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天草空港周辺をプチ散策
天草空港~熊本空港周遊2020編・第5回


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「フェリーのランプウェイのよう」


2日目の2月23日(日)。
この日は行きとは逆の行程で、「天草空港」「熊本空港」「伊丹空港」「羽田空港」と飛びます。
そして今回は区間ごとに航空会社が異なります。
行きは「JAL」1区間、「天草エアライン」2区間でした。
ですが帰りは「熊本」に立ち寄るため、「天草エアライン」~「J-AIR」~「JAL」と区間ごとに変わります。
1日に3レグを飛ぶのもなかなかレアですが、それぞれ会社がちがうというのはさらにレアなのかも(^^;
まぁディープに修行するとなると、3レグなんて甘いですけどね。
実際、わたしが「サファイア」を目指していたときはどれだけ飛んでたかなぁ。
ま、そんなことはどうでもいいですが(^^;

さて、宿をチェックアウトして「本渡バスセンター」へ。
本来ならここから「天草空港シャトルバス」に乗って空港に行くところです。
ですが例によって少し早めに空港に行って、周辺を散策することにします。


表紙の写真は、「天草空港」ターミナルビルの外観です。
2階建てのこじんまりとした建物になっています。
出入口と駐車場を結ぶところは、「カーフェリー」「ランプウェイ」のようなものになっていました。










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空港入り口付近にある飛行機の石像。
開港時に就航した機体をモチーフにしたものと思われます。
その機体についてはのちほど。


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ターミナルビルの向かいにあるのが「元高尾山広場」
そこにはレンガのようなアーチ型のオブジェが置かれていました。
こちらも開港に合わせて造られたもののようです。

「-明日への架橋・天草空港開設を記念する-
 海原にまたがるアーチは 天草の架橋と 西海岸の華麗な夕日
 天草原産の陶石は 暁と夕映えの空の色
 2000.3.23
 制作 高島産業株式会社  デザイン 定松潤子」

※説明板より引用、以下同じ


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少し離れたところにある「イルカ」の形をしたオブジェ。
上には「ゆうぞ あまくさ さん」の文字が並んでいますが、その意味はわかりません。
中央には陶板のレリーフがあり、「天草」をモチーフにした絵が描かれています。


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そして一回り高く盛り上がった場所がありました。
人工的に造られたような雰囲気で、頂上には小さな石碑があるようです。


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上ってみると、石碑には「鈴木三神鎮座の跡」と彫られています。
別の面には「元 高尾山 一四二米」「設立者 坂下繁光」「平成十一年」の文字が。
平成11年は1999年なので、開港の前年に建てられたもののよう。
ただ、それ以上のことは読み取れません。
あとで調べてみると「鈴木三神」とは、「島原の乱」ののちに「天草地方」の復興に尽力した
「鈴木重成」(しげなり)、「正三」(しょうさん)、「重辰」(しげとき)の三氏のことのよう。
空港から西に約7km、車で約10分の「鈴木神社」があり、そちらに祀られているそうです。


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頂上からターミナルビルを眺めます。
ここから向かって右手に300mほどのところにも、展望台のようなものがあるようです。
離着陸する機体を撮るのであれば、そちらのほうがよさそうですね。


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ターミナルビルに入ります。
出入口の上には「ようこそ天草へ」の横断幕がありました。


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そしてドア横には「くまモン」が。
写真は「天草」で取れる「生うに」
訪ねた2月は時季が合いませんでしたが、こちらも有名のようですね。


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「天草空港」のキャラクター「てんくる(天空流)くん」
開港と同時に誕生したキャラで、モチーフはやはり「イルカ」。
空は飛べないけれど、いつか飛ぶ時を夢見て?「パイロットキャップ」「スカーフ」を身につけています。
こちらはターミナル内ですが外にいる子もいて、それぞれ微妙にちがっています。
間違いさがしができそうでしたね。


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就航している「天草エアライン」の機材の模型。
こちらは初代の機材で愛称は「みぞか号」、機種は「ボンバルディア」社の「DHC8-100」です。
「みぞか号」となったのは2013年12月のことで、やはり「イルカ」がモチーフ。
「みぞか」とは地元の言葉で「かわいい」を意味しています。

「DASH8-100 みぞか号
 製造会社 ボンバルディア社 巡航速度  502km/h
 全長 22.25m       航続距離  1890km
 全幅 25.91m       座席数   39席
 全高 7.49m        運航乗務員 3名
 最大離陸重量 14.9t    退役日   2016年2月19日
 エンジン Pratt&Whitney製 PWC121 ターボプロップエンジン
   株式会社ウッドマンクラブ」



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2016年2月20日から就航した2代目「みぞか号」がこちら。
「ATR」社の「42-600」という機種で、国内初導入となりました。
機体前方に「貨物室」があり、搭乗は機体後方から行うというちょっと変わった方式になっています。
同型機は2017年4月から「日本エアコミューター」で、2020年4月から「北海道エアシステム」で就航を開始。
導入数が増えてきています。

「ATR42-600 みぞか号
 製造会社 ATR社 巡航速度 556km/h
 全長 22.67m 航続距離 1560km
 全幅 24.57m 座席数 48席
 全高 7.59m 運航乗務員 3名
 最大離陸重量 18.6t 退役日 2016年2月20日
 エンジン Pratt&Whitney Canada製 PWC127M ターボプロップエンジン」




すべて D700+24-120mmF4G/VR


次回は、天草空港のターミナルビル内をめぐります。

by sampo_katze | 2021-07-23 21:00 | 九州 | Comments(0)


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