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NIFREL-Ⅳ ~ みずべにふれる の小さな生きものたち
大阪の生きているミュージアム NIFRELに行こう!編・第6回


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「森の中のイメージ?」


「生きているミュージアムNIFREL」の展示ゾーン、4つ目は「みずべにふれる」です。
これまでの3つのゾーンは、いずれも海の生きものたちが展示されていました。
そして「みずべにふれる」では、淡水域に生息する生きものたちを展示しています。
このゾーンは大きく2つのエリアに分かれています。
今回は前半部分を見ていくことにしましょう。


表紙の写真は、「みずべにふれる」ゾーン前半エリアの様子です。
撮影には不向きの円筒形の水槽が並んでいて、ちょっとテンションが・・・・・(^^;
それはさておき、ここのゾーンもどこからでも水槽内を眺めることができるようになっています。
スペースもかなりゆったりとしています。
水槽の上は天井につながり、上の部分は緑色の照明で照らされていました。
なんだか森の中にいるようなイメージを感じましたね。










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最初は、今回のシリーズで取りあげる唯一の植物の「ハエトリグサ」です。
「食虫植物」の代名詞の1つですね。
「二枚貝」のように開いた葉の内側は赤く、大きく口を開けた生きもののようです。
葉の縁はトゲが並び、葉の内側にも3~4本の「感覚毛」があります。
エサとなる「虫」などがこの「感覚毛」に2回触れる、あるいは2本以上同時に触れると葉を閉じるそう。
しかも1回目と2回目の間隔が20秒以上あると半分閉じるか、まったく閉じないとのこと。
葉を閉じるのには結構なエネルギーが必要ということもあって、そのような進化をしたんでしょうね。

「虫が来た! はさんで確保 餌となる」


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こちらは「ハエトリグサ」の花です。
かなり長い茎が上へと伸び、その先端に5輪ほどが咲いていました。
花が咲いているところを見るのはこれが初めて。
葉から大きく離れたところに咲くのは、「花粉」を媒介する「虫」を誤って食べないようにするためなのかも?


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枯葉のような姿をしている「リーフフィッシュ」です。
比較的あちこちで見ることができますが、ここまで明るい水槽なのは初めてかも。
水中に落ちた葉っぱのごとく、あまり泳ぎ回らずにふわふわと漂っています。
口先から下に伸びているのはヒゲで、下あごに1本だけあります。
体長は10cmほどと小さいですが、大きな口を持っていて自分の半分くらいの大きさなら飲み込んでしまうそう。
しかも普段はゆっくりですが、獲物にそっと近づいていき一瞬で捕らえてしまう俊敏さを持っています。

「枯葉散り 水に漂い 獲物待つ」


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仰向けになっているのは「サカサナマズ」です。
死んでいるわけではなく、普段からこうしてお腹を上に向けて漂っています。
これは光に反応しているもので、無重力の「宇宙」でもこうして逆さになってしまうとのこと。
また通常の魚は背中が黒っぽくてお腹が白っぽくなりますが、これは水中での陰のつき方が影響しています。
ですが「サカサナマズ」は、逆さなので色のつき方も逆になっています。
ただ、なぜ逆さになるのかはよくわかりません。

「何故なのか ずっと逆さは 宇宙でも」


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「テナガエビ」の仲間で最大種の「オニテナガエビ」です。
体長は30cm近くにもなる大型種で、「東南アジア」が原産。
その名の通り「鋏脚」がとても長く、体長よりも長くなることもあるそう。
この子はそれほど「鋏脚」が発達していないようなので、まだ若い個体かもしれません。


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「鋏脚」のあたりをアップに。
ほかの「歩脚」より少し太くなっているだけで、まだか細い感じがしますね。


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明るい黄色の殻が目立つ「コダママイマイ」です。
「キューバ」にしかいない固有種で、その鮮やかさから「世界一美しいカタツムリ」と呼ばれているんだそう。
でも、その件についてはぜんぜん触れられてませんでした(^^;

「種名板」に写っている子の殻は全体が黄色ですが、上に乗っている実物の子は中心付近が半透明になっています。
こちらもまだ若い個体なのかな?
ちなみにエサとして植物の葉についた「カビ」を食べるそう。


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「ウーパールーパー」の名前でおなじみの「メキシコトラフサンショウウオ」です。
1985年に某「焼そば」のCMで起用されたことで爆発的な人気を得ました。
そのブームはご多分に漏れずに長続きはしなかったものの、その名を広く知らしめることとなりました。
今思えば、「キモカワ系生きもの」の元祖ともいえる存在だったのかもしれませんね~。
ここにいるのは体色が白い子たちで、CMでもこの系統の色の子たちが登場していました。
ですが元々?は灰色系の地に黒褐色の斑点を持つ、どちらかと言えば地味な色合いの体色のようですね。
わたしも白地のイメージがあったので、それ以外の色を初めて見たときは軽くショックを受けました(^^;


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「両生類」からもう1種、「カエル」の仲間の「マルメタピオカガエル」です。
「カエル」の仲間は黒目が大きいというイメージがありますが、この種は小さくて「虹彩」はまん丸。
体長は10cm超とかなり大型で、口も大きく歯も持っています。
敵に襲われると「フグ」のように体を膨らませて威嚇、さらには噛みつくという荒業も繰り出してきます。
人が噛まれるとどれだけのダメージになるのかはわかりませんが、「カエル」なのに歯を持つというのはちょっと意外。
侮れない存在ですね。

「大口で 小さな生きもの 何でも食べる」


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こんどは「は虫類」「カメ」の仲間の「スッポンモドキ」です。
分類上は「スッポン上科スッポンモドキ科」の仲間で、現存種は唯一これだけ。
鼻先がとがり気味で、「ブタ」の鼻のように見えることから「ブタバナガメ」の別名もあります。
足には大きな水かきがあり、歩くよりは水中を泳ぐのに適した形をしていますね。
そのためか基本的には水中で生活し、産卵するとき以外はほとんど陸には上がらないようです。

「川にすみ 産卵以外は 上陸せず」


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水から離れ、木の枝にしがみついているのは「エボシカメレオン」です。
頭の後ろの方が上に大きく伸びているのが特徴で、特にオスはこの部分が大きくなるんだそう。
その様子が「烏帽子」(えぼし)をかぶっているように見えることからその名がつけられました。
英名や学名も、その特徴にちなんだ名前がつけられています。
体色を変えるほか、左右で目を別々に動かして獲物を探す特徴も「カメレオン」の仲間ならでは。

「獲物どこ? 右目と左目 別に動く」


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最後はもう1度水の中へ。
「ハイギョ」の仲間の「プロトプテルスエチオピクス」です。
「アフリカ」に生息する1種で、漢字で書くと「肺魚」とある通り「肺」で呼吸することができます。
でも、幼魚のときはやはり「エラ」で呼吸するんですね。
乾季になると粘液と泥を使って「繭」を作り、次の雨季まで「夏眠」をして過ごすんだそう。

「エラ呼吸 大きくなると 肺呼吸」


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顔のアップ。
体の不規則な模様に隠れていますが、よく見ると小さなお目目があるのがわかります。
口は大きく開くようですが、普段は吻の周りだけが開いています。
なんだか口笛を吹いているようにも見えますね。



すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、みずべにふれるゾーンの後半です。
by sampo_katze | 2018-12-24 21:00 | 水族館 | Comments(0)


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