煌光

わたしがお世話になっているBBSで2ヶ月ごとにフォトコンが開催されます。
今回で第12回目、わたしは第3回からの参加なのでようやく10回目の参加となりました。
テーマ1が「光」、テーマ2は「フリーテーマ」です。


作品閲覧はこちら。
第12回 Denkiz BBS Photocontest
※閲覧にはプラグイン「Flash Player 6.0.79.0」以上が必要となります。
　事前にインストールが必要となることがありますのでご注意ください。









テーマ1 「受胎」

D70+DX10.5mmF2.8Fisheye
NC4.4にて色収差補正、トーンカーブ、アンシャープマスク


言わずと知れた（？）六本木ヒルズにある巨大なクモのオブジェです。
非常に人通りの多いところなので、できるだけ人の少ない時間帯で撮りたい。
でも、その時間帯はご覧の通り見事に逆光になってしまう。
何とかならないものか？と考えた結果、こうなりました。
母体に宿る新しい生命の輝きをイメージしています。

日の丸構図なのでもう少し動きを出したかったのですが
うまくバランスが取れませんでした。
トーンもちょっと強くかけすぎだったかもしれません。

光というテーマに照らすとちょっと食い違ってる感じもしますが
結局これ以外に撮れなかったので・・・。


以下は余談です。
この日は猛烈な強風が吹いていて、立っているのも大変なくらいでした。
光芒がきれいに見える位置がキープできないので、しばらくファインダーをのぞいたままじっと我慢。
すると太陽をもろに見続けるので目がムスカ状態(※)になりました。
挙句の果てにはインフルエンザウィルスをお土産にして、翌週1週間会社を休むことに。
初めの頃にカードのアクセスが止まらなくなってデータの一部もオシャカになったし、なんだか大変な一日でした(＾＾;

※古い話ですが、あまりに有名なシーンのためにムスカがこんなことに。
　「天空の城ラピュタ」のムスカ　眼科のキャンペーンに起用



テーマ２ 「あっかんべー！」

D70+VR70-200ｍｍ (130mmにて撮影)
NC4.4にてアンシャープマスク


1月の名古屋オフ会の帰り、掛川花鳥園に寄ったときに撮りました。
ユーラシアワシミミズクというやや大型のミミズクです。
この日はなんだか不機嫌そうな顔をしていました。
「いつもと雰囲気違うなぁ」と思いながらアップで撮ってみたら・・・。
当時のことは覚えてませんが、偶然撮れていたものと思います(＾＾;

実を言うと、花鳥園編(※)に載せようかどうしようか結構迷いました。
載せちゃうと出せなくなりますのでね～。
結局代わりのものが撮れなかったので、今回提出となりました。
※掛川花鳥園編・第2回「産毛」

タイトルとして考えたものの一つに「56年目のアイニー」というのがあります。
アインシュタインが「あっかんべー」とばかりに舌を出している写真をご存知でしょうか？
あのイメージをこの写真に重ねたものなんです。
1951年3月14日、アイニー(注：アインシュタインの愛称だったと記憶しています)72歳の誕生日のとき。
その写真は(取材に来た)カメラマンの「笑ってください」のリクエストに応えての表情だったそうです。
でも彼は「笑わない」のであのような表情になったのでしょうか。

ミミズクをはじめとして鳥類が「笑う」ことがありません。
また「森の賢者」のイメージがこの天才科学者と重なりそんなタイトルが思い浮かびました。
でも・・・これだけの説明がないとタイトルの意味がわからないので、直球勝負のタイトルに変更しました。


参考文献
アルベルト・アインシュタイン＠ウィキペディア