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夕暮れの函館空港から新函館北斗駅へ
青森~札幌~函館HAC三角飛び+青森遠征編・第4回


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「空も路面も夕暮れ色に染めて」


「丘珠空港」をほぼ定刻の15:46に出発し、15:50に離陸。
飛行中はずっと雲の上でしたが、前方に夕日が見えてなかなかいいい雰囲気でした。
そして「函館空港」には16:21に着陸、定刻より少し早い16:24にスポットに到着しました。

「函館空港」からは「空港連絡バス」を利用して「函館駅」へと移動。
そこから「北海道新幹線」に乗り、この日の宿泊地である「青森駅」へと向かいます。

「函館空港」周辺も雲が広がっていましたが、日没時刻に近い時間帯。
雲の隙間からはオレンジ色の光が見えて、夕景が期待できそうでした。


表紙の写真は、スポットに向かう途中の機内から見た外の様子です。
雨上がりなのか、路面がぬれていて夕日を反射していました。
そのおかげで全体がオレンジ色に染まって、より美しい景色になっていました。
「函館山」もシルエットがはっきり見えていましたね。
もう少し早い時間だったら、もっと鮮やかな色だったのかな?










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スポットに到着。
左側の窓側の席は夕日が見える側でラッキー!
となりのスポットには「AIR DO」機がいました。
機種は「ボーイング767-300」、レジ番号は「JA601A」
末尾の「A」からわかるように、元「ANA」機で1997年8月に登録されています。
2012年3月に「AIR DO」へと移籍。
同年の「737-700」導入開始にあわせ採用された新塗装が、「767」として初めて施されました。
その向こうには、「台湾」「エバー航空」機の垂直尾翼が見えます。


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「送迎デッキ」は「ターミナルビル」の3階にあります。
大きな荷物は宿泊先に置いたままなので、降機後に直行できたのは大きかった。
さすがに先ほどに比べると暗くはなっていましたが、オレンジ色の光は健在でした。

そしてスポットに駐機している「エバー航空」機を見てビックリ!
「サンリオ」のキャラクターのひとり(?)、「ぐでたま」が描かれた特別塗装機ではないですか!
機材は「エアバスA321-300」、レジ番号は「B-16205」で2013年2月に登録されています。
2016年11月24日、この新塗装で「台北」「東京成田」線にて就航しました。
夕日の色と「ぐでたま」の色が同じというのがいい感じです。


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機体をアップに。
前方にはサングラスをかけた「ぐでたま」が、リゾート先でリラックスしている様子が描かれています。
そして後方では、スーツケースを横にして旅の準備をしている様子が。
公式サイトの「デザインコンセプト」によれば

「やる気のないぐでたまが、海外旅行に出かけようと荷物を詰めています。
「忙しい日常から逃れ、ぐでっとリラックス」それがぐでたまジェットのコンセプト。
 さあ、みなさんもぐでたまと一緒に、ぐでっと息抜きに出かけましょう!」


とのこと。
今はこんな状況ですが、早くこんな風にみんなで「ぐでっ」とできるようになるといいですね!


さて、撮影を終えたら「函館駅」へと向かいます。
「函館空港」発17時ちょうどの「シャトルバス」に間に合いました。
そして「函館駅前」には定刻より少し早い17:16に到着。
「北海道新幹線」連絡の「はこだてライナー」へと乗り換えます。


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「はこだてライナー」が発車するホームに入ると、線路を挟んだ向かいには「特急スーパー北斗」(当時)の姿が。
2020年3月のダイヤ改正で、名称から「スーパー」が外れ「北斗」に統一されています。

車両は1994年から運行を開始した「キハ281系気動車」
運転台は車両上部にあり、増結対応のため「貫通路」がついています。
先頭部分は「噴火湾」をイメージした「コバルトブルー」に塗られ、後方はステンレス地。
その境界部分には、「JR北海道」のコーポレートカラーの「萌黄色」(もえぎいろ)のラインが入ります。
なんとも独特のフォルムとカラーリングですね。


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右に目を向けると、新旧3種の列車が並んでいました。
手前が「はこだてライナー」の「733系1000番台電車」
2016年3月の「北海道新幹線」営業開始にあわせ、運行が始まりました。

奥の2種はどちらも「キハ40系」
「国鉄」時代に製造された車両で手前は「JR北海道」、奥は「道南いさりび鉄道」の車両です。
特に一番奥は、「国鉄急行形車両」に施されていた塗装を復刻させた「キハ40-1798」
この年2019年3月17日から運転を開始していたようです。
せっかくなので、その車両を撮りに行ってもよかったんですけどね(^^;


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「はこだてライナー」は定刻通りの17:50、「新函館北斗駅」に到着しました。
ここから乗り継ぐ「北海道新幹線」は18:40の発車。
時間がありますが、駅構内は以前訪れたときに大体歩いているので今回は特になし(^^;
ですが2階の「BENTO CAFE 41°GARDEN」が気になったので入ってみることに。
横には「函館駅弁」ののぼりも上がっていましたので。

手前側は休憩&イートインスペース、奥が店舗になっています。
お店ではのぼりにある「駅弁」のほか、「カフェ弁」やドリンク類も扱っていました。
改札の外にありますが途中下車できる「乗車券」があり、かつ乗り換え時間があるならこちらに立ち寄るのもいいかと。


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ここでは2種の「駅弁」を購入しました。
一方は「東北新幹線八戸駅 青森と三陸の食材100%寿司弁当」
「八戸駅」の前にある老舗「吉田屋」の商品です。
「吉田屋」といえば、1961年(昭和36年)に販売開始されたロングセラーの「八戸小唄寿司」が有名。
もちろんここでも扱っていましたが、切り分けられておらず少々食べづらいのが難点(^^;
バラエティに富んだ具材がのったこちらに惹かれて購入しました。
左上から時計回りに「炙りカキ[三陸]」「塩〆海峡サーモン[津軽海峡]」「ほたての照り焼き[陸奥湾]」
「〆さば[八戸前沖]」「昆布〆平目[青森]」「いくら醤油漬け[三陸]」と並びます。
見た目も味も楽しめる一品でしたね。


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もう一方は同じく「吉田屋」の「三味ローストビーフ寿司」
先の海鮮ものに対し、お肉系です。
「ローストビーフ寿司」の上に「うに」「いくら」「オマールエビのみそ」をトッピング。
これに特製のタレをかけていただきます。
お酒のおともとしてもいけそうですね。


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「新函館北斗駅」の出発案内表示。
次の18:40発「はやぶさ42号」は、「東京駅」行きの最終列車です。
終点の到着時刻は23:04で、所要時間は4時間24分。
「いわて沼宮内駅」を除く「盛岡駅」までの各駅に停まるので、ややゆっくりですね。
このあとは「仙台駅」、「盛岡駅」、そして「新青森駅」行きが1本ずつ出発します。


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ホームの様子。
こちらは上り「新青森駅」や「東京駅」方面で、左側に「函館本線」との乗り換え改札口があります。
向かい側は将来の「札幌駅」延伸開業時に下りホームとなりますが、現在は到着専用ホーム。
到着した列車は上り方面に引き上げ、出発準備を行った後にこちらに戻ってくるようになっています。


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「新函館北斗駅」から「新青森駅」を経由し、「青森駅」には19:57に到着。
コンコースの上には「おかげさまで60周年」のバナーが掲げられていました。
これ、実は現在の駅舎が竣工してから60周年を記念したもの。
でもこれだけ見ると、駅の開業からと思ってしまいますね(^^;
ちなみに駅の開業は1891年9月1日で、このときは128周年でした。



1~6枚目 D700+24-120mmF4G/VR
7~14枚目 iPhone5S


次回は、青森ねぶたの展示施設を訪ねます。

by sampo_katze | 2020-12-26 21:00 | 北海道 | Comments(0)


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