばしと、カールした背中の羽毛です。」



c0081462_08135613.jpg
白と黒の競演。
「コブハクチョウ」と比べて「コクチョウ」はやや小さく、全体的にほっそりとしていますね。


c0081462_08135815.jpg
池に架かる橋の上を歩いていたのは真っ赤な「ショウジョウトキ」です。
「ショウジョウ」は漢字では「猩々」と書き、元は古典書物に登場した架空の動物です。
それが「能」の題材となり、演者が真っ赤な衣装をまとったことから「猩々=赤」を意味するようになったそう。
クチバシも足もやや赤みを帯びているように見えますね。
ちょっとわかりづらいですが、翼の先端の一部が黒くなっています。

よく見ると、この子のくちばしは上下で少し隙間があります。
このため、うまくエサを取ることができないそう。
なのでこの子に限り、水の入った小さなバケツにエサを入れてあげます。
もちろんほかの子たちもやってきますけどね(笑)
なお、ここの「トキ」の仲間はほかに「シロトキ」「ブロンズトキ」「アフリカクロトキ」がいます。

「ショウジョウトキ  英名 Scarlet Ibis  学名 Eudocimus ruber
 集団で繁殖し、木の上に巣を作ります。英名の「Scarlet(スカーレット)」とは、真紅という意味があります。
 ヒナの頃は黒い体色をしています。」



c0081462_08140093.jpg
エリアの奥の方にある池にいる「コシベニペリカン」です。
「ペリカン」の仲間では2番目に小さい種で、体長は140cmほど。
全体が明るい灰色で、くちばしはほんのりと赤みを帯びています。
また脚はピンク色。
繁殖期になると名前の通りに腰や脇のあたりが赤くなるそう。

「コシベニペリカン  英名 Pink-backed Pelican  学名 Pelecanus rufescens
 世界に7種類いるペリカンの中でも、2番目に小さな一種です。
 名前のコシベニは、繁殖期に腰や脇の下などが濃い赤色になることから(オス・メスとも)ついたもので、
 繁殖期以外はその色は目立ちません。」



c0081462_08140284.jpg
「ペリカン」のトレードマークは長いクチバシ。
そして下クチバシからのどへとつながる大きなのど袋ですね。
飼育環境下ではなかなかそののど袋を広げる様子を見ることができませんが。
脚には大きな水かきがついていて、やや内側を向いているのがわかります。
このため地上を歩くのは苦手で、よちよち歩きになってしまいます。
その様子は結構かわいいんですけどね。


c0081462_08140551.jpg
こちらは「モモイロペリカン」です。
体長は約160cmと「コシベニ~」と比べると一回り大きいです。
体色は白ですが、繁殖期になると赤みを帯びて桃色になるそう。

「モモイロペリカン  英名 White Pelican  学名 Pelecanus onocrotalus
 翼を広げると3m以上にもなる大型のペリカンです。
 繁殖期になると、オス・メス共に身体がうすいピンク色に変化していきます。」



c0081462_08140804.jpg
「モモイロペリカン」ののど袋を広げた様子がパネルになっていました。
ものすごく伸びるんですね~!
しかもその容量はなんと12リットル!!
これを満タンにすると重さは12kgにもなりますから、さすがにそんなことはならないでしょうけど(^^;
でも予想以上の大きさにビックリです。


c0081462_08141099.jpg
最後は「コシベニ~」と「モモイロ~」のツーショットを。
こうして並べてみると、「コシベニ~」は「モモイロ~」の幼鳥に見えなくもないですね。
大きさも一回り小さいですし、体色も灰色なので(^^;



すべて D700+70-200mmF2.8E FL VR+TC-14EⅢ


次回は、トロピカルエイビアリーのインコ・オウムとペンギンの散歩です。
by sampo_katze | 2018-10-07 21:00 | 花鳥園 | Comments(0)


<< トロピカルエイビアリーのインコ... 松江の花鳥園・フォーゲルパーク... >>