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釧路空港の動物たちのオブジェと空港連絡バス
夏の釧路遠征2019・第2回


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「釧路のイメージが込められたターミナル」


「釧路空港」にはほぼ定刻の14:24に到着しました。
ここから「空港連絡バス」に乗り、宿のある「釧路駅」へと向かいます。
その時の状況によりますが、バスは飛行機の到着から10~15分後に出発します。
ですので、この便に接続するバスは14:40頃に出発しますがあえて見送り。
次の15:45発予定の便に乗ることにして、空港内をひと歩きすることにしました。
1時間ちょっとというのは長すぎず短すぎず、ちょうどいい感じでしたね。
ターミナルビルの内部は前回紹介したので、今回は外に出てみることにします。


表紙の写真は、「釧路空港」のターミナルビルの外観です。
現在のターミナルビルは2代目で、1996年(平成6年)7月4日にオープン。
「釧路湿原」に多く生息する「タンチョウ」にちなみ、2006年10月に「たんちょう釧路空港」の愛称がつけられました。

翌2007年2月から3羽の「タンチョウ」が舞い飛ぶネオンサインが追加されています。
赤い縁取りのグレーの建物も「タンチョウ」をイメージしているとのこと。
また上部右側の部分は「雄阿寒岳」(おあかんだけ)と「雌阿寒岳」(めあかんだけ)を、
正面のグリーンの部分は「釧路湿原」を表しているそうです。
ターミナルには説明がなかったので、このときはわかりませんでしたが(^^;










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ターミナルビルの外にあった温度表示。
このときの気温は19.3℃と、7月中旬としては低いです。
といってもそれは「関東地方」と比べてのことで、こちらでは平年並みでしょうか。


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ターミナルビルの前には「釧路」周辺で見られる動物たちのオブジェがありました。
まずは「釧路空港」の愛称にもなっている「タンチョウ」から。
漢字では「丹頂」と書き、頭にある赤い皮膚の部分を指しています。
「丹」という字は赤いという意味がありますからね。
また「アイヌ語」での呼び名も添えられていて、「湿原の神」と呼ばれているそう。
ちなみに「JAL」のシンボルマークの「鶴丸」も、この「タンチョウ」がモチーフになっています。

「たんちょう鶴  Japanese crane
 サロルン・カムイ(Sar or un Kamuy)  サラ=湿原  オロ=所  ウン=住む  カムイ=神
 特別天然記念物のたんちょう鶴は、赤・白・黒の3色を持つ大型の鳥で、本来は渡り鳥です。
 大正13年、釧路湿原で10羽ほど確認され、一時は絶滅が危惧されましたが、地域の人々の温かい保護活動により、
 現在の生息数は1,000羽を超えました。なわばり意識が強く、繁殖期は湿原で営巣しますが、
 厳寒期は凍らない河川で、仲間と耐えながら釧路を安住の地として棲み続けています。
 4月、枯れたキタヨシの巣に2個の卵を産み、雌雄後退で抱きながら32日後、青い目で茶褐色のひなが誕生します。
 生後100日程で飛ぶことができ、翌年2~3月になると親から離れ若鳥となって群行動します。
 その後2羽で行動する亜成鳥となり、さらに翌年5~6月には親からもらった風切羽が抜け、
 自分の羽根で大空を飛ぶ成鳥となります。
 この像は、釧路の写真家 林田恒夫氏が撮影し、旧千円札の裏面デザインにもなった、たんちょう鶴の
 求愛ポーズをモチーフに制作しました。
 (オブジェは実物の約1.5倍の大きさで制作しています。)」

※説明板より引用、以下同じ


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続いては「シマフクロウ」です。
国内では「北海道」のみに生息する「フクロウ」の仲間で、国内では最大種。
動物食で、主に魚を食べます。
ここでも魚、「エゾイワナ」または「アメマス」でしょうか?を捕まえた様子が再現されています。
「アイヌ語」では「村の守り神」と呼ばれています。

「シマフクロウ  Blakiston's fish owl
 コタン・コ・カムイ(Kotan Kor Kamuy)  コタン=村  コ=持つ  カムイ=神(村の守り神)
 百年ほど前まで、この地は原紙の森が生い茂り、川にはたくさんの魚が群れ泳いでいました。
 アイヌの人々はこの地をモシリ(人間の大地)と呼び、コタン(集落)をつくり豊かな生活をしていました。
 こういう土地が好きなシマフクロウもたくさん棲んでいたことでしょう。
 翼を広げると1.7mにもなる世界最大のフクロウ、その名は島(北海道)に棲むことに由来します。
 魚を主に食べるため、水辺近くで、巣を構えられる大木のある林が生活の場所です。
 陽が落ちるとシマフクロウの活動が始まります。闇夜の川筋でオスが低く太い声で「ボボーッ」となくと、
 メスが「ウゥーッ」と応える姿が想像されます。
 わずかな月明かりだけで自由に生活するシマフクロウの姿を見て、闇夜を制してコタン(集落)を
 見守ってくれる神(コタン・コ・カムイ)を考えたのでしょうか。
 土地の開発によって棲むことができる場所が少なくなったため、今では北海道に120羽ほどしかいないと言われています。
 (オブジェは実物の約2倍の大きさで制作しています。)」

※下線部は小文字


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こちらは「エゾシカ」
名前の頭に「エゾ」がついていることからもわかる通り、「北海道」に生息する「シカ」です。
寒冷地にすむこともあって体格は大きく、国内の「シカ」の仲間では最大級とのこと。
夏毛と冬毛で体の色が変わるため、両方の毛色が展示されています。
右の3頭が夏毛、左の1頭が冬毛です。

「エゾシカ  Ezo sika-deer
 ユ(yuk)  雄鹿=アカ(apka)  雌鹿=モマンペ(momampe)  小鹿=ポンユ(pon yuk)
 エゾシカは北海道の自然を代表する野生動物のひとつです。
 オスは体重170kg、メスでも体重90kg近くになる大型のほ乳類で、主に草や木を食べる草食動物です。
 エゾシカはアイヌ語で「ユ」(獲物)と呼ばれ、人々の生活を支える重要な資源でした。
 明治時代、豪雪と乱獲によってエゾシカは絶滅寸前に追い込まれましたが、日高、大雪地方や阿寒などの
 釧路地方に生き残ったシカ達は、徐々にその数を回復させ、1990年代には北海道東部の生息数は20万頭を越えました。
 冬の湿原を疾駆するエゾシカの群れ、夏の湿原でゆっくり水草を食べる親子、その姿は道東の自然にとって
 欠くことのできない存在です。
 エゾシカは夏と冬ではその色を変えます。この像は、かのこ模様の夏毛の牡鹿とバンビ(子鹿)、
 樹木の幹の色に似た冬毛の牡鹿を表しています。」

※下線部は小文字


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最後は「ヒグマ」の親子。
国内では「北海道」のみ生息することから「エゾヒグマ」とも。
「アイヌ語」で「山に住む神」と呼ばれるように、生態系の頂点に立つ動物です。
かつては説明にあるように、人とは「出会うことはめったにありません」でしたが、
2000年代に入ってからは住宅街や市街地に出没することも。
気候や生息環境の変化のほか、人を恐れない世代が出てきたという要因もあるようです。

「ヒグマ  Brown bear
 キムン・カムイ(kim un Kamuy)  キム=山に  ウン=住む  カムイ=神
 北海道の陸地に生息する最大の動物で、オスは体長2.5m、体重300kg、メスは体長1.5m、体重150kgにもなります。
 ヒグマは豊かな森のものさしです。森の生態系の頂点にいるヒグマが生きられる森は、他の野生動物たちも
 育むことができるからです。
 ヒグマは森の野草やドングリなどの木の実、アリやハチなどの昆虫、シカなど小動物を食べる、
 身体に似合わず臆病で平和な生き物です。
 クマは人間の数万倍の嗅覚で食べ物を嗅ぎ分けます。耳も良く、鈴などを鳴らして歩くと、
 ほとんどの場合はクマの方で避けてくれるので、出会うことはめったにありません。」



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「釧路市内」とを結ぶ「空港連絡バス」を乗車前に1枚。
駅前までの所要時間は45分、終点の「釧路市役所前」までは55分で到着します。
運行は「阿寒バス」が担当で、正面には「空港連絡バス」の「サインボード」がつけられていました。
大きく飛行機の絵が描かれているので、遠くからもわかりやすくていいですね。
エンジンが4発の機体というところもなかなか?


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「釧路駅前」までの乗車券。
空港および駅には「自動券売機」があり、そちらで購入することができます。
そのほかの停留所から乗車するときは、降車時に現金で支払います。
「交通系ICカード」には対応していないようですね。


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バスのシート。
シートカバーには「タンチョウ」と思われる鳥の飛翔する姿がありました。
「タンチョウ」そのものは動物園で見たことはありますが、さすがに飛ぶところは見たことがありません。
見られたらいいとは思いつつ、湿原に行けば必ず見られるというものでもなさそう。
もし見られたらラッキーというところでしょうね。



2、8、9枚目 iPhone5S
ほかはすべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、夕食前にひと歩きします。

by sampo_katze | 2020-09-13 21:00 | 北海道 | Comments(0)


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