監獄食堂のランチと凍結した網走湖

冬の網走訪問2019編・第9回


「名前にそぐわないカフェ風のおしゃれな建物」


「博物館網走監獄」の入口に架かる「鏡橋」(かがみばし)。
そこを渡ってまっすぐ進むと「入館受付」があります。

ですがその手前、左手に何やら「カフェ」のようなちょっとおしゃれな建物が建っています。
なんだろう？と思って見てみると、左上に「監獄食堂」の文字が。
なかなかインパクトのある店名ですよね(＾＾;
そして、メニューを見るとさらなるインパクトが。
ちなみに「天都山」(てんとざん)周辺にはレストランがないため、ここが唯一の場所？
ただ入館しなくても入れる場所なので、見学しなくても立ち寄れますよ。

11時から15時までのオープンで、到着したのが11時30分ころ。
ただ朝ごはんが少し遅かったので、見学した後に立ち寄ることにしました。


表紙の写真は、「監獄食堂」の外観です。
左半分は茶色の木塀でレトロな雰囲気、右半分は白いパネルになっています。
ここから見るとこじんまりした感じですが、中は意外と広かったですね。











入口横にあるメニュー。
サイドメニューには「日本酒」や「ビール」もありました。
あれ？って感じですが(＾＾;
でもここの目玉は、「網走刑務所」で実際に提供されている食事を忠実に再現したという「監獄食」。
AとBの2種類があります。


入店すると食券の券売機があるので、まずはそちらで購入。
オーダーしたのは「監獄食B(ほっけ)」です。
もう1つの「監獄食A」は「さんま」でした。
魚好きなのでどちらもよかったんですが、「人気の監獄食」と添え書きがあったので。
印字された「呼出番号」がなんだかリアル？
実際、食事ができあがるとこの番号で呼ばれます。


「監獄食B(ほっけ)」はこんな感じ。
「麦飯」、「みそ汁」、「ほっけ焼き」、「蕗(ふき)の油炒め煮」、「筍(たけのこ)の土佐煮」の一汁三菜です。
薄味であっさりした味付けですが、それがかえって滋味深くておいしく感じました。


「博物館網走監獄」を出て、坂道を歩いて下って「網走湖」へと向かいます。
「天都山展望台」から見てみると、湖の表面が凍っているようだったので。
800mほどで「網走川」沿いに、そこから向かって左に500mほど進むと「網走湖」の入口？に出ます。


「網走湖」と「網走川」との結節点。
ここから下流へと流れがあるためか、この部分は凍っていません。


その奥の白い部分をアップにすると、氷というよりは雪が積もっているように見えます。


ここは凍りかけ？
ちょっとした「流氷」のようにも見えます。
この時期(12月)は「オホーツク海」の「流氷」には早かったので、これを代わりにということで(＾＾;


さらに進むと、1本の「白樺」と看板が。
なかなかいい雰囲気です。


このあたりにある氷はかなりの厚さがありそうです。
乗ってみたい衝動にかられましたが、やめておきました(＾＾;
一応全面氷結して「ワカサギ釣り」ができるようですが、人影が全くありませんでしたし。


打ち上げられた氷の数々。
かなりの厚さがあり、しかもサイズが大きい！
これくらいの厚さなら乗っても大丈夫そうですね。
やりませんけど(＾＾;

このあと「女満別空港」から「網走バスターミナル」へと向かう「空港連絡バス」に乗車。
「天都山入口」から約1.5kmのところにある「網走観光ホテル前」から利用できます。
飛行機の到着時刻に合わせての運行なので、事前に「Flightradar24」でチェック。
定刻通り到着していたことを確認しました。
もし遅れていたらバスも時刻通りには来ませんからね。



3、4枚目　iPhone5S
ほかはすべて　D700+24-120mmF4G/VR


次回は、網走型周辺の散策と夕食です。