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NIFREL-Ⅱ ~ わざにふれる
大阪の生きているミュージアム NIFRELに行こう!編・第3回


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「ABILITIES ~ 能力」


「生きているミュージアムNIFREL」の展示ゾーン、2つ目は「わざにふれる」です。
食うか食われるかの野生の厳しい世界では、生き抜くための技を身につけたものがいます。
そんな技を持つさまざまな生きものたちを見ることができますよ。
展示されている種類もかなり多いので、全部を紹介するわけにはいきませんが(^^;


表紙の写真は、「わざにふれる」ゾーンの入口です。
各ゾーンの入口の名前は、このように透明な文字で紹介されています。
英語表記の「ABILITIES」は、直訳すると「能力」
生き抜くための能力を紹介するということですね。










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まずは「軟体動物」の代表選手、「マダコ」です。
単純に「タコ」と呼ぶときはこの種を指しますね。
体の柔らかさは生物界随一で、こんな小さなブロックの中に入り込んでいます。
でもまだまだ隙間があるので、もっと小さくても大丈夫のようです。

そして体もさることながら、頭も柔らかくとても賢いんです。
その才能?は「無脊椎動物」の中ではトップとも。

腕を含めた体長は最大で60cmほどで、それほど大きくはありません。
ちなみに「大ダコ」と呼ばれるのは近縁種の「ミズダコ」のことで、体長は3mを超えるものもいる世界最大の種です。

「賢さは 無脊椎随一の 八ちゃんよ」


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続いては「グリーンブリトルスター」です。
名前に「スター」とありますが、英語で「ヒトデ」のことを指します。
なるほど、確かに体の形が星そのものですからね。
ただ「グリーン~」は触手の部分がとても長いため、光芒を強調した星のようです。
またその周囲には細くて小さな管のようなものがたくさん並んでいますね。
これは「管足」(かんそく)と呼ばれるもの。

「ヒトデ」の仲間も体が柔らかく、たとえ縛られても簡単に縄抜けすることができます。
ただその動きはゆっくりで、抜け出すまでには時間がかかるもの。
ですが、こちらの「グリーン~」は動きが格段に速い!・・・・・らしいです。
らしいと書いたのは、その素早い動きを見ることができなかったから。
できればその「スピードスター」ぶりを見せてほしかったところです。

「うねうねと 動く速さは ヒトデ随一」


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ガラスに向かってガッツポーズ?をしているのは「カニ」の仲間の「カイカムリ」です。
背中に「貝殻」などを背負って身を隠すことからその名がつきました。
ですが、背負うものはなんでもありのよう。
「いきもの五七五」にあるように「ホヤ」「海綿」などを背負ってしまいます。

こちらから見ると脚は3対しかありませんが、「カニ」の仲間であれば4対あるはず。
実は4番目の1対は背中側にあるので、こちらからでは見えません。
その脚の先端はかぎづめのようになっていて、いろいろなものを背負うことができるんですね。

「背負います 貝・ホヤ・海綿 種名板」


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横から見てみると、平たい板を背負っているのがわかります。
これ、実は「いきもの五七五」にも詠まれているように「種名板」なんです。
この水槽の中に適当なものがなかったので、こんなものでも背負ってしまうんですね(^^;


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白い砂地にまぎれているのは「ヒラメ」の一種。
砂の中に体を隠し、顔だけを出してエサが来るのを待ち構えます。
ここでは砂地の上に乗っていますが、このとき周囲の色に合わせて体色も変えます。
そのため、この写真でも目を隠してしまうとその姿を確認するのが難しくなります。
ちなみに体の色は一部だけちがう色にすることはできません。

平たい体の片側に目が並んでいますが、これは成長してからのもの。
幼魚の頃は普通の魚と同じく、体の両側に1つずつついています。
これは「カレイ」の仲間も同じです。

「うまれたて 左右に眼をもつ ヒラメ類」


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水面より上に出ている木の上に乗っているのは「ヨダレカケ」
魚なのに水がキライという、非常にめずらしい魚です。
これは天敵から身を守るためで、水上でも動けるように「皮膚呼吸」がメインになったとのこと。
見ていると、このように木にはりついてじっとしていることが多いです。
ですが、移動するときはピョンピョンと器用に飛び回って移動していきます。
水面上でもそれは同じで、見事なジャンプを見せ水中に沈むことはありません。

その生態を逆手にとると、「虫取り網」で彼らを採ることができるということなんですね。
「いきもの五七五」の内容が最初はわかりませんでしたが(^^;

「採集は 虫取り網で 防波堤」


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岩や木がないところでも大丈夫。
胸びれと尾びれを広げ、水槽のガラス面にも張りつくことができますから。


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縦長のブーメランのようなシルエットの持ち主は「ナンヨウツバメウオ」です。
体高が高い上に胸びれと背びれ、そして尻びれが長く伸びているのがわかります。
体色はやや黄色味を帯びていて後ろ半分は黒、目と胸びれを通る黒い横しまがそれぞれ1本。
これは幼魚から成魚への中間くらいでしょうか。
幼魚のときは全体が茶色で、シルエットと相まってまるで枯葉のように見えます。
泳ぎ方も漂うような感じになるんだとか。
また成魚になると銀色になり、2本の横しまが残って体も丸みを帯びていきます。

「海面を 漂う枝葉は 隠れ蓑」


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きれいな青い目がかわいい「スジモヨウフグ」
白っぽい体に黄色~茶色の細い流れ模様が入ります。
ややとがり気味のおちょぼ口ですが、その中にはとても頑丈な歯が隠れているそう。
下手に口に突っ込むと大変なことになりそうですね。

「頑丈な 歯が隠れてる おちょぼ口」


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最後は「ヨツメウオ」です。
名前からすると4つの目を持っているような感じですね。
でも、実際にはほかの魚たちと同じように2つです。
ではなぜ「ヨツメ」なのかというと、目の真ん中に不透明な仕切りが入っていて4つにあるように見えるから。
そして内部構造も「水晶体」「視神経」は1つですが、「網膜」「瞳孔」は水上用と水中用の2つあります。
このため、水上と水中の両方を同時に見ることができるようになっているんです。

ちなみに「ヤツメウナギ」という生きものもいます。
こちらも目は2つですが、片方の目に並ぶように7つの黒い斑点が並んでいるんです。
その様子が8つの目に見えることからその名がつきました。
また名前に「ウナギ」とあるものの、「ウナギ目ウナギ科」ではありません。
それどころか狭義では「魚類」でもなく、「円口類」というグループに分類されます。

「水の上 水中両方見える ボクの眼」


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水上から見るとこんな感じ。
目が大きく飛び出しているのがわかります。
まるで「カエル」みたいですね。



すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、わざにふれるの続きです。

by sampo_katze | 2018-12-12 21:00 | 水族館 | Comments(0)


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