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SLの先輪の横にもネコ
1コマ写真@徳島出張2021初秋・その5


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「これがほんとの枕木!?」


「小松島線」(こまつしません)廃線跡に整備された遊歩道。
その終点は「小松島ステーションパーク」になっています。
西側はかつての終着駅「小松島駅」をモチーフにしたと思しきホームなどがあります。
ただ、実際の駅はさらに南東に建つ「小松島みなと合同庁舎」あたりにあったそう。
で、このあたりは「操車場」になっていたんだとか。
「SL記念ひろば」から南東の「狸広場」にかけて、ずいぶん広い土地があると思ったらそこも線路跡だったんですね。

「SL記念ひろば」というだけに、ちゃんと?「蒸気機関車」も置かれています。
「C12形」で、1932年(昭和7年)~1940年(同15年)および1947年(同22年)に282両製造されました。
ここにいるのは280号機で、番号だけ見ると新しいほうから3番目。
でも実際は12番目です(諸事情は長くなるので略・^^;)
1947年生まれなので、新しいグループですね。

周囲には柵が張られていて、近づくことはできますが運転席などには入れません。
掲示板によれば「アスベスト」(石綿布 せきめんふ)が使われているので、触らないでとのこと。
そのためなのか屋根もなく、客車ともども雨ざらしになっているのはちょっと気の毒な感じですね。

さて、機関車後部に「三毛猫」を見つけたのでまだいるかな?と探索。
すると、正面右下に「キジトラ」が寝そべっているのを見つけました。
こちらも柵の向こうなので、アプローチできず。
あちらもそのことはわかっているようで、ちらりとこちらに目を向けただけで再び眠りにつきます。
ちょうど日差しも避けられるし、風もいい感じに通る気持ちのいい場所なんでしょうか。

さらにホームに上がって、上から眺めてみることに。
背中を「SL」の前方についている「先輪」(せんりん)に当てています。
金属のひんやりしたところをちゃんとわかってらっしゃる?
さらに横に長く伸びた木の板が、まるであつらえた枕のように横たわっています。
しかも頭、前脚の付け根、そして後ろ足をきれいにそろえて乗せてる!
これがほんとの「枕木」ってやつでしょうか?(^^;
それにしても、ほんとに気持ちよさそうな寝顔をしてくれますね。


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by sampo_katze | 2021-10-11 21:00 | 四国


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