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羽田出発前にセントレアを少しめぐる
掛川花鳥園2018初夏とセントレア編・最終回


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「越前和紙の龍」


「掛川花鳥園」をあとにして「中部国際空港」、愛称「セントレア」へと向かいます。
通常なら「東海道新幹線」で帰京するところですが、今回はあえて飛行機を利用するため。
このときは「マイル修行」の第1コーナー、年間30回搭乗を目前にしていましたので。

「セントレア」と「羽田空港」および「成田空港」との間には、それぞれ2便ずつ飛んでいます。
そして各1便ずつに「国際線仕様機材」が充当されます。
これですと「クラスJ」「ビジネスクラス」のシートになるため、ちょっとしたぜいたくが味わえるんです。
ただしこの区間は運航距離が「羽田」発着の「JAL」では最短クラスのため、ドリンクサービスはありません。
「東北新幹線」「なすの」「グランクラス」で乗る感覚ですね。

幸いこの日の「JL208便」、「セントレア」20:25発→「羽田空港」21:25着の「クラスJ」に空きあり。
しかも「特便割引」でしたので、かなり割安で購入することができました。
実は今回の「掛川花鳥園」訪問を決断したのはこれがきっかけだったんです。
もしこれが取れなかったら、そして「マイル修行」をしていなかったらこの計画はなかったでしょう。
かなりの遠回りになりますからね(^^;


表紙の写真は、「セントレア」のターミナルビル3階の連絡通路横にある「龍」の装飾です。
高さは約3m、幅は約10mもあるそうで、その大きさに思わず目を引かれました。
2013年5月に設置されたこの「龍」、その素材はなんと「和紙」
「福井県」の旧「今立町」(いまだてちょう)、現在の「越前市今立地区」で漉かれる「越前和紙」で、その歴史は1500年にもなるんだそう。
細部まできっちり作りこまれているのはさすが!

「この白龍は、1500年の歴史を誇る「越前和紙」でできています。」
※説明板より引用










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4階に上がります。
すると大きな赤いキャラクターがいました。
これは「セントレア」のオリジナルキャラクター、「なぞの旅人 フー」
その下にいるのは「セントレアフレンズ」の面々です。
「フー」の両側にいるのが登場当初からいる「なぞの荷物持ち」「なぞのトリ」
さらにメンバーが追加され、ここにいない「くもくんたち」も含めた大所帯になっているようです。


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4階のいちばん奥にあるのが展望台の「スカイデッキ」
ここから向かって右側が「北ウィング」で、こちらは「国内線」が発着します。
右奥に見えるのは「管制塔」で、国内では「羽田空港」「成田空港」に次いで3番目に高いとのこと。
高さは「羽田」は115.7mで断トツ!
「成田」は87.3m、「中部」86.8mとほぼ同じです。


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奥に3機とまっていますが、いずれも「B737-800」です。
奥から順に「スカイマーク」「日本トランスオーシャン」、そして・・・・・え、「JAL EXPRESS」??
「JAL」グループにあったっけ?と思って調べてみると、2014年10月1日を「JAL」に統合されたとのこと。

そしてこの機体、「JA344J」は2012年6月に登録されたもの。
登録して間もなく統合となったこともあってか、旧塗装のまま飛んでいた貴重なものだったようです。
なんとなく違和感はあったんですが、そんなこととはまったく知らず普通に撮って終わってました(汗)
もっとも、ちがいはロゴの文字だけなんですけどね。
この年(2018年)11月5日のフライトをもって運航を終了し、「JAL」塗装に変更となっています。


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しばらくすると「ANAウィングス」「B737-800」が到着しました。
レジ番号は「JA58AN」で、2009年10月登録。
機体後部には「ひまわり」の花と「TOYAMA」の文字が添えられています。
これは「ANA」が行っている地域活性化支援事業の1つ「ご当地プレーン」
自治体名と市花のイラストがラッピングされていて、この「富山市」版は2017年4月24日から運航されています。
ほかに「鹿児島県」「薩摩川内市」(さつませんだい)と「肝付町」(きもつきまち)の2機が飛んでいるようです。


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反対側の「南ウィング」「国際線」が発着します。
こちらは「エティハド航空」「B787-9」
レジ番号は「A6-BLS」で、2017年12月に登録したばかりの新人さんです。
搭乗すると新機らしい独特のにおいがしそう。
「B787」は主翼の先端が少し反っているのと、コックピットの窓が4枚なのが特徴です。


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そこからターミナル寄りに駐機していたのは「JAL」の「B777-200ER」
レジ番号は「JA704J」で、登録は2003年5月とかなりの古株です。
「B787-9」は鼻先が見えていましたが、こちらは隠れていますね。
そんなに全長が長いのかな?と思ってしまいましたが、調べてみると「787」が62.8mで「777」が63.7mとほぼ同じでした。
どうやら手前の屋根?の構造がちがうようですね。

そうそう、「セントレア」といえば「B787」の部品を運ぶ通称「ドリームリフター」が見られる空港としても知られています。
わたしも過去に1度見たことがあります。
今回も見られるかな?と期待していたんですが、残念ながら見られませんでした。


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さて、帰りの便の出発は20:45とかなり遅いです。
そこで、夕食は空港内でとることにしました。
4階の「ちょうちん横丁」にある「まるは食堂」でいただきます。


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もちろん、お店の名物「エビフライ」(1本)オーダー。
かなりの大きさでビックリ!
「タルタルソース」は「まるは食堂」特製なんでしょうか、パッケージにシンボルマークが入っていました。
サクサクの衣と、エビのプリプリの食感が最高。
今回は単品でしたが、定食もあるのでお好みでいきましょう。


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夕食後、「保安検査場」を通って搭乗ゲートへ。
まだ搭乗まで時間があるので、人気はほとんどありません。


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使用機材は「B737-800」で、レジ番号は「JA310J」
ガラス面は搭乗ゲートを通った先にあったので、撮るのはかなり厳しいですね。
最初は「iPhone5S」でと思いましたが、さすがに無理でした。


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機内はこんな感じ。
「国内線」の「クラスJ」は2+3席×4列の20席ですが、「国際線」は2+2席×3列の12席。
「WiFi」「機内エンターテイメント」も使えませんが、シートはゆったりとしています。
飛行時間は45分と短いこともあって、あっという間でした。
さすが「羽田」発着では最短クラスの路線だけはありますね。
ちなみにもっとも短いのは「山形空港」とを結ぶ路線で、ここより3マイル短いようです。



D700+24-120mmF4G/VR


次回から新シリーズ、マイル修行で福岡&宮崎編です。

by sampo_katze | 2019-03-17 21:00 | 飛行機 | Comments(0)


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