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徳島城跡の庭園
1コマ写真@徳島出張2021梅雨・その5


徳島城跡の庭園_c0081462_11151836.jpg
「徳島駅のすぐ北に」


最終日の6月23日(水)。
この日は予定どおり午前中で仕事は終了。
何かあったときのために午後も予備日としてありましたが、これは使わず。
トラブルもなく、スムーズに進んで早く終わる。
出張ではこれが一番ですね(^^)

協力会社の方の車で「徳島市」内へと移動。
途中の「徳島ラーメン」のお店で昼ごはんを食べ、「徳島駅」まで送っていただきました。
そこから歩いてこの日の宿へと向かいますが、時刻は14時まえ。
この時刻ではまだチェックインすることはできません。
空調のきいているフロントでそれまで待つのもいいのですが、
せっかくなので大きな荷物を預けて近くを散策することにしました。

といっても暑いので、あまり時間をかけずに行こうかと。
そこで思い浮かんだのが、この年5月に臨時休館となっていた「徳島城博物館」
「徳島城跡」の中にあり、その敷地は「徳島駅」のすぐ北側、線路沿いに広がっています。
ですが駅に北口がないため、少々遠回りしなければなりませんけどね。

博物館はコンパクトで、展示内容は暑くて集中力が欠けていたこともあり
横目で眺める程度で終わってしまいました(^^;
博物館の外にある「城山貝塚」のことについての説明があるか?と期待もしたんですけどね。

そして、併設の「旧徳島城表御殿庭園」へ。
博物館の入館券で入ることができます。
ここは緑が多くて、とても気持ちのいい場所でした。
もう少し気温が低かったら、ベンチに座って昼寝でもしていたいくらい。
4月だったら最高だったでしょうね。

「旧徳島城表御殿庭園  昭和16年12月13日 国指定名勝
 この庭園は、近世に阿波を領した徳島藩蜂須賀家の居城・徳島城の内部に位置し、
 表御殿の書院と、藩主が普段暮らす中奥(なかおく)に面して築かれたものです。庭園作りを手がけたと伝えられる
 上田宗箇(うえだそうこ)は織豊時代(しょくほうじだい)から江戸時代初期にかけての武将で、茶人、作庭の名手など、
 様々な顔を持つ当時第一級の文化人でした。
 その様式は、水を用いずに自然風景を表現した枯山水庭(かれさんすいてい)と、池と築山(つきやま)を備える
 泉水庭(せんすいてい)が組み合わせられたもので、見方によって異なる趣を楽しめる工夫が凝らされています。
 庭園には阿波特産の「青石」(緑色片岩(りょくしょくへんがん))が数多く使用され、中でも枯山水庭に
 悠然とよこたわる、初代藩主の蜂須賀至鎮(よししげ)が踏み割ったという伝説が残る巨大な石橋は、圧倒的な
 存在感を誇っています。
 また、庭園最奥部(さいおうぶ)にある観音山を源流とする渓谷と、それが注ぎ込む心字池(しんじいけ)は、
 無数の青石を用いた石組によって鮮やかに彩られた、力強い壮麗さを湛えるものです。
 青石という地方的特色を見事に取り入れた本庭園は、桃山方式を伝える数多くの庭園の中でも、
 傑出したものといえるでしょう。
   庭園指定面積 5024.79㎡(1520坪)」

※説明板より引用



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by sampo_katze | 2021-08-10 21:00 | 四国


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