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2019年 09月 05日 ( 1 )
扇形車庫の静態保存機~主に旅客列車をけん引していた機関車たち
京都鉄道博物館に行こう!編・第10回


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「お召列車けん引104回の名機」


「京都鉄道博物館」の屋外にある「扇形車庫」
ここに展示されている静態保存機の続きです。
今回は、主に旅客列車をけん引する目的で製造された「蒸気機関車」たちを紹介していきます。


表紙の写真は、大型の幹線旅客列車用「蒸気機関車」として開発された「C51形」です。
製造初年は1919年(大正8年)で、当時は「18900形」という名称でした。
その後、1928年(昭和3年)までに289両が製造されています。
名称が「C51形」に変わったのは製造最終年の1928年6月のこと。
この年の製造数が8両だったことから、当初から「C51形」として登場したのは相当レアだったでしょう。

最高運転速度を100km/hとすべく、動輪に直径1,750mmという大形のものを採用。
これは当時の「狭軌用蒸気機関車」としては世界最大のものだったそう。
ですが、このサイズはその後登場した大型旅客機に継承されていきました。

ここにいる239号機は、1927年(昭和2年)に製造されたもの。
「お召列車」けん引の専用機に指定され、翌年の11月から1953年(同28年)5月まで担当。
その期間は25年、回数は104回にも上りました。
この回数は専用機としては最大級なんだそう。
そんな背景があってか、1962年(同37年)10月に廃車になるものの解体を免れます。
そして保存先の「新潟鉄道学園」で、「ボイラー」を切開した状態で教習用として展示されていたそう。
1972年(同47年)の「梅小路蒸気機関車館」開館に合わせて再整備され、現在に至ります。

「お召列車の専用指定機 C51形239号機  準鉄道記念物
 製造年:1927(昭和2)年   製造所:汽車製造
 全長:19.99m  自重:113.7t  動輪直径:1,750mm
 軸配置:2C1  最高運転速度:100km/h  総走行距離:不明

 1919(大正8)年から1928(昭和3)年にかけて289両が製造された、大型の旅客用蒸気機関車です。
 1,750mmの大型動輪が初めて採用された機関車で、1930(昭和5)に運転が開始された特急「つばめ」を
 けん引したことでも知られています。本機はお召し列車の専用指定機として104回使用されたのち、
 直江津機関区などに配置され、北信越から東北にかけて活躍しました。
 本形式は「シゴイチ」の愛称で親しまれています。」







旅客けん引機はやや細身・・・
by sampo_katze | 2019-09-05 21:00 | 博物館・美術館 | Comments(0)