徳島出張のオフタイム編・第3回
「世界三大奇勝」の1つの「阿波の土柱」を後にして、「脇町IC」から「徳島自動車道」に乗ります。 そこから東へと進んで、次の目的地の「大鳴門橋」(おおなるときょう)を目指します。 「徳島」に来たとなれば、「渦潮」を見たいですからね。 実はこれまで1度も見たことがなかったというのもあります。 「徳島駅」から25kmほどと結構距離があって、なかなか足が延びなかったですから。 さて、「徳島自動車道」を下りるのは「鳴門北IC」です。 ここを過ぎてしまうと次は「淡路島南IC」となり、海峡を渡ってしまいます。 そこからさらに3kmほど、後半は急カーブとアップダウンの道を進むと駐車場があります。 オススメは1番奥にある「第1駐車場」で、展望台などの施設にもっとも近くにあるので便利。 下の方に停めると、その分歩いて上がらなければならないので結構大変です。 もっとも繁忙期ではそうもいかないですけど・・・・・(^^; 表紙の写真は、「第1駐車場」から「大鳴門橋架橋記念館エディ」への道から見た「大鳴門橋」です。 ここは「遊歩道」になっていて、「神戸淡路鳴門自動車道」の上を通るようになっています。 そのため、「大鳴門橋」とその先の「淡路島」を見ることができるプチ展望台のようになっています。 ここは「渦潮」で有名ですが、その規模は直径が最大20mにもなる世界最大規模のものなんだそう。 それを生み出すのがこの特徴的な海底の地形なんですね。 「鳴門の渦潮 鳴門海峡は、孫崎(まごさき 鳴門側)と門崎(とさき 淡路島側)に挟まれた、幅1,340mの狭い海峡です。 この海峡の鳴門側から約200mのところに裸島(はだかじま)、淡路島側から約300mのところに中瀬と呼ばれる岩礁があり、 その中間はV字型に深く落ち込み、最深部は約90mにも達します。また、海峡の南側には水深140m、 北側には200mの海釜(かいふ)があり、この鳴門海峡独特の海底の地形が潮の干潮にともなう海水の流れと合わさり、 鳴門の渦潮を発生させています。 鳴門海峡に発生する渦潮の大きさは直径最大20mにも及び、世界でも最大規模と言われ、大潮の時の最大流速は 時速20kmにも達し、この激しい潮流から発生する轟音から鳴門(鳴る瀬戸)の名が生まれたと言われています。 また、世界3大潮流「イタリア/メッシーナ海峡」「アメリカ/セイモア海峡」「日本/鳴門海峡」の1つとしても有名です。」 ということで「本日の渦潮の見頃時刻」が掲示されていました。 この日の見頃は干潮の10:10と、満潮の16:20を中心した時間。 ですが、わたしたちが到着したのは12:30頃。 もっとも動きのない時間帯でした。 う~~ん、残念! そういえば、以前「宮島」を訪ねたときもこんな感じでした。 どうもついてないですね(^^; まぁ事前に調べてあったとしても、朝10時というのはちょっと早くて無理だったかも。 ここはいくつかある展望台のうち、もっとも東側にあります。 「大鳴門橋」も近くにあり、迫力ある眺望が広がります。 天気もよくて、ほんとに最高の景色となりました。 時間帯によっては「渦潮」も見られたはずですね。 こればかりは仕方ないので、柵に描かれた渦巻の模様で我慢します(笑) 右の「うずしおくん」は、1996年(平成8年)に市制50周年を記念して登場しました。 頭に乗っているのは「大鳴門橋」を模した王冠で、「鳴門」の海をイメージした服を着ています。 左の「うずしおちゃん」は「うずしおくん」のパートナーとして、2012年(平成24年)に登場。 かぶっている帽子や服は名産の「サツマイモ」の1種、「鳴門金時」(なるときんとき)をイメージしています。 描かれている渦巻も「焼き芋」の色になっているんだそう。 ここの名物の「鯛丼」ということなので、迷わずそれをオーダー。 同行の2人も同じメニューです。 タレがかかった「タイ」の切り身の下には、ご当地産の「生わかめ」がたっぷり。 これは意外でしたが、おいしさを一段上げてくれる名わき役でした(^^) これは橋の下部、もともと「鉄道」を通すための空間を利用して造られた「海上遊歩道」。 入口から450mほど先まで進むことができ、渦潮を真上から観察できるようになっています。 風の影響を受けないようにするため、両サイドのほとんどの部分は金網。 そのため風がよく通り、地上では少々暑いかなという陽気でもここでは肌寒く感じることも。 この日がまさにそうで、薄手の上着を着ることになりました。 「大鳴門橋遊歩道「渦の道」施設ご案内 「渦の道」は、大鳴門橋架橋の橋桁空間を利用して造られた海上遊歩道です。 入口から先端の展望室までの遊歩道の距離は約450メートル、遊歩道からは風光明媚な鳴門海峡の景色を お楽しみいただけます。また途中100メートルごとに設けているガラス床からは、45メートル下の海面を のぞき込むことができてスリル満点です。 先端の展望室中央には約1.8平方メートルのガラス床を4枚ずつ2か所設けて、会場45メートルの高さから 潮の干満に伴い発生する渦潮や、激しい潮流をご覧いただくことができます。また、展望室は回遊式となっており、 太平洋側の紀伊水道や瀬戸内海側の播磨灘(はりまなだ)などの雄大な景色をご覧いただくことができます。」 海面まで45mの高さをアピールしています。 パネルの右下にいるのは「徳島県」のマスコットキャラの「すだちくん」。 かなりあちこちで見られることもあり、見慣れた感があります。 モチーフはもちろん県名産の「スダチ」です。 そして左下にいるのは「徳島県観光協会」のマスコットキャラの「花れんちゃん」(かれん)。 「すだちくん」の友達らしいのですが・・・・・情報が少ないです(汗) そして、一番奥に進むと「展望室(淡路側)」に到達。 そこからは、このように橋げたの様子を見ることができます。 延々と続くかのような錯覚を覚えるのは、この規則的に並ぶ橋脚の構造によるものですね。 実際には約1km先に対岸の「淡路島」があるんですが。 当たり前ですが、かなり分厚いガラスが使われていることがわかりますね。 文字で何が書かれているかがわからなくても、この「ピクトグラム」で何となくイメージできそう? ただし、このガラス床には「ヒビが入っています。」との注意書きが。 別の意味でスリルを感じてしまいますね・・・・・。 白く波立っている様子から、かなり速い流れになっていることが想像できます。 その速度は、先の説明によると時速にして約20kmとのこと。 だいたい「自転車」で普通に走るときとほぼ同じくらいです。 とはいえ、地上を動くものと比べるのはあまり意味がないですけどね。 渦も、その片鱗すら見えませんし(^^; 「渦の道」から駐車場へと戻ります。 「神戸淡路鳴門自動車道」の下を通るトンネルを抜け、「エディ」からは歩道橋を通って今度は上を抜けていきます。 歩道橋を渡りきって左に行くと駐車場になるんですが、右側に上の方へとつながる階段がありました。 行きもここを通ったはずなのに、気づかなかったような? 看板になんて書いてあったか忘れましたが、あとで地図を見るとこの先に「見晴台」があります。 階段があるのでちょっと大変そうですが、せっかくなので上がってみることにしました。 ですが、ベンチなどはあるものの「見晴台」からの眺めは今ひとつ。 あれ~?と思ったので、さらに先に進みます。 「鳴門山展望台」にあった建物の中には、この周辺の模型も。 手前を左右に伸びているのは「神戸淡路鳴門自動車道」ですね。 多少誇張はされているかと思いますが、展望台までは結構な高低差があるように見えます。 てっぺんから左下方向に伸びている直線がありますが、これは「エスカレーター」。 実はこれ、駐車場そばにある「エスカヒル・鳴門」から伸びていたんです。 行きはそのことに気づかず、ちょっと遠回りしてしまいましたが。 その分、たっぷりこの界隈を楽しむことができたかなと。 橋の形もきれいに見える感じがしますね。 上がってくるのはちょっと大変でしたが、それだけの価値はありました(^^) 対岸にある「淡路島」の南西端を全部見渡すことができました。 5、16枚目 iPhone5S ほかはすべて D700+24-120mmF4G/VR 次回は、脇町のうだつの町並みを訪ねます。
by sampo_katze
| 2019-07-19 21:00
| 四国
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