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年賀状2020のネズミフグ
Intermission


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「ハリセンボン属で最大」


今年2020年は「子年」(ねどし)。
年賀状の図柄も当然「ネズミ」をテーマにしたものになります。
そこで最初は「ネズミ」の仲間でもっとも大きな「カピバラ」にするつもりでした。
比較的あちこちで見られますし、動きもゆっくりなので撮りやすいですから。
でもその甘さが油断につながったか、全然撮りに行けず気づけば年末間近になっていました(^^;

そこで予定変更。
昨年1月に「山口県下関市」の水族館「海響館」で見た「ネズミフグ」をモチーフにすることに。
ご当地では「フグ」のことを「フク」と呼び、これが「福」につながるから縁起がいいですし。

そして、次はどこで撮れるのか?
探してみると「東京都江戸川区」「葛西臨海水族園」で見られるとのこと。
ということで暮れも押しせまった12月28日(金)に訪問しました。


表紙の写真は、目的の「ネズミフグ」です。
1階の「世界の海」のエリアの最初「南シナ海」の水槽にいました。
厳密には「ハリセンボン」の仲間で、体にトゲがあるのですぐわかります。










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こちらは別カット。
「ネズミフグ」は分類では「フグ目ハリセンボン科ハリセンボン属」の仲間。
全長は90cmほどになる大型種で、「ハリセンボン属」の中では最大種です。
全体に小さな黒い斑点がちりばめられ、目の下と胸びれの付け根あたりにうっすらと横じまが入ります。
ひれの端は白く縁どられていて、アクセントになっていますね。


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目のアップ。
「フグ」の仲間はほかの魚とちがって「まぶた」を持っています。
「ヒト」と同じように素早く開け閉めすることはできませんが。

そのためか、上のふちの部分が少し凹んでいます。
このおかげでまるで「ハート」のような形に見えるんですね。
ちなみに「ハート」は、ほかのお客さんが話していたので気づいたもの。
その発想はなかったですね(^^;


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突然ですが、同じ水槽にいる超巨大魚を。
こちらは「タマカイ」という「ハタ科」の仲間です。
全長2m、体重180kgにも達し、世界最大の「ハタ」の仲間とも。
そのあまりの大きさに、お客さんの目はくぎ付け。
しかも2匹もいるんですからビックリです!

実はここの「ネズミフグ」、「タマカイ」に食べられそうになったことがあるんだそう。
くわしいいきさつは下記リンクを見てください。

びっくり!食いしん坊ネズミフグの災難@東京ズーネット


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最後は「ネズミフグ」と「タマカイ」のツーショット。
こうしてみると、大きさの違いがよくわかります。
ってか、「タマカイ」がデカ過ぎる!(笑)

「タマカイ」は全長1mほどの「サメ」を丸のみにしてしまうこともあるそうですが、
そう考えるとこの「ネズミフグ」も飲まれてしまいかねない状況だったんですね(^^;



D700+24-120mmF4G/VR




by sampo_katze | 2020-01-07 21:00 | 水族館


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