松本空港内をひとめぐり

8月限定！松本空港周遊2020編・第3回


「アルプスと富士山と松本観光大使JA04FJ」


2020年8月1日(土)。
「伊丹空港」と「松本空港」とを結ぶ季節運航便が運航を開始しました。
偶然にも2020年の初便に乗ることができ、「松本空港」にも初めて降り立ちました。

空港からは「松本駅」の駅前にある「松本バスターミナル」へと移動。
それには直行の「シャトルバス」のほか、約1時間おきに出発する「路線バス」があります。
「シャトルバス」は飛行機到着に合わせて運行されるので、到着後に空港めぐりをするには不向き。
本数は多くありませんからね(＾＾;
そこで11時発の「路線バス」を利用することに。
これですと1時間半ほど空港に滞在できますので、ゆっくり空港内をめぐろうと思います。


表紙の写真は、到着ロビーにあった「フジドリームエアラインズ」(FDA)のポスターです。
「日本アルプス」の山々、その向こうには「富士山」が見えます。
そしてそれら絶景を背景にして飛ぶのは「FDA」の緑色の機体。
この機体は2011年7月に「松本観光大使」に任命された4号機「JA04FJ」です。
2010年から同社に就航していますが、2006年から同年まで「アメリカ」の2社で活躍していたそう。
同じカラーの11号機「JA11FJ」が2016年6月に導入されたことから、その任を譲っています。










ターミナルビルの中央は吹き抜けになっています。
そこには「松本空港」～「神戸空港」を結ぶ路線就航を知らせる垂れ幕がかかっていました。
上部は「姫路城」、下部は「神戸ルミナリエ」の写真を載せています。
「姫路城」はけっこう離れているんですけどね(＾＾;


引いてみるとこんな感じ。
「ピラミッド」のような四角すいが中央に見えるんですが、その内側は天窓になっていました。


「松本市」のシンボルの1つ、「松本城」。
「天守」が「国宝」に指定されている5つの城の1つでもあります。
ここはのちほど訪ねます。

「国宝　松本城
　文禄年間(1593～94)の建築。
　五重六層の天守としては、日本最古。」
※説明文より引用、以下同じ


「日本一美しい空港」と銘打たれた一文。
「FDA」の「鈴木会長」の著書から引用されたものだそう。
ちなみに国内でもっとも高い場所にある空港でもありますね。

「日本一　美しい空港
　この空港は、日本一美しい空港と言ってよいと思います。
　雄大な北アルプス連峰を背景に春夏秋冬それぞれに美しく、
　いったん飛び立てば、美ヶ原や霧ヶ峰・諏訪湖・南アルプスに囲まれた松本平の飛行場は、
　まるでオーストリア・アルプスのインスブルックやザルツブルクの飛行場を思い出させます。
　　　フジドリームエアラインズ　代表取締役会長　鈴木与平　著
　　　「地方を結び、人々を結ぶ　リージョナルジェット」より」


アルプスをバックに飛ぶ「FDA」機をモチーフにした木の絵。
最初のポスターと同じ構図ですね。
でも、上空でこんな景色が見られたら最高ですね。


「出発ロビー」がある2階に上がります。
その一角には「フライトシミュレーターゲーム」がありました。
「SEGA」(セガ)が1999年にリリースした「AIRLINE PILOTS」です。
シートの後ろに「JAL」のロゴが入っていますが、ゲームの開発に協力していたからだそう。
舞台は「羽田空港」、操縦する機体は当時の最新鋭機「ボーイング777‐200」。
もちろん「JAL」機で、「スタージェット」1号機の「シリウス」がモデルになっているとのこと。
この手のゲームはおもしろそうなんですが、苦手ですし画面酔いするかも？
ということでやってません(＾＾;


空港内にある食事処「レストラン城下町」で、ちょっと遅い朝ごはんをいただくことに。


箸袋には「北アルプス」と「松本城」を背景に飛ぶ飛行機が描かれていました。
機種はわかりませんが、どことなくレトロな雰囲気があります。


オーダーした後、店員さんが持ってきてくれた「ボールペン」。
左のほうには小さいながら「LED」が仕込まれていました。
そして白い部分には「40th記念」の文字が。
あとで調べるとこのお店、1980年にオープンしたんだそう。
ちょうどいいときに訪問したんですね。


オーダーしたのはなんと「とんかつラーメン」！(笑)
ご当地らしいメニューがなかったので、ここはひとつとんがったものをと思って(＾＾;
ただ朝からちょっと重いかな～？とも思いつつ。
でも意外とサクッと食べちゃいました。
衣もつゆをすっていてもサクサク感が残ってましたし。
人気メニューとのことですが、わかるな～。



3～6枚目　D700+24-120mmF4G/VR
ほかはすべて　iPhone5S


次回は、送迎デッキへと上がります。