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冬の若草山には入れません・・・が
1コマ写真@木津川出張・その3


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「その趣はまるで砂丘のよう」


「春日大社」からは「東大寺」「二月堂」へと向かいます。
旧暦の2月、3月1日から14日まで「お水取り」と呼ばれる行事が行われるところですね。
正式には「修二会」(しゅにえ)と呼び、そのことから「二月堂」の名前がついたとのこと。

訪問したときはその準備中で、堂の周辺には竹を組んだ格子がめぐらされていました。
そして階段を上がったところには「舞台」があり、西の方の眺めが抜群!
夕日が沈むころまで待ちたかったところですが、さすがに待ち時間が長かったため断念しました(^^;

さて、その途中にあるのが「若草山」
標高342mで、山全体が「ノシバ」という固有種が自生している場所だそう。
3月の第3土曜日から12月の第2日曜日までが開山期間で、それ以外は「山麓」「二重目」までは入ることができません。
「ノシバ」の育成に影響が出るからでしょうか。

ただそのエリア外を通る「遊歩道」があり、そこを通れば頂上へと行けるようです。
でもこのときはそれを知らず。
いえ、知っていてもたぶん踏破するだけの体力はなかったかな~(^^;

ということで、今回はゲートの外から撮影です。
山肌は枯草色となっていて、その名とはまるで逆。
でもその趣はまるで「砂丘」を見ているようで、これはこれでありかな?と。
斜面には傾きかけた西の日差しがあたり、その向こうには青空が広がっているのでなおさら。
こうなると、雪をまとった「若草山」も見てみたくなりますね。


D700+24-120mmF4G/VR




by sampo_katze | 2021-03-09 21:00 | 関西


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