徳島出張のオフタイム編・第1回
昨年の10月14日(日)から10月24日(水)まで、「徳島」への出張がありました。 移動も含めて11日間という長さは久しぶりです。 しかも出発は日曜、帰りは水曜なので空港から会社に直行というハードさ。 さらにこの期間では終わらず、翌月にも1週間ほど追加がありました。 さすがに途中の21日(日)は休みにりましたが。 とにかく大仕事になってしまいましたね(^^; さて、行きの移動となる14日。 夜に宿に入ればいいのですが、せっかくなので早めに出ることにしました。 「羽田空港」を09:45に出て、「徳島空港」に11:00ちょうどに到着する便を選択。 そこから「リムジンバス」に乗り継ぐと、昼少し前に「徳島駅」に着くことができます。 これだと駅で昼ごはんを食べて、そこから移動となるので都合がいいですからね。 表紙の写真は、「リムジンバス」おりば付近から見た「徳島駅」の様子です。 この「駅ビル」は1992年(平成4年)9月に完成したもので、駅舎としては4代目に当たります。 構造は地上18階、地下1階で、「四国」最大の「駅ビル」となっています。 内部にはショッピング施設の「徳島クレメントプラザ」と「JRホテルクレメント徳島」があります。 「阿波踊り」をテーマにした「にじ・あわおどり」という作品がもとになっているようです。 右下に「’93」の文字が見えるので、かなり以前から展示されているのかな? 8軒のお店が入っていて、11時から23時まで(L.O.22:30)やっているようです。 「バル」というだけあって、昼からお酒が飲めるお店ばかり。 これはご当地らしさが表れている感じがします。 また、肉をメインにしているところが多かったですね。 地元の「阿波尾鶏」が食べられるお店を探していて見つけました。 オーダーしたのは「ランチBセット」。 メインに「阿波尾鶏グリル」と「カニクリームコロッケ」の2種が入ります。 「グリル」は皮がカリッと香ばしく、肉はジューシーという定番のコメントになってしまいますが(^^; でも、その定番こそがおいしいんですよね。 もう1本遅い列車でもよかったんですが、さらに40分ほど後になるので。 「ディーゼルカー」に揺られること約1時間。 宿への最寄り駅の「穴吹駅」(あなぶき)に到着します。 駅舎へはホーム端にある踏切を渡るレトロなタイプ。 階段を上がらなくていいのは、荷物が多いときなどはうれしいですね。 もっとも今回は荷物は宿に直送しちゃいましたが(^^; 朝7時から夕方の18:30までは駅員がいますが、それ以外の時間帯はこちらを利用するようです。 帽子をかぶった「アンパンマン」が描かれているところが「JR四国」らしいです。 ラインアップがずいぶん増えているんですね~。 どれくらいあるのかと思ったら、下に21両あると書かれていました。 ちなみに、初代がデビューしたのは2000年(平成12年)10月14日のこと。 今年の秋で20年目に入るんですね。 1階部分はレトロな駅の雰囲気。 屋根や2階部分には大小の三角形が並び、特徴的な雰囲気になっています。 名物は「ぶどう饅頭」で、1950年(昭和25年)ころから駅構内で立ち売りもしていたそう。 モータリゼーションの影響から1980年ころに立ち売りはなくなりましたが、販売は続いています。 その店先に掲げられていたのが「日之出幸運券」で、その額面はなんと「壱億円」! なんとも豪快なものを作ったものですね~(^^; タクシーでもいいんですが、時間があるので歩いていくことにしました。 駅のすぐ北に歩行者用の橋があるので、車よりも半分の道のりで行けます。 渡るのは「四国」最大の川である「吉野川」。 「日本三大暴れ川」の1つにも数えられていて、「四国三郎」の異名を持ちます。 ですが、この日は水量も少なく流れは穏やかでした。 「吉野川」沿いを上流方面、西の方へと歩いていきます。 1.5kmほどさかのぼったあたりで、前方に背の低い橋が見えてきました。 しばらく眺めていると、車が通っていきます。 え、こんなところ通れるの?と思われる方もいるかもしれませんね。 これは「沈下橋」(ちんかばし)と呼ばれるもの。 通常時の川面近くの低い位置に架けられ、増水時は水につかることからそう呼ばれます。 ここ「徳島」界隈では「潜水橋」(せんすいきょう)と呼ぶそう。 幅の広い川でも比較的短い距離で架けられるので、安価に造れるというメリットがありますが 反面、増水時には当然ですが通行止めとなるデメリットも。 近くまで行って見たかったんですが、すでに宿からかなりの距離を歩いている上 さらに1kmほど先にありそうなので訪問はあきらめました(^^; そうと知ってたら、宿にあった「レンタサイクル」を使えばよかったかなと。 ですので、昼は外に出て近隣にある「うどん」のお店で食べることに。 「うどん」といえば「香川県」が「うどん県」を名乗るほど有名。 ですが、「徳島」の内陸にある「穴吹」界隈も結構な数のお店がありました。 これはその中の1軒のお店に併設されていた「うどん自動販売機」です。 昼ごはんを食べた直後ということもあり、食べることはもちろんさわることもしませんでしたが。 あとで写真をよく見ると、メニューは「天ぷらうどん」と「きつねうどん」の2種類。 どちらも300円でした。 ただし「500円玉」は使えません。 この機械が製造された時期は、そんな高額硬貨はなかったでしょうから(^^; さらにボタンの下には無常の?「うりきれ」の赤ランプが点灯していました。 まぁ、すぐとなりで営業しているお店があるのですから当然といえば当然でしょうか。 それにしても・・・・・。 なぜ、この自販機が商売敵(?)ともいえる実店舗のすぐとなりにあるのか? これもちょっと気になるところです。 すべて iPhone5S 次回は、阿波の土柱を訪ねます。
by sampo_katze
| 2019-07-15 21:00
| 四国
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