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NIFREL-Ⅴ ~ うごきにふれる のほ乳類たち
大阪の生きているミュージアム NIFRELに行こう!編・第8回


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「”ふれる”でも、PLEASE DO NOT TOUCH THEM!」


「ニフレル」にある7つのゾーンの最後は「うごきにふれる」です。
それまでのゾーンでは「魚介類」がメインでしたが、このエリアは「ほ乳類」「鳥類」だけがいます。
また展示方法が少し異なり、壁のような仕切りは一部を除いてありません。
それどころか、通路をトコトコと歩いてくる子たちも。
まさに目の前で「うごきにふれる」ことができるゾーンになっています。
今回はその中から「ほ乳類」の仲間を取り上げます。


表紙の写真は、「うごきにふれる」ゾーンの入口にある看板です。
草を食みながら案内している動物が描かれていました。
その上には英語で「さわらないでね」とメッセージが。
そう、ここでは生きものたちとふれあうことはできません。
でもかなり近い距離で見ることができるので、楽しいですよ~。

「うごきにふれる
 生きものたちの暮らす世界に私たちがおじゃまするゾーン
 そ~と、優しく見守って下さい
 彼らは安心して活き活きとした「動き」を見せてくれます
 飛んで、走って、じゃれ合って、食べて、泳いで、眠って
 彼らの自由奔放な暮らしをお楽しみ下さい」

※説明板より引用、以下同じ










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「うごきにふれる」ゾーンに入ると、壁から飛び出した「ワニ」が!
動きはしませんが、すごいインパクトですね~(^^;


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少し引いてみるとこんな感じ。
左下の床には白い足跡が描かれています。
これが何を意味するか、言わずもがなですよね?


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さてさて、本物の?生きものたちを見ていくことにしましょう。
最初は「コツメカワウソ」です。
「ネコ目イタチ科カワウソ亜科」の仲間では最も小さい種で、体長は約40~60cmほど。
指にとても小さな爪があり、これが「コツメ」という名の由来になっています。
その爪を見られる機会はなかなかありませんが。

「コツメカワウソ  英名 Asian small-clawed otter  学名 Aonyx cinerea
 河川の周辺などに生息する。家族群を形成し生活する。
 食性は動物食で、魚類、カエル、甲殻類、貝類などを食べる。
 背面の毛は灰褐色(はいかっしょく)や薄黒褐色(うすこっかっしょく)で、
 喉は白や灰白色(はいはくしょく)の体毛で被(おお)われる。
 指には非常に小型の爪がある。指先端の関節まで水かきがある。」



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目を境にして上は黒褐色、下は明るめの灰褐色で胸のあたりまで広がっています。
とてもかわいらしい顔をしているんですが、120mmではこれが限界でした。
やっぱり望遠ズームは持って来ないとダメですね(^^;


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平べったくて幅の広い、ヘラのような尻尾が水面に浮かんでいます。
これは誰かな?


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その尻尾の持ち主は「アメリカビーバー」です。
「ネズミ目ビーバー科」の仲間で、「北アメリカ大陸」全般に生息しています。
近縁種?亜種?に「ヨーロッパ大陸」に生息する「ヨーロッパビーバー」もいます。
また和名では「海狸」(かいり、うみだぬき)というそう。
海の生きものではないのになぜなんでしょう?(^^;

「ビーバー」は川をせき止めて「ダム」を造ることが知られていますね。
その材料となる木は、歯でかじり倒して入手します。
「ネズミ目」ということもあって歯は大きくて丈夫。
それを駆使して、直径15cmの木を10分足らずで倒してしまいます。
木をかじり倒すのは食料となる木の葉や皮を手に入れるためでもあるそう。

「アメリカビーバー  英名 America beaver  学名 Castor canadensis
 水の中では平らな尻尾や水かきのある足を使って器用に動き、
 岸や、川の中にダムを作ってロッジと呼ばれるすみかを作る。
 哺乳類では数少ない一夫一婦で、一組の夫婦とその子供たちの家族で生活する。」



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自分と同じくらいの大きさがある丸太を押していきます。
水中では浮かんでくれるので運ぶのはラクラク。
でも水から上がったらどうなるんでしょう?
先の枝は口にくわえて持っていけましたけどね。
指は5本あって前足ではさむことはできるようですけど、自分と同じくらいの大きさがありますからね。
う~ん、この後の様子もちゃんと見ておけばよかった(^^;


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通路をはさんで対岸のエリアにいるのは「ワオキツネザル」です。
「アフリカ大陸」の南東沖に浮かぶ「マダガスカル島」にのみ生息する固有種の1つ。
体長約40~50cmに対し、尾長は約50~60cmと長くその模様と相まってトレードマークになっています。
朝は地面に座ってお腹を太陽に向けて日光浴をしますが、その姿がかわいいんですよ(^^)
ここでは照明の下に集まっていますが、ここが一番あったかいからでしょうね。


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後から失礼して。
長い尻尾が白黒に塗り分けられているのがわかりますね。
これが和名の「ワオ」の由来で、漢字では「輪尾」と書くと思われ。
あの芸人さんの持ちネタではありません(笑)


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その左手の方にいるのは「カピバラ」です。
「カピパラ」(Kapipara)と間違って呼ばれることがあるようですが、正しくは「Kapibara」です。
現存する「ネズミ目」の中ではもっとも大きく体長は1mを超え、体重も60kg以上と堂々たる体格の持ち主。
もはや「ネズミ」というよりは別の生きもののような感じですね(^^;

大きな体をしていますが、性格はとても温和。
水中に入ることも多く、敵から身を守るために鼻だけ水上に出したり潜水したりもします。
5分以上も潜水することができるそうですよ。
また冬になるとお湯につかる様子が見られ、冬の風物詩の1つとなってる感があります。

「カピバラ  英名 Capybara  学名 Hydrochoerus hydrochaeris
 朝は早く涼しいうちに川岸の葉や果物などを食べる。草食動物で、木の皮や種子・葉っぱなども食べる。
 日中は暑さを避けるために茂みの日陰や、水の中を泳いで過ごす。
 巣穴を作らず自然に出来た地面のくぼみに草や葉っぱを敷きつめて居心地を良くして寝る。」



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最後は「キュレーター」さんとのツーショット。
丸々とした体形もあるのか、数字以上に大きな生きものに見えますね(^^;
ちなみに「ニフレル」ではスタッフのことを「キュレーター」と呼びます。
そしてお客さんについての説明もありました(笑)

「ヒト  英名 Human  学名 Homo sapiens
 今、目の前にいるあなた。
 世界中に広く分布し、時々単独やグループでニフレルを訪れる。」


「キュレーター  英名 Curator  学名 -
 「うごき」エリアに常駐し、お客さまと生き物を繋ぐのが仕事。
 担当する生き物について質問すると話が弾む。」




すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は最終回、うごきにふれるゾーンの続きです。
by sampo_katze | 2018-12-28 21:00 | 動物園 | Comments(0)


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