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2009年 09月 16日 ( 1 )
憧れの蒸気機関車
鉄道博物館編・第2回。


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「日本の鉄道の夜明け」


江戸末期、黒船来航にあたって詠まれる。
「泰平の眠りをさます上喜撰 たった四はいで夜も寝られず」
江戸時代の間続いていた鎖国は、ペリー率いる艦隊4隻(うち「蒸気船」は2隻だった)によってその幕を下ろします。
「上喜撰」とは緑茶の銘柄のことで、上等なお茶を4杯飲んだら(カフェインの効果で?)眠れなくなったというのと
突然4杯の蒸気船がやってきて対応に追われて夜も眠れないというのをかけています。

それから約20年後の1872年(明治5年)。
日本の鉄道も「蒸気」によってその幕を開けました。
旧暦(天保暦)の9月12日(グレゴリオ暦の10月14日)、新橋(後の汐留・現在は廃止)~横浜間で正式開業したのが始まりです。
実際にはそれより前の5月17日(グ暦6月12日)に品川~横浜(現在の桜木町)間が仮開業していたそうですが。

新橋~横浜間の所要時間は53分で、表定速度32.8km/h。
当時の感覚からするとそれこそ「あっという間」だったんでしょうね。
何しろ交通機関といえば「かご」や人力車だったんですから。
余談ですが、現在の新橋~桜木町間を京浜東北線だけで移動すると37分かかります。
もっとも途中の停車駅の数が多いですから、単純比較はできませんけどね(^^;


表紙の写真は、日本に最初にやってきた通称「1号蒸気機関車」
鉄道開業にあたっては5形式10両の機関車がイギリスに発注されましたが、
この車両は日本に到着したのが一番早かったのでトップナンバーの「1」が付記されたんだそう。
動輪が2軸のこじんまりとした車体です(^^)


日本の鉄道開業
国鉄150形蒸気機関車
いずれも@Wiki

生きている黒鉄・・・
by sampo_katze | 2009-09-16 19:20 | 博物館・美術館 | Comments(0)