神明
都内ぶらぶら散歩編・第2回。


湯島天神から南へ1km足らずのところに「神田明神」があります。
5年前の2002年2月に湯島から後楽園まで歩いたとき以来の訪問です。
当時アド街ック天国で湯島が紹介されたので、ちょうど梅も咲いてることだしと出かけた記憶があります。
ただ、わたしとしたことが放映のすぐ翌日に出かけたものだからかなりの混みようでした(^^;
それはさておき。


神田明神とはこれまた通称で、正式には「神田神社」といいます。
神田・日本橋・秋葉原・大手町・丸の内・旧神田市場・築地魚市場など108か町会の総氏神で、
祭神は一ノ宮の大己貴命(だいこくさま)、二ノ宮の少彦名命(えびすさま)、三ノ宮の平将門神(まさかどさま)の3柱です。
元々は天平2年(730年)に出雲系の氏族がだいこくさまを祀ったのが始まりとされているようです。

三ノ宮の将門公は承平5年(935年)「承平天慶の乱」(平将門の乱とも)で討ち死にされ、その首は最終的にここの近くに葬られました。
その後嘉元年間(1303年 - 1306年)に疫病が流行したり、将門塚周辺で天変地異が頻繁に起こるなどしました。
これが将門公の祟りであるして供養され、延慶2年(1309年)に合祀されました。
この時点で祭神はだいこくさまと将門公の2柱になったわけです。

そして江戸時代に入り、家光の代(1623~1651年)には「朝敵」の汚名もそそがれたのですが、
明治7年に明治天皇が行幸されるにあたり、再び朝敵であると見なされ祭神から外されてしまいました。
代わりに勧請されたのが二ノ宮のえびすさまです。
その後は長らく将門神社に遷座されていましたが昭和59年(1984年)に再び祭神に復帰、現在の3柱の祭神となりました。

それにしても、歴史上の人物でこれほど評価が二転三転するというのもめずらしいですね。
これでは将門公も浮かばれないのでは、なんて思ってしまいます。


江戸総鎮守 神田明神
神田明神@ウィキペディア
平将門@ウィキペディア

色鮮やかな社と彫刻☆
# by sampo_katze | 2007-11-06 20:15 | 散歩 | Comments(10)
湯天
都内ぶらぶら散歩編・第1回。


東京メトロに相互乗り入れしている東武、小田急、東急では
乗車駅から接続駅までの往復+東京メトロ全線乗り放題のオトクなキップを取り扱っています。
都内をあちこち移動するのであればこれ1枚で事足りるので重宝しています。
というわけで、今回は「東京メトロパス」を活用して都内ぶらぶら散歩をしてみました。
まずは湯島天神を訪ねてみます。


湯島天神というのは通称であり、正式には「湯島天満宮」といいます。
これも平成12年(2000年)3月31日に改名されたもので、それまでは「湯島神社」と呼ばれていました。

「天神」の通称からもお分かりかと思いますが、御祭神は菅原道真公です。
と言いたいところですが、実は天之手力男命(あめのたぢからをのみこと)のほうが歴史としては古いんですね。

元々は雄略天皇2年(458年)に天之手力男命を祀る神社として創建されました。
その後、正平十年(1355年)に湯島の郷民が見た夢(霊夢)によって道真公が勧請されたのだそうです。
ですから、祭神は天之手力男命と道真公の二柱の神様ということになるわけですね。

ちなみに天之手力男命は力の神、スポーツの神として信仰されているとのこと。
岩戸隠れのときに顔をのぞかせた天照大神を岩戸から引きずり出したのがこの神様だったそうです。
道真公は学問の神様ですから、湯島は文武両道のご利益がある神社なんですね!

では、なぜ道真公だけが祭神として認識されているのか。
これは神話の中だけに登場する神様より、歴史上実在して神格化された人物のほうが親しみやすかったからではないかと思います(^^ゞ
(あくまで個人的な考えですが)


湯島天神公式サイト

天神様へお参りに・・・
# by sampo_katze | 2007-11-04 21:50 | 散歩 | Comments(0)
大師
鶴見・川崎散歩編・最終回。


去年の夏、西新井大師を訪ねたあと(記事はこちら☆)
今度は川崎大師に行ってみよう、ついでに鶴見線にも乗ってみよう♪って考えていました。
西新井、佐野の両大師は訪ねたことがあったんですが、川崎は一度もなかったものですから。
でも、どこをどう間違ったか延び延びになっていました(^^ゞ
今回、鶴見線探訪をするのであわせて訪ねてみることになったわけで。


一般に「川崎大師」の呼び名で知られるこのお寺。
正式には「平間寺」(へいけんじ)、山号・院号もあわせると「金剛山 金乗員 平間寺」といいます。
高尾山薬王院、成田山新勝寺とともに関東三本山に数えられています。
また関東三大師の筆頭にあたり、初詣客の多さは全国でもトップクラス(2006年3位)です。

川崎大師

関東の三大師のひとつ・・・
# by sampo_katze | 2007-11-02 19:30 | 散歩 | Comments(4)
浜川
鶴見・川崎散歩編・第4回。


鶴見線は京浜工業地帯を主に走る路線のため、平日の朝夕の通勤時間帯は本数が多いですが
そのほかの時間帯はかなり少なくなります。
安善駅から大川駅に分岐する支線は特に少なく、平日でも11往復で休日は3往復しかありません。
終日9時から16時の間は運行する電車がないため「お昼寝電車」などと呼ばれることも。

そんなわけで、駅周辺を歩いて戻ってきてもしばらく電車が来ないってことがあるわけなんです。
だからある程度時間を気にして歩かないといけないんですよね。

もっとも、駅間距離はそんなに長くないので歩こうと思えば歩けないことはないですし、
大川・扇町付近からは川崎方面へのバスが頻繁に出ていますから。
実際、こちら方面の工場に行かれる方はほとんどがバスを利用するので、電車の乗車率はあまり高くないようです。

鶴見線を「歩く」・・・
# by sampo_katze | 2007-10-31 20:15 | ローカル線 | Comments(4)
海芝
鶴見・川崎散歩編・第3回。


鶴見線には一風変わった駅があります。
今回紹介する「海芝浦」駅です。

この駅には改札口がありません。
Suicaをタッチするところはありますが。
改札口がないということは・・・駅に着いても、駅の外に出られない??
Σ(='□'=)ウッソー!?



実はこの駅、東芝京浜事業所の中にある駅なんです。
厳密にはそのひとつ手前の「新芝浦駅」を出てすぐのところから、東芝の敷地内になっちゃうんですが。
そのため、ホームの先にある建物(東芝の守衛所・決して駅舎ではありません)から先は東芝関係者以外は出ることができないんですね。

鶴見線の「浅野駅」から分岐して海芝浦に至る線路は、もともとは東芝(当時は芝浦製作所)の専用線路でした。
これを1932年に鶴見臨海鉄道(当時)が買収、1940年に新芝浦~海芝浦間が延伸され現在に至ります。


こんな駅ですが「関東の駅百選」に選ばれています。
「降りたくても降りられない変な駅だから?」
いえいえ、そんな理由ではありませんよ~(^-^;

まぁ、とにかく行ってみましょ☆

海まで徒歩3秒☆
# by sampo_katze | 2007-10-29 20:00 | ローカル線 | Comments(8)
国道
鶴見・川崎散歩編・第2回。


鶴見線の始発駅、鶴見駅から1つ目の駅が今回紹介する「国道駅」です。
開業は1930年と古く、無人駅となったのも1971年とかなり早いちょっと特殊な駅です。
もっとも同時に無人化されたのは、鶴見駅をのぞいた鶴見線全駅がそうなんけどね(^^;

この鶴見線、もともと地名が存在しなかった埋立地に開業したこともあって
地主や実業家たちの名前から取ったり、近くにあった工場などのランドーマークから取った駅名がほとんどなんだそうです。
「国道駅」も例外ではなく、開業当時に国道1号線(現在の15号線・第1京浜)が線路と交差していたことからつけられました。
さらに変わったところでは「海水浴前」(1941年廃止)や「石油」(後の浜安善駅、1986年廃止)なども。

「海水浴前」駅はかつては「扇島海水浴場」最寄り駅だったそうです。
ひと夏20万人(!)の人出があったというから、相当な賑わいだったのでしょうね。
今はすっかり工業地帯となってしまっているので、その面影はまったくありませんが。


鶴見線@ウィキペディア
かわさき区の宝物シート(PDF)

昭和の雰囲気を残す駅・・・
# by sampo_katze | 2007-10-27 16:30 | ローカル線 | Comments(8)
凸凹
鶴見・川崎散歩編・第1回。


9月の中頃のお話です。
ブログ仲間のOpさんの記事(こちら☆)で、中目黒のガード下のことが書かれていました。
これを見て「そういえば鶴見線に国道駅ってのがあったなぁ」というのを思い出しました。

この鶴見線、首都圏ではチョコレート色をした木造(!)の旧型車両が走っていた最後の路線です。
わたしもいつだったかは忘れましたが、浅野~海芝浦間を往復したときに乗った記憶があります。

そんなわけで、9月半ばの週末に鶴見線をたずねてみました。
シリーズ後半では関東の三大師・川崎大師にも寄ってみます。


今回は鶴見駅から国道駅手前までの様子をお届けします。
日本一渡るのが大変な踏切(?)も登場します(^^)

まずは鶴見エリアをぶらぶら・・・
# by sampo_katze | 2007-10-25 20:00 | 散歩 | Comments(12)
父子
掛川花鳥園編・最終回。


今回、帰りに掛川に立ち寄った最大の理由。
それは「アフリカレンカクのヒナ誕生」でした。
花鳥園のHPに「☆最近の園内の様子」というコーナーがあるんですが、そこではじめて知ったんですね。
本当なら8月の連休中に一度訪ねたかったんですが、なかなか都合がつかなくて(^^;

このアフリカレンカク、子育てをするのはオスだけ。
メスはというと卵を産んだらそれっきりです。
しかもさらに卵を産もうとするため、すでに生まれているヒナを殺してしまうこともあるんだそうです。
そのため、オスはヒナに近づいてくるメスを追い払います。

ただ、わたしが訪ねたときは父子3羽だけがスイレンプールにいました。
ではメスはどこに行ったのかと思ったら、別エリア(水鳥のプール)のほうにいました。
スタッフがレンカク一家の安全を考えての処置なんでしょうね。
大所帯のクロエリセイタカシギショウジョウトキなどと一緒に仲良く過ごしていました(^^)


掛川花鳥園

待望のヒナ誕生☆
# by sampo_katze | 2007-10-20 21:20 | 花鳥園 | Comments(8)
鷹匠
掛川花鳥園編・第5回。


「鳥類の中で一番好きなのはなんですか?」

こう聞かれたら、わたしなら迷わず「フクロウ!」って答えるでしょう。
大きな目、鋭いクチバシ、力強い足。
この特徴だけならタカやワシ、ハヤブサなんかも入ってきますね。

でも、体の割りに大きな頭でずんぐりむっくりな体形はかわいいと思うし
表情(ってもそんなにないけど・^^;)もどこかヒトっぽいので親しみやすいですから(^^)


さて、掛川では1日2回のファルコンショーが屋外(雨天の場合は室内)で行われます。
ベンガルワシミミズク、タカの飛翔やハヤブサの狩りの調教などが見られるんです。
従来の室内でも見ごたえがありましたが、屋外だと飛翔距離が長くなるので楽しいですよ☆

ファルコンショーは迫力満点☆
# by sampo_katze | 2007-10-18 20:30 | 花鳥園 | Comments(8)
首長
掛川花鳥園編・第4回。


前回とはうってかわって、今回は大柄な鳥さんの登場です。

花鳥園にいる鳥たちの大部分はインコのような小鳥なんですが
一部のエリアにはクジャクフラミンゴエミューといった大型の鳥も存在します。
もちろん、これらの鳥たちとも目の前でふれあったりエサをあげたりもできるんです。

ただし、エミューが相手のばあいは要注意!
エサを持ってることがわかると
「エサよこせ~!」
とばかりにしつこくついて回ってきます。
しかも体が大きい上に力も強いので、小さな子には特に危険かも・・・(汗)

※わたしは体験してませんが、傍から見ていてそんな感じがしました(^^;
 「見せないようにしてください」と注意書きがあるので、それに従えば大丈夫でしょう・・・きっと。


そのエミューですが、撮るとなるとこれがすごく難しいですね~。
飛べない代わりに足が発達してるから、ちょこまか動きまくるし毛づくろい始めたら止まらないし。
結局まともなのが撮れずじまいだったので、今回は写真がありません・・・シクシク(TへT;

スタイル抜群の美鳥たち☆
# by sampo_katze | 2007-10-16 21:30 | 花鳥園 | Comments(10)