美ら海水族館をさらっとめぐる
マイル修行で沖縄訪問編・第2回


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「お客さんがいっぱい!」


「美ら海水族館」への訪問は今回で2回目です。
前回来たときは「沖縄」本島に行くのも初めてだったこともあり、あちこち見て回りました。
ですのでここであまり時間を取らずに見学しました。
そこで今回は時間をかけてじっくり見ていこうと思ったわけです。

ただ心配なのが朝からの体調の不良。
前日の夜からなんらかの兆候はあったんですが・・・・・。
でもせっかくここまで2時間かけてきたので、とりあえず見て回ることにしました。


表紙の写真は、最初のエリア「サンゴの海」の水槽の様子です。
連休の谷間とはいえ多くのお客さんが来ていて、水槽の前には黒山の人だかりといった感じ。
10月に再訪したときはやや少なかったですけど、基本空いているということはなさそうですね(^^;

「サンゴ礁への旅
 ここからは「サンゴ礁への旅」ゾーンになります。
 ここは沖縄の海岸近くの浅い海の生き物が展示されています。
 生きたサンゴ、色鮮やかな熱帯魚、サンゴ礁に住む小さな生き物、
 マングローブの生える河口域に住む生き物から沖縄の淡水生物までを観察いただけます。」


「熱帯魚の海
 サンゴ礁のリーフの外側はどうなっているのでしょう。
 サンゴ礁の高まりを超えると、そこから水深は一気に深くなり、礁斜面と呼ばれる地形になります。
 この水槽には大小様々、色とりどりの熱帯魚が生息します。
 屋根がないので、魚たちは太陽光をいっぱいに浴び、自然界にいた時と同じ美しい色合いを見せてくれます。
 全長5cmほどのスズメダイ類は群れをつくって身を守り、危機を感じるとサンゴの枝の中に隠れます。
 それらをねらう中型のフエダイ類、そしてそれをまた襲って食べるハタなどの大型魚類もみな同居しています。
 自然界の海に比べたらちっぽけなこの水槽の中でも、自然界と同じドラマが展開されているのです。」

※説明板より引用、以下同じ










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では、人混みの合間をぬって生きものたちを見ていきましょう。
まずはオレンジっぽい色の体に白いお顔、目を通る褐色のラインが特徴的なこの子。
そのラインから「メガネモチノウオ」の幼魚?と思ってしまったんですが、どうやらちがうみたい。
どこかで見たことがあるような気もするんですが・・・・・。
いきなり「しょうたいふめい」となってしまいました(汗)


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「コウイカ」の仲間の「コブシメ」です。
体長50cm、重さ12kgにも達することがある「コウイカ」の中では最大種です。
ここでいう体長とは「外套長」(がいとうちょう)のことで、「触腕」以外を覆う「外套」の長さを指します。
「コウイカ」の一般的な大きさは15~25cmほどなので、倍以上ですね!
ここにいるのはそれほど大きくはないようですが。


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「コウイカ」の仲間は、瞬時に体色を変化させることができます。
今回はその変化する様子を見ることができました!
全体が黄色っぽくところどころに濃い褐色の小さな点が入っているパターンと、
やや白っぽいのと褐色の太いラインが入っている2パターンがありました。
よく見ると、白の小さな斑点と不規則に入った細いしま模様はそのまま残っていますね。
色が変わるところと変わらないところがそれぞれあることも、この様子からわかります。


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水槽の外のお客さんに向かってアピールしているように見えるのは「ネズミフグ」
「フグ」と名前がつきますが、分類上では「フグ目ハリセンボン科」に属していて少し系統が異なります。
体長は最大で90cmにもなるそうで、この仲間では最大種とのこと。
もちろん体をふくらませることもできますし、体表のトゲを逆立てることもできます。
ここ「沖縄」では「ハリセンボン」と「アバサー」と呼び、食用にするそう。
1度食べてみたいですね~。


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この子はヒトを見るのが好きなのか、それとも自分をアピールするのが好きなのか。
こちらに向いたまま、こうして体を左右に動かしていました。
こんな動きをする魚は初めてですね。


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細長い筒状の姿をしているのは「ヘラヤガラ」です。
その見た目から英名では「Trumpetfish」(トランペットフィッシュ)、
学名ではAulostomus chinensis」(ギリシャ語で「aulos」は「フルート」、「stoma」は口を意味する)と
楽器にちなんだ名前がつけられています。
見た目では「フルート」の方が近い感じですけど。

ところで、この写真だとどっちが頭で、どっちがしっぽかわかりづらいかもしれませんね?
実物だと動いている方向からわかりますが(^^;
正解は右が頭で、「吻」(ふん)が長く突き出ているんです。
左の黄色っぽい部分は尾びれで、先端近くに黒い点が入っています。
これは目を擬態したものなのかもしれません。


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鮮やかな黄色が目を引くのは「マジリアイゴ」です。
吻の下から目に向かって伸びる黒いラインと、えらぶたのほうに伸びる白っぽいラインがアクセント。
体全体にも縞模様が入っていますが、ここではグレーっぽくなっていてあまり目立ちません。
これは光の加減によるもので、本来はえらぶたあたりのラインと同じような色をしているようです。
条件がよければ、これが青みを帯びてもっと美しくなるみたい!
う~ん、その様子もぜひ見てみたいです。


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目の上あたりから角が伸びているような、独特のシルエットをしているのは「テングハギ」です。
その突き出している様子を「天狗」の鼻に見立てたんですね。
体高は高くて上下に膨らんだ感じですが、尾びれに向かって徐々に細くなっていくスタイル。
尾びれの上下端は後ろに長く伸び、尾びれのつけ根には「骨質板」(こつしつばん)と呼ばれるでっぱりが見えます。
名前に「ハギ」とありますが、「カワハギ」の仲間ではなく「ニザダイ」の仲間です。
「骨質板」は「ニザダイ」の仲間によく見られる特徴ですね。


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長い体をくねらせて泳いでいるのは「ニセゴイシウツボ」です。
白い体に小さな黒い斑点を全身に散りばめていて、「ウツボ」の中ではなかなかきれいな姿をしています。
名前の「ゴイシ」は文字通り「囲碁」の石、「碁石」のこと。
幼魚のころは白い盤上に黒い「碁石」を並べたような模様をしています。
これが成長するにつれて模様は小さくなり、ここまで大きくなると遠目には黒い斑点がわかりづらくなるほど。


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全体にしま模様をまとっているのは「ワモンフグ」です(たぶん・^^;)。
目や口のまわり、さらにひれにも黄色が入っていて全体に派手な装いをしています。


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お客さんの方に立派な?お腹をみせています。
こちら側は一転して真っ白なんですね。


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水面近くを悠々と泳いでいた「アオウミガメ」
体色で「アカウミガメ」と見分けられると思ってたんですが、そんな簡単な話ではないんだそう。
長くなるので、今回はふれないでおきますが(^^;


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「サンゴ礁への旅」の締めくくりは2種の巨大な魚がそろい踏み。
まずは「ヤイトハタ」です。
体長1mを超えることもある「ハタ科」の大型種で、白い体に小さな黒点がたくさん散りばめられているのが特徴。
この黒点が「お灸」(=ヤイト)の跡に見えることからその名がつけられました。
別名に「ニセヒトミハタ」というのもあるそう。


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続いては「タマカイ」
「ヤイトハタ」と同じく「ハタ科」の仲間で、体長2mを超えることもある超大型種。
ガラス越しに見えるその巨体の迫力は圧倒的です!


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そして、ここ「美ら海水族館」のメインステージとも言える「黒潮への旅」ゾーンです。
ここの大水槽は長さ35m、幅27m、深さ10m、水量7,500立方メートルもあり、世界でも有数のサイズ。
使用されている「アクリルパネル」も高さ8.2m、幅22.5m、厚さ60cm、パネル総重量は135トンにもなります。
水槽の前に立つと、縦にも横にも広がるパノラマ的な光景を楽しむことができますよ。

「黒潮への旅
 ここからは「黒潮への旅」ゾーンに入ります。
 ここは大水槽「黒潮の海」があり、沖縄の外洋に住む魚を観察することができます。
 「サメ博士の部屋」では古代のサメから色々な種類のサメまで、
 「ジンベエ・マンタコーナー」ではジンベエザメとマンタについて詳しく知ることができます。」



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ここにも2大スターがいます。
まずは「ナンヨウマンタ」です。
「エイ」の仲間では最大級の大きさを持ち、左右のひれ先端の距離=「体盤幅」は3~5mにもなるんだそう!
かつては「オニイトマキエイ」と混同されていましたが、まったくの別種であることがわかっています。
これについても詳しいことは(以下略)


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そして大本命の「ジンベエザメ」
2匹いて、水槽の上の方を前後に並んでゆったりと泳ぐ姿が見られます。
左にいるのが雄で全長8.7m、重さ5,500kg、飼育年数23年は世界最長飼育記録で現在も更新中!
右が雌で全長8.0m 重さ4,220kg、飼育年数は10年とこちらもなかなかの長さです。
繁殖が期待されますが、1995年に「台湾」で見つかった個体からは300匹もの「稚魚」が体内にいたんだそう!
個体差はあるでしょうけど、それだけたくさんの「稚魚」が生まれるとなると大変ですね(^^;


さて、なんとかここまで回ってきたものの・・・・・当たり前ですが体調はよくなる気配はなし。
連休期間中ではありますが、幸いなことにこの日は平日。
そこで見学はここであきらめ、「那覇」に戻って宿近くの病院に行くことにしました。
「美ら海」の見学は中途半端になってしまいましたが、こればっかりはしかたありません。

診察後に薬をもらい、コンビニに寄って食料を調達。
明るいうちに宿に入って休息を取ります。
翌日は帰京の前に1つミッションがあるので、何とか回復したいところだったので。



すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、久米島空港へと飛びます。

by sampo_katze | 2019-01-06 21:00 | 沖縄 | Comments(0)


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